おお‐ぎり〔おほ‐〕【大切(り)】
読み方:おおぎり
㋑江戸時代の歌舞伎で、二番目狂言(世話物)の最終幕。幕末以後の歌舞伎では、二番目狂言のあとにつける一幕物。切(きり)狂言。
たい‐せち【大▽切】
たい‐せつ【大切】
読み方:たいせつ
1 もっとも必要であり、重んじられるさま。重要であるさま。「—な条件」「—な書類」
2 丁寧に扱って、大事にするさま。「本を—にする」「命を—にする」
3 急を要するさま。
[派生] たいせつさ[名]
[用法] 大切・大事——「大切な(大事な)会議」「大切に(大事に)している着物」のように、必要で重んずべきさまの意では相通じて用いられる。◇また、「水を大切(大事)に使う」「友情を大切(大事)にする」のように、かけがえのないものとして心を配り、丁寧に扱うさまの意の場合も両語とも使える。◇「おからだを大切に」「どうぞ、お大事に」などは、ともに日常語ではあるが、「大事」のほうがよりくだけた感じがある。◇「任務の大切さを知る」などでは、「大切」が優勢である。◇「大事」には、根本的な事柄の意もある。「国家の大事」「大事を決行する」◇類似の語の「重要」は、物事・事柄の根本・中心にかかわって重んずべきであるさまを表し、「大切」「大事」よりも文章語的である。「歴史上重要な事件」「重要参考人」
大切
大切
「 大切」の例文・使い方・用例・文例
- 正々堂々と戦うことの方が相手を負かすことより大切だ
- 彼の到着がたまたま大切な会議と重なって,彼を出迎えに行けなかった
- 彼女は自分にとって大切なものをすべて失ってしまった
- その指導者は基本の大切さを部員にたたき込もうとした
- 彼は毎日の練習の大切さを強調した
- 友情が大切であることはみんなが知っている
- 愛ほど大切なものはないと私は堅く信じています
- 外国に行ったらその国の慣習に従うことが大切だ
- 人前で率直な意見を述べることができるということが大切だ
- 彼にとってお金が何より大切なのだ
- 大切なのは今ここを生きることだ
- 私にとってお金は大切なものではない
- この国際化の時代に英語を勉強することは大切だ
- 大切なのは皆がお互いに信頼しあうことだ
- 父は私に仕事の大切さを銘記させた
- 私にとって金銭は愛ほど大切ではない
- あなたが幸せなら他に何も大切なものはない
- ボブはよく「お金が一番大切だ」と言っている
- ここでは柔軟性ほど大切なものはない
- 彼は自分の体を大切にしなかった
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