「第二夜」のメンバー
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原作「第二夜」(漫画版の「第弐章」)の登場人物たち。 下記メンバーはリンク先を参照 伊勢 高広 柊 留美子 浦西 翔太 森崎 明日香 相島 美雪(あいしま みゆき) 女性。「第二夜」の主人公であり語り手。明日香の友人。地味で目立たない自分に劣等感を抱いている。引っ込み思案な性格で明日香以外の友人が1人もおらず、家庭でも落ちこぼれ扱いされ孤立し孤独だったが、カラダ探しを通じて友人を得、不仲だった家族との絆も取り戻していくが、カラダ探しが進行していくことによって伴う「呪い」によって不幸な境遇へと巻き込まれていく。翔太に負けず劣らずの頭脳派で行動力に長けている。地味且つ内気でありながら、非常に勇敢な一面も持ち合わせている。過去から繰り返されてきた「カラダ探し」そのものを終わらせるという決意を抱くようになり、その決断が「第三夜」「最終夜」の結末に影響を与えることになる。 最後の戦いでは、「赤い人」との交渉を試みて命を落とす。その後「第三夜」の世界に転生し、「頼まれた側」として登場。実は家が近所であった浦西 翔太と交際している。 シリーズの結末において、原作では明日香の認識する世界から消失する。漫画版では復活し、今までの記憶を失い以前のような不仲な家族に戻りつつも、それでも絆を少しずつ取り戻し良好になった。 袴田 武司(はかまだ たけし) 声 - 白井悠介(ボイスドラマ) 男性。言葉も態度も非常に乱暴な不良生徒で、高広とは犬猿の仲。カラダ探しには非協力的。あゆみという名の妹がおり、溺愛している模様。カラダ探しが進行していくに伴って「呪い」によって悪化していく妹の病気を食い止めるため、真意を隠したまま他のメンバーと対立する。 「最終夜」でも、「頼まれた側」として登場。「第二夜」で妹のあゆみを救うことができなかったことから、生きる気力を喪失している。当初は無抵抗で殺されるだけであったが、伊勢 高広の懇願で復活する。 最後の戦いでは留美子と行動を共にするものの死亡する。シリーズの結末において、原作では留美子の認識する世界では生存しており、高広や結子との関係が続いている一方、明日香の認識する世界から消失するが、卒業式の日に他の消失した仲間たちと共に一瞬の幻影として現れ、卓也に手を振り返す。漫画版では今までの記憶を失いつつも復活し、相変わらず高広と喧嘩をしているにも関わらず、仲は記憶を失う前より良くなっている。 二見 結子(ふたみ ゆうこ) 女性。武司の交際相手。カラダ探しには非協力的で、他のメンバーに憚ることなく保健室で武司との性行為に耽る。物語半ばで武司と喧嘩別れした演技をして美雪らに協力するが、武司の抱える事情を理解しており、あゆみを救うために裏では武司と連絡を取り続けていた。語尾を伸ばす話し方で頭の悪そうな印象だが、真剣な話し合いの場では話し方が普通になったり、武司との繋がりを隠しつつもメンバーに信頼してもらう為にカラダを探す、最後のカラダの在処を悟られないように振舞う、武司とメンバーが険悪になりそうな場を取り持ったりと、それなりに頭の切れる人物。武司の優しさを誰よりも感受している。 最後の戦いでは生存するが、原作でも漫画版でもカラダ探しの記憶を失う。原作では、留美子の認識する世界では武司との交際を続けていることが語られるが、明日香の認識する世界では記憶を失い武司とも離別する。漫画版では、卒業式で武司と一緒に泣くシーンと笑い合うシーンがあり、以前より良好的になる。
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