『GUNDAM CENTURY』の発表と『コミックボンボン』の創刊とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 『GUNDAM CENTURY』の発表と『コミックボンボン』の創刊の意味・解説 

『GUNDAM CENTURY』の発表と『コミックボンボン』の創刊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/06 07:16 UTC 版)

モビルスーツバリエーション」の記事における「『GUNDAM CENTURY』の発表と『コミックボンボン』の創刊」の解説

一方みのり書房からは『機動戦士ガンダム』SF的・ミリタリー的な視点から見た初めての資料集月刊OUT8月号別冊宇宙翔ける戦士達 GUNDAM CENTURY』(1981年9月)が発売された。本書には、「ミノフスキー粒子」の関連用語や、「ブリティッシュ作戦」「流体パルスシステム」「AMBACシステム」といった用語、ゲルググギャン競合関係、そしてZEONICなどの兵器メーカーなどの裏設定等、後に幾つかサンライズオフィシャル設定となる記述多数見受けられるが、その中にザクIIのバリエーションに関する設定もあった(ザクIIという名称を作ったも本書である)。なお、この時点両者接点は無いものの、前述の「ザクバリエーション」を意識したものではないかとする説もある。また、黒い三連星搭乗したとされる高機動型ザクII(MS-06R)」が設定されたことも、後に非常に大き影響与えたまた、ガンプラブームにより、徳間書店の『テレビランド』などをはじめとする各社各誌各書籍でも模型作例次々発表されていたが、中でもホビージャパン社の雑誌ホビージャパン」では、小田雅弘高橋昌也川口克己といった、模型サークルストリーム・ベース」に所属する3人のモデラー中心に人気博していた。当時ホビージャパン編集部講談社良好な関係にあったため、『HOW TO BUILD GUNDAM』(ホビージャパン1981年7月誌上にて「ストリームベース」が大河原の「ザクバリエーション」を模型として立体化さらには別冊HOW TO BUILD GUNDAM 2』(1982年5月)でも「黒い三連星仕様ザク06R」「ジム・キャノン」「ゲルググキャノン」などの「ストリームベース」による模型作品発表された。なお、「モビルスーツバリエーション」という言葉初め登場したのは、『HOW TO BUILD GUNDAM』の巻頭カラーページに掲載されモビルスーツ模型作例群のタイトルである。 その後氷川竜介都合により現場離れるが、安井代わりにストリーム・ベース」の3人と交流持ち安井中心にクラフト団」が誕生。『テレビマガジン』(講談社)でも模型発表するようになり、別冊SFプラモマガジン』が発売されるいたった。『SFプラモマガジン』1巻では、『GUNDAM CENTURY』で設定された「MS-06R 高機動型ザクII」の画稿大河原によって書き下ろされ、『GUNDAM CENTURY』の記述元に小田雅弘設定作り大河原デザイン起こすという後の「MSV」への基礎できあがった1981年11月講談社雑誌コミックボンボン』が創刊するとこの流れはさらに加速創刊号から毎号、『SFプラモマガジン』と同じようテレビ登場しないオリジナルモビルスーツのイラスト大河原描き下ろし、「ストリーム・ベース」の3人を中心とするモデラー立体化するという企画が行われた。これは『GUNDAM CENTURY』にて、多数の「ザクIIバリエーション」が設定されていた事も大きく影響していた(ただし、この時点では『機動戦士ガンダム』だけではなく『太陽の牙ダグラム』『戦闘メカ ザブングル』なども平行して連載されており、この中で『機動戦士ガンダム』地球連邦『太陽の牙ダグラム』地球連邦同一組織であるという展開が行われていたり、『無敵ロボ トライダーG7』などもミリタリー調にリデザインされたイラスト描かれたりしているなど、まだ雑誌上の単なる遊びの域を抜けていなかった)。1982年1月には『プラモ狂四郎』連載始まり漫画内にそれまでに培われた「ザクバリエーション」も登場。さらにオリジナルモビルスーツ「パーフェクトガンダム」の登場により、人気ピーク達した。『コミックボンボン』には、ほかにも、『MSVシリーズ内で設定されエースパイロット描いた漫画エースパイロット列伝』もあり、これは後に漫画機動戦士ガンダム MS戦記』(1984年11月号 - 1985年2月号に掲載)に発展した

※この「『GUNDAM CENTURY』の発表と『コミックボンボン』の創刊」の解説は、「モビルスーツバリエーション」の解説の一部です。
「『GUNDAM CENTURY』の発表と『コミックボンボン』の創刊」を含む「モビルスーツバリエーション」の記事については、「モビルスーツバリエーション」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「『GUNDAM CENTURY』の発表と『コミックボンボン』の創刊」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「『GUNDAM CENTURY』の発表と『コミックボンボン』の創刊」の関連用語

『GUNDAM CENTURY』の発表と『コミックボンボン』の創刊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



『GUNDAM CENTURY』の発表と『コミックボンボン』の創刊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのモビルスーツバリエーション (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS