河津桜
かわづざくら (河津桜)
●「ひかんざくら(P. cerasoides var. canpanulata)」と「おおしまざくら(P. speciosa)」との種間交雑種と考えられています。1955年ごろに河津川沿いで発見され、河津町に移植されたことから名付けられました。2月中旬から3月上旬に、「かんざくら(P. x kanzakura cv. Kanzakura)」よりも大きく濃い淡紅色の花を咲かせます。現在では河津町のほか、南伊豆町でも植栽され「みなみざくら(南桜)」とも呼ばれています。果実は、球形の液果で黒紫色に熟し、甘味があります。
●バラ科サクラ属の落葉高木で、学名は Prunus x kanzakura cv.Kawazu-zakura。英名はありません。
カワヅザクラ
(河津桜 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/25 03:26 UTC 版)
カワヅザクラ(河津桜、学名:Cerasus × kanzakura ‘Kawazu-zakura’)は、バラ科サクラ属のサクラ。日本固有種のオオシマザクラ (Cerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba, 1992) とカンヒザクラ (Cerasus campanulata (Maxim.) Masam. & S.Suzuki)の自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラ。
- ^ 河津桜[1] 日本花の会 桜図鑑
- ^ 勝木俊雄『桜』p98 - p100、岩波新書、2015年、ISBN 978-4004315346
- ^ a b c d 河津町観光協会 河津桜まつり
- ^ 河津桜ってなに河津桜まつり情報局
- ^ a b 老木化「河津桜」どうする 植え替えに河川法の壁、新景観を模索静岡新聞、2017/10/5
- ^ “河津町観光協会 かわづ春うららまつり (PDF)”. 2013年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月7日閲覧。
- 1 カワヅザクラとは
- 2 カワヅザクラの概要
- 3 自治体の木
河津桜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 20:26 UTC 版)
岡崎市竜美丘会館裏手(東明大寺町)から竹橋(大西町字渕田)にかけての堤防は、3月になると河津桜でピンク色に染まる。1998年(平成10年)春に幸田町のゴルフ場に咲く河津桜に感激した岡崎市の市民が乙川堤防に植えることを考え、愛知県と市に交渉。植樹の許可は3年弱後に下り、2001年(平成13年)1月、85人の市民が一人2万円を出し合い、800メートルにわたり1本ずつ苗木を植えた。本数は計86本。 この河津桜は徳川家の家紋にちなみ「葵桜(あおいざくら)」と名付けられ、現在多くの客でにぎわう。
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