過去の配置車両とは? わかりやすく解説

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過去の配置車両(電気機関車のみ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 22:30 UTC 版)

田端運転所」の記事における「過去の配置車両(電気機関車のみ)」の解説

EB10直流電気機関車 須賀線東北本線貨物支線通称須賀線または北王子線2014年廃止)で2両が使用されていた機関車AB10蓄電池機関車から架線から電気集電できるように改造された。製造当初東京機関区所属。(当時田端機関区運転所))は蒸気機関車車両基地であったためであるが、田端運転所構内電化されたのちは当所転属となる(車両自体北王貨物駅常駐し検査時の所属区に戻る運用であった)。 EF62形直流電気機関車 1962年信越本線高崎 - 直江津電化開業合わせ54両が製造された。信越本線横川 - 軽井沢間の碓氷峠区間での最大66.7‰勾配での粘着転に対して本務機として上野 - 直江津間の列車直通牽引できるように設計され機関車民営化時には4両のEF62形当所在籍し信越本線方面への臨時列車など牽引従事していた。1997年10月1日長野行き新幹線(現・北陸新幹線高崎 - 長野暫定開業時に信越本線在来線区間高崎 - 篠ノ井間が対象だが、高崎 - 横川間はJR東日本引き続き運営軽井沢 - 篠ノ井間がしなの鉄道第三セクター化経営移譲となる)同年9月30日付で横川 - 軽井沢間が区間廃止バス転換となり、完全余剰車両となったが、その後イベント列車などで使用されその後検査期限がきた車両から順次廃車・解体され、1999年最後車両EF62 54)が廃車・保存されている。なお横川 - 軽井沢間の碓氷峠では専用補機としてEF63形直流電気機関車使用されているが、碓氷峠区間詳細に関しては、EF63形直流電気機関車の項目を参照されたい。 ED92形交直流電気機関車改称後はED46形交直流電気機関車 常磐線直流電化のために製造されEF80形交直流電気機関車試作形式であり、旅客列車中心に試運転行い1959年尾久機関区新製配置後、田端機関区運転所構内電化合わせてEF80常磐線直流電化本格運用開始とともに田端区に移籍となるが当初の目的果たしたためなのか次第運用には入らず研究訓練用として鉄道技術研究所中央鉄道学園1973年返却まで貸し出され同地使用される返却後現在の尾久車両センター構内当所構内留置保管されていたが、1975年廃車・解体されている。世界初量産型交直流電気機関車となったEF30形交直流電気機関車は本形式開発過程得られデータ技術ベース制作された。 EF510形500番台交直流電気機関車 寝台特急北斗星」「カシオペア」および常磐線貨物列車牽引用に長年長距離走行でトラブルが目立つようになったEF81形からの置換え目的として(EF510形電気機関車ベースに、保安装置JR東日本管内運用合わせATS-P・ATS-Psでの搭載および上野 - 尾久間の最高速度45kmでの推進運転応用スイッチ、交直流切り替え駅である黒磯駅構内通過しながら交直流切り替えができるように車内通過列車識別装置デジタル無線装置など搭載し信号炎管非常用発煙筒)を助士席屋根上に移設したJR東日本管内での旅客列車牽引合わせた機器搭載した機関車EF510形形態分類では量産二次型に分類されるEF81形比べ出力増強されているため工事などの徐行区間などで発生した遅延回復運転時にはその出力発揮している。導入当初からヘッドマーク盗難対策なされている510号機の写真拡大する対策部品装着および南京錠装着状況がわかる。 導入2009年度に2両(501502号機)、2010年度13両(503 - 515号機)の合計15両が新製配置された。このうち509510号機の2両は「カシオペア」用E26系客車ステンレス塗装車体合わせた銀色塗装となっている。2010年12月ダイヤ改正からは貨物列車牽引開始しEF81形大半置き換えた2013年3月ダイヤ改正によるJR貨物からの運託運用解消および「北斗星」「カシオペア」の定期運用廃止全車余剰車両となり、2015年度まで全車JR貨物売却され富山機関区転属した(書類上は譲渡として、同日JR貨物では購入JR東日本では廃車の手続き取られている)。その後JR貨物吹田機関区JR貨物広島車両所にて車体装飾JR東日本管内寝台特急牽引特殊装備撤去使用停止措置と列自動停止装置JR貨物仕様(ATS-PF・ATS-SFに変更、ATS-Pは残置)への変更工事受けたのち、日本海縦貫線山陽本線中心として活躍している。 2013年3月ダイヤ改正であったJR貨物からの受託運用では、常磐線田端信号場 - いわき間、東北本線田端信号場 - 大宮間・高崎線全線信越本線高崎 - 安中間・武蔵野線南流山 - 新鶴見信号場間で運行されていた。 定期運用以外でも、乗務員訓練列車工事臨時列車団体列車配給列車牽引にも使用されていた。 車体塗装による運用区別はなく全機が共通に運用されていた。 EF510の出区検以外の車両検査全機JR貨物富山機関区回送の上富山機関区にて行われていた。この際尾久 - 南長岡貨物駅)間は自所の機関車もしくは長岡車両センターEF64形EF81形にて牽引され、南長岡 - 富山機関区間はJR貨物富山機関区所属車両にて他社路線直江津以西は旧JR西日本北陸本線・現えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道)を走行するため甲種輸送列車扱いにて牽引されていた(田端運転所ではインバーター制御機関車検修経験がないためと余剰後にJR貨物売却する前提での導入したため、すでにEF510形配置され検修経験のある富山機関区整備委託をした主な理由である)。 EF80形交直流電気機関車 交直両用電気機関車では国鉄で2例目となる量産形式で、常磐線系統の客貨列車用として1962年から1967年までに63両が製造され田端機関区および勝田電車区(のちに一部内郷機関区転属となるが、内郷機関区廃止後は田端機関区運転所)に大半車両移動している)に配置された。当初旅客列車牽引する計画であったが、近郊列車電車(401/403系近郊型交直流電車)を使用することとなったため、優等列車長距離旅客列車貨物列車中心に運用されることになる。 1961年6月1日常磐線取手 - 勝田間が電化されたが、従来直流電化延伸した場合では茨城県石岡市柿岡にある地磁気観測所での地磁気観測影響与えるために交流電化とされた。この区間走行する電車電気機関車取手 - 藤代間にデッドセクション設けて走行中に直流交流とを切り替える車上切換方式とすることが決定し国鉄では、1959年にED46形(→ED92形)1両を試作した日本初D型動輪配置の交直両用電気機関車である同形式は東北本線常磐線各種試験が行われ、試用結果反映させて開発・製造されたのが本形式である。常磐線経由優等列車にも投入されている。 このほかにも1964年尾久機関区統合するまでは、貨物牽引運用中心の機関区だったこともあり、貨物用蒸気機関車入れ替えディーゼル機関車配置もされている。 入出区(過去田端操車場側の電留線利用等での滞留を含む)をしていた機関車 旅客列車 EF64形長岡車両センターEF81形長岡車両センターEF81形青森車両センターEF64形高崎車両センターEF55形(高崎車両センターEF65形高崎車両センターEF60形高崎車両センター貨物列車 EF64形愛知機関区高崎機関区EF65形新鶴見機関区高崎機関区EH500形仙台総合鉄道部EH200形高崎機関区DE10形新鶴見機関区川崎派出) ※ 2013年3月ダイヤ改正隅田川駅構内隅田川機関区設置したことに伴い貨物用機関車はほとんどの機関車隅田川機関区滞留するようになったためである。現在は一部機関車滞留田端操車場での機関車交換は現在も行われているため)している。

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過去の配置車両(電気機関車以外戦後のもの)

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田端運転所」の記事における「過去の配置車両(電気機関車外戦後のもの)」の解説

蒸気機関車 9002120形通称B6900形および2120形田端操車場内および尾久客車区(現・尾久車両センター構内入れ替え隅田川貨物駅存在した曲線半径小さ用品庫線に入線できるために使用されていた。なお隅田川貨物駅用品庫線は現在は東京メトロ日比谷線南千住検車区敷地になっている9600形 C11形 C12形 D50形 D51形 C50形 C57形 ディーゼル機関車 DD13形 DD20形 DE10形 DE11形 DD51形

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