その他のシステムの変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 03:38 UTC 版)
「機動戦士ガンダム 新ギレンの野望」の記事における「その他のシステムの変更点」の解説
スタック ギレンの野望では複数のユニットを1つのヘクス(六角形のマス目)に一緒に配置することができ、これをスタックと呼ぶ。前作までは最大3ユニットがスタック可能だったが、本作では最大6ユニットのスタックが可能になった。ただし、前作までは量産機は1ユニットで3〜5機編成のものもあったが、本作では専用機・量産機の区別なく1ユニットは1機になった。また、本作はモビルアーマーもスタック可能になった。これにより「シャア専用ゲルググとエルメスのチーム」のような原作を再現したチームも編成可能になった。 ユニットのサイズによってスタック数が変わる。なお、MSをサブフライトシステム(SFS)に乗せた場合、2ユニット分として計算される。 ユニットサイズS…標準的なユニットで最大6機スタック可能。ガンダムやザクなどのMSやドップなどの航空機、61戦車など。 ユニットサイズM…2ユニット分を占有する大き目のユニット。νガンダム、サザビーなどの大型MS、デプロッグなどの大型爆撃機。 ユニットサイズL…3ユニット分を占有する大型のユニット。ビグ・ザム、デンドロビウム、α・アジールなどの大型MA。 ユニットサイズH…スタック不能。ホワイトベースやムサイなどの艦船。 生産数の制限 本作ではユニットごとに生産できる数の上限が決まっている。例えばガンダムは1機、ガンキャノンは12機、ガンタンクは15機、ジムは70機まで…という具合。強力な試作機や専用機のようなユニットは上限が少なく、量産機は上限が多いため、強力なユニットだけを多数作るということはできなくなった。ただし、そのユニットが撃墜されれば再度上限まで生産することはできる。また、後述する開発の「兵器改良」で「生産性向上」を行うことで、ユニットの性能を低下させる代わりに生産数の上限を増やすことができる。 諜報システムの変更 前作までは「諜報部予算投入」コマンドで諜報レベルを上昇させるとそれに応じて自動的に効果があるシステムだった。 本作では諜報コマンド内にいくつかのサブメニューが新設され、任意の諜報行動が取れるように変更された。 諜報能力は「予算投入」コマンドで資金1000と引き換えに+20される他、毎ターンごとに+10される。その諜報能力を使用することで様々な効果を得られる。ただし、いずれも敵の警戒レベルが上昇してしまい、次回の成功率が下がる。警戒レベルはターン数の経過で低下する。敵軍調査…諜報能力を15使用。敵軍の情報を獲得する。 敵地潜入…諜報能力を30使用。敵地に潜入して敵の軍事技術情報を盗み出し、自軍の敵性技術EXPを上昇させる。 破壊工作…諜報能力を40使用。敵の特別拠点を破壊することで、敵拠点の防衛レベルを低下させる。 裏取引…諜報能力を50使用。敵の内通者から敵兵器を購入する。警戒レベルが低い程良質なラインナップになりやすく、稀に開発プラン(設計図)が候補に入る。 改造システムの変更 今作は『アクシズの脅威』のような、ザクIIをザクキャノンにしたり、サラミスをサラミス改にしたりといった別機種への改造はできなくなった。 『ジオン独立戦争記』のように改造段階によって能力値を上昇させることができるようになった。パイロット・司令官シナリオでは「改造」として選択した機体のみ15段階まで可能。総帥とテム・レイシナリオでは「兵器改良」として、今後生産される兵器全てに適用され、最大9段階までという違いがある。出力強化…攻撃力が上昇する代わりにEN消費も増える。 装甲強化…耐久力が上昇する代わりに運動性、移動力が低下する。 推力強化…運動性、移動力が上昇する代わりに攻撃力が低下する。 燃料増加…ENの最大値が上昇する。 生産性向上…生産コストを安くする代わりに、全ての能力値を低下させる。総帥シナリオの「兵器改良」のみ可能。
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