その他の悪者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 11:47 UTC 版)
ギャングリーン・ギャング(The Gangreen Gang) 緑色の体をした、5人組の不良少年集団。アートロ、ビリー、スネークがアダ名を使っているのに対し、エースとグラバーは本名を使っている。一人称は5人とも「オレ」。タウンズヴィルの街外れの巨大なゴミ捨て場をねぐらにしている。 エース曰く「5人とも学校には一度も行ったことがない」とのことで、一度ガールズの幼稚園に通って悪さを働いたこともあるが、ガールズのドッジボールで叩きのめされた。 劇場版では、序盤でファジー同様ガールズ誕生以前からタウンズヴィルで暴れまわる悪者として登場し、買い物帰りのユートニウム博士を襲った。中盤ではパワーを使わずに歩いて家に帰ろうとして道に迷い、街を彷徨っている最中に雨に降られて雨宿りしようとしたガールズに襲い掛かるが、モジョが投げつけたごみ箱のフタで全員倒された。終盤では老婆相手に強盗を働いたが、ガールズに倒され刑務所に入れられた。なお、エース以外の4人は笑い声以外の台詞がない。 前述した『Whoopass Stew』から登場しており、悪者達の中では後述するアメーバ・ボーイズと並んで最も古くから登場するキャラクターである。エース(Ace) 声 - 鈴木勝美(UG版)→園岡新太郎 / ジェフ・ベネット ギャングリーン・ギャングのリーダー。サングラスをかけた長髪の男。フルネームは「エース・D」(Ace D)。 バターカップの初恋の相手。回りくどい喋り方が多く、都合が悪くなると笑ってごまかす癖がある。一度ガールズのパワーによって氷の息を吐けるようになった事がある(その際地肌も水色に変色した)。リトル・アートロ(Little Arturo) 声 - 岡田貴之(UG版)→高乃麗 / トム・ケニー 本名は「アートロ・ド・ラジェラー」(Arturo de la Guerra)(父の名は「マッチョ・アートロ」(macho Arturo))。父から貰った櫛が宝物。 若干呂律が回らない喋り方が多く、小柄な体型を活かして狭い場所に入ったり、素早い動きを得意とする。一度ガールズのパワーによってさらに素早くなった事がある。ビッグ・ビリー(Big Billy) 声 - 中田雅之(UG版)→西凛太朗 / ジェフ・ベネット 本名は「ウィリアム・W・ウィリアムズ」(William W. Williams)。 のんびり屋な性格で、怪力の持ち主である巨漢。実は一つ目。バブルス同様、ぬいぐるみや可愛いものには目がない。電車に轢かれそうになったところをガールズに救われ、恩返しに手伝いをしたこともある。一度ガールズのパワーによって岩に変身できるようになった事がある。スネーク(Snake) 声 - 山本尚弘(UG版)→佐藤晴男 / トム・ケニー 本名は「サンフォード・D・イングル・ベディ」(Sanford D. Ingleberry)。 その名の通り、蛇のような風貌で「〜ッス」が口癖。帽子を被っている。基本的にすり足で歩くが、足を上げて走ることもある。ギャングリーン・ギャングの中では一番マヌケで、度々余計なことを言ってはいつもエースに殴られる。一度ガールズのパワーによって体が伸縮自在になった事がある。グラバー(Grubber) 声 - 不明(UG版)→西原純 / ジェフ・ベネット フルネームは「グラバー・J・グラバッシュ」(Grubber J. Gribberish)。 眼球が飛び出しているゾンビ風の男。普段は唾を噴きつけるような音を発するのみでしゃべらないため、エースが通訳する。声色を変えていたずら電話したり、姿勢を変えることで別人に変身したりできる。一度ガールズのパワーによってゲップによる超音波攻撃ができるようになった事がある。 アメーバ・ボーイズ(The Amoeba Boys) 立派な犯罪者になろうと頑張るアメーバの3人組だが、いつも失敗ばかりで犯罪者になることができないため、ガールズやタウンズヴィルの市民からはあまり相手にされていない。しかし病原菌をふりまいたり分裂したりと、本人らが意図しないうちにとんでもない悪事を働くこともある。ガールズの誕生日にブードゥーの呪いの人形を贈りつけたこともあるが、ガールズが呪いの人形の使い方を知らなかった為、結局失敗に終わっている。一人称は三人とも「オレ」。 前述した『Whoopass Stew』から登場しており、悪者達の中では最も古くから登場するキャラクターである。ただし本編と異なり市民から恐れられる凶悪な犯罪者となっており、作中では銀行強盗を行っている。ボス(Bossman) 声 - 山崎たくみ(UG版)→松山鷹志 / チャック・マッキャン 三人のボスで大きさは中くらい。自分たちで犯罪を起こそうとするが、なかなかうまくいかないことを悩みにする。ジュニア(Jr.) 声 - 岡田貴之(UG版)→園岡新太郎 / チャック・マッキャン 一番背が低い。ボスが最後に言った台詞を真似する癖がある。体が小さい割に甲高い声で話すのが特徴。口からバスケットボールやガム等、あらゆる物が出てくる。スキニー(Skinny) 声 - 山本尚弘(UG版)→佐藤晴男 / チャック・マッキャン 一番背が高く少し痩せ型。ギャングリーン・ギャングのスネーク同様マヌケ。 セデューサ(Sedusa) 声 - 佐藤ゆうこ(UG版)→日下由美 / ロリ・アラン、ジェニファー・ヘイル、オードリー・ワシレフスキー 髪の毛を自在に操る悪女。一人称は「私」。変装が得意で、ミス・グッドレディー(Ms. Goodlady)と名乗って博士を誘惑したり、ミス・ベラムになりすまし市長を誘惑したりした。
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