小松乙女
コマツオトメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/29 04:34 UTC 版)
コマツオトメ(小松乙女)はエドヒガン系の桜の栽培品種。学名はCerasus spachiana ‘Komatsu-otome’。ソメイヨシノと比べて花期はやや早く、花弁は5枚でわずかに小さく、花色はわずかに濃く微淡紅色。上野公園の小松宮彰仁親王銅像の近くに原木があることからの命名である。コマツオトメは上野公園のほかにも半蔵門に所在する国立劇場の前庭に植栽されている。
- ^ “ソメイヨシノの「両親」判明=オオシマザクラとコマツオトメ−遺伝子解析で”. 時事通信. (2007年3月26日). オリジナルの2007年3月29日時点におけるアーカイブ。 2012年4月9日閲覧。
- ^ “PolA1遺伝子解析によるサクラの類縁関係 -ソメイヨシノの起源-”. 日本育種学会第111回講演(公演番号234)p.4.. 日本育種学界 (2007年3月26日). 2011年2月25日閲覧。
- ^ 『ソメイヨシノの起源、“染井村説”有力-千葉大・静岡大などが解析』、日刊工業新聞、2007年3月27日。
- ^ 「母」は北関東のエドヒガンか=ソメイヨシノと葉緑体DNA一致-千葉大、時事通信 2012年5月5日
- ^ DNAからわかったサクラ品種の真実 ―そのほとんどは雑種が起源― 森林総合研究所、2014年6月16日
- ^ Online Resource 5. Inferences, from morphological classification and STRUCTURE analysis, on the origins of Japanese flowering cherry cultivars p.7 最後の行、‘Yedoensis’/染井吉野 (Cer194) 、STRUCTURE analysis (K = 11)、 Tree Genetics & Genomes Volume 10, Issue 3(2014) , pp 477-487、30 Jan. 2014、Supplementary Material (5) 11295_2014_697_MOESM5_ESM.pdf (318KB) なお、pen は、P.(Prunus) pendula f. ascendens(エドヒガン)、jamはP. jamasakura(ヤマザクラ)、lan. speはPrunus lannesiana var. speciosa(オオシマザクラ)のそれぞれ略称である。
- ^ ソメイヨシノの起源に迫る サイエンスZERO、NHK総合、2014年4月5日放送のまとめ、2015年4月6日
- ^ 勝木俊雄『桜』p69、岩波新書、2015年、ISBN 978-4004315346
- 1 コマツオトメとは
- 2 コマツオトメの概要
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