あぐり美容院 → 光美堂の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:17 UTC 版)
「あぐり」の記事における「あぐり美容院 → 光美堂の関係者」の解説
中野(大久保)辰子(なかの(おおくぼ)たつこ) 演 - 鈴木砂羽 チェリーの弟子。部屋は、あぐり・千代子と同じ。色々と忠告してくれるが人並みに噂話などもする。あぐりが弟子になったことでチェリーの付き人から卒業する。 チェリーからの「開店祝い」であぐり美容院に移籍して以降、主任として働く。 あぐりとは違ってしっかり者故、マイペースぶりに呆れることも多い。とめ・沢子の採用には、当初、反対の立場を取っていた。 結婚し、昭和18年、妊娠中に南方で夫が戦死する悲劇に見舞われる。その後は子供が産まれるが、戦局の悪化に伴い夫の実家先へ移る。 戦後、あぐりが開店した光美堂には加わらなかったが、淳之介が初めて芥川賞候補になった時はあぐり宅を訪れており、交流は続いている。 太田 とめ(おおた とめ) 演 - 細川ふみえ あぐりの最初の弟子。山梨出身。6年前、家出して父に追いかけられてあぐり美容院に駆け込んだことがきっかけで美容師に興味を持ち、そのまま弟子入りした。辰子より2つ年上。 仕事は丁寧で覚えは良く、家事も一通りこなすが、時間がかかり過ぎるのが欠点。のんびりした発言が多い反面、人を和ませるため、すぐあぐりが気に入る。 空襲で焼け出されたあぐりらを連れて実家に疎開するが、姉のあさ子との対立に悩む。戦後は幼馴染みの富士夫と結婚・妊娠し、実家が経営するブドウ農園を手伝う。 戦後、あぐりが開店した光美堂には加わらなかったが、淳之介が初めて芥川賞候補になった時は、あぐり宅を久々に訪れる。 本谷(太田)富士夫 (ふじお) 演 - 小西博之 とめの幼馴染。初登場時は40歳くらい。 妻に先立たれ、独りで3人の子どもを育てている。その中の息子の太郎が、意地悪をされた理恵をかばい、和子にとっても味方になってくれた。 とめに好意を抱いており、戻ってきたとめと疎開してきたあぐりらの面倒も見た。無事、とめと結婚しとめとの間にも子を儲ける。 安田(木村)沢子(やすだ(きむら)さわこ) 演 - 三浦理恵子 あぐりの弟子。静岡出身。弟子入り時は未成年で病気の父と姉がいた。特技はマッサージ。 元々は盗みの常習犯で有名人のところに偽名を使って「弟子入り」しては盗みを繰り返していた。美容院でも盗みを働くも、あぐりが被害届を出さずに庇って髪を切ってあげたことにより改心し、改めて弟子入り。盗みの被害に遭った鈴音らは猛反対するも、世津子が彼女の意志を認め、弟子入りを後押しした(あぐりの前に現れたのはとめより早いが、一度警察に捕まった後、とめの弟子入り後で正式に弟子入りしたため、二番弟子扱い)。 軍人と相思相愛となるが出征することとなり結婚、その後戦争未亡人となり、戦後あぐりが開店した光美堂にいち早く復帰し、主任として活躍。後輩の千花のことで頭を痛めていた。 最終話では、光美堂を辞めるあぐりから本店を任される。 木村 県一 演 - 尾崎英二郎 沢子の恋人。 召集を前にプロポーズをするかどうか迷っていたが、美容院が取り壊される直前にプロポーズをし、結婚式を挙げて沢子を自分の実家に疎開させるも、自身は戦死した。 生田 千花(いくた ちはな) 演 - 麻生かおり あぐりの弟子。終戦直後に弟子入り(お客様の血縁で、たっての頼みで弟子入り)。 自身が提案(あるいは考案)した髪型をあぐりや客に評価される等、美容師としてのセンスはあるが、民主主義を勘違いしている節があり、弟子入り直後は新人の仕事である雑用を拒もうとした事を始め、様々な騒動を起こした。 その後は修行を積み、光美堂が名古屋支店を出した際には店を任される。 佐藤 弘子(さとう ひろこ) 演 - 沢村亜津佐 千花の後に入った弟子。 経理課長 演 - 高村尚枝 あぐりが沢田の後押しで始めた美容院のチェーン店光美堂(こうびどう。光代と美佐から一字ずつ取った)の経理課長。
※この「あぐり美容院 → 光美堂の関係者」の解説は、「あぐり」の解説の一部です。
「あぐり美容院 → 光美堂の関係者」を含む「あぐり」の記事については、「あぐり」の概要を参照ください。
- あぐり美容院 → 光美堂の関係者のページへのリンク