『ウルトラマンA』の出演と降板とは? わかりやすく解説

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『ウルトラマンA』の出演と降板

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 09:39 UTC 版)

星光子」の記事における「『ウルトラマンA』の出演と降板」の解説

北斗星司隊員高峰圭二とともに『ウルトラマンA』主役1人であった南夕子隊員役には、当初関かおり決まっていた。しかし、関が舞台事故により骨折しクランクイン直後降板急遽オーディションが行われ、当時堤光子名乗っていた星が配役された。番組は関の骨折前に第2話までの撮影は殆ど撮り終えていて、第2話までの南隊員登場シーン部分を星の演技改め撮り直した。 星光子という芸名円谷プロからの求めにより名付けられとのことである。円谷プロ側の意向による『ウルトラマンA』話題作り役作りのため、山野愛子デザインオカッパ伸ばしたような髪型通称夕子カット」)に変えた制作スタッフによると、星は衣裳隠されたりヘルメット投げつけられるなどの苛め受けていたと噂されていた。 第28話をもって主役降板する。星が2004年から2005年にかけて語ったところによると、この降板脚本渡されるまで全く知らされることはなく、脚本読み終えて困惑したとのことである。当初から『ウルトラマンA』番組制作に対して違和感覚えていたが、南夕子演じ切ることを目標にしていた星は、第28話でも受け入れざるを得ない状況におかれた。その際監督申し出て自らの演技通したが、同時に「なぜ私が降板することが番組テコ入れなのか?」と悩んだ後、「誰にも会わずそのまま現場から帰った」という状態になり、『ウルトラマンA』番組へのわだかまり生じていたとの述懐をしている。そのため、30年長きにわたり南夕子演じていた経歴は殆どふりかえられることはなかった。 星光子南夕子演じていた女優として、再び公の場現れるのは、2004年デジタルウルトラプロジェクトによる『ウルトラマンA』DVD制作きっかけである。今日に至るまでに当時スタッフとの再会『ウルトラマンA』ファンによる南夕子への根強い支持等を通して、今では『自身大切な演歴』と語っている。 2006年公開『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』では、『ウルトラマンA』回想シーン当時撮影分)およびエンドロールのボーナスフィルムに友情出演した他、同じく友情出演した桜井浩子ひし美ゆり子と3人で映画宣伝イベントにも多数参加した。 さらに2007年2月放送TV版メビウス』第44話に南夕子役で出演映画友情出演した中でTV版にも出演したのは彼女のみである)、北斗との再会果たしている。また、出演時に記念として新造ウルトラリング贈られ感激したそうである。2008年公開大決戦!超ウルトラ8兄弟』では北斗星司南夕子夫婦という設定登場した二人の間の娘役で星の娘の紫子出演している。 2009年3月11日に娘の紫子ブログで「(南隊員役を降ろさせたのは)やはり魔物仕業だったと言う事なのでしょう視聴率と言う名の魔物。」と、南隊員役を降板させた原因示唆するコメント残しており、最後は「(降板知らされて)悲しかったのは私だけではなかったのです。私はこの事を生涯の宝として大切にしていきたい思ってます。」とコメントしている。 2014年において、降板主役2人体制制作難しさからのもので、星には全くの非がなかったことが円谷プロからの返答でわかり、共演西恵子再会した

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