レリクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 07:48 UTC 版)
『レリクス』(RELICS)は1986年にボーステックが発売したPC用アクションアドベンチャーゲームである。
- ^ 「ポプコム」、小学館、1986年6月号、26頁。
- ^ “レリクス 暗黒要塞(FCDISK)”. 面白ゲーム変遷史 名作からクソゲーまで. 2013年12月16日閲覧。
- ^ a b c 浮田利康「レリクス」『Beep』 2巻、7号、日本ソフトバンク、1986年6月号、118頁。ISSN 0910-7681。
- ^ 孝和, 北村 (2003年9月9日). “ボーステック、追加クエストをXbox LIVE!で配信。Xbox「レリクス」を2004年に発売”. GAME Watch. 2013年12月16日閲覧。
- ^ “【4Gamer.net】アクション -「RINNE」- レビュー”. 4Gamer.net. 2008年5月11日閲覧。
- ^ “EGGコンソール レリクス PC-8801 ダウンロード版”. My Nintendo Store (2023年9月28日). 2023年9月29日閲覧。
- ^ ““プロジェクトEGG”がSwitchで展開。第1弾『レリクス』が本日(9/28)より配信開始、今後登場予定のタイトルも明らかに”. ファミ通.com. KADOKAWA (2023年9月28日). 2023年10月26日閲覧。
- ^ 簗島 (2023年9月28日). “Switch版レトロゲーム配信サービス「EGGコンソール」,本日始動。第1弾「EGGコンソール レリクス PC-8801」を配信”. 4Gamer.net. Aetas. 2023年10月26日閲覧。
レリクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:41 UTC 版)
「アルシャードトライデント」の記事における「レリクス」の解説
総論 レリクスとは神代にアルフの超技術によって作り出された遺物のことである。ただしその製造技術はすでに失われており、ウートガルドに住まう最古のハイアルフでさえ、もはや新しいレリクスを作り出すことはできない。 レリクスの中には特別なものしか使えないようなセキュリティがかけられているものもある。アルフが所有する「レセプター」という水晶体はどれだけのレリクスを使用できるのかのアクセス権限を示すものでもある。 神話に伝わる神々の道具の正体はレリクスであることも多いが、神々や英雄自身が作り出したレリクスとは無関係な魔術的武具というものも多く存在する。ここでは厳密にレリクスであるとされるもののみ列挙する。 ビフロストの橋 異世界間に虹の橋を架けて来訪することができるレリクス。この橋で旅を続けた果てに理想郷「アスガルド」へ至れるという伝説が語られており、他の世界移動系アイテムとの大きな違いとなっている。 この虹の橋の伝説は『アルシャード』ルール第一版の基本ルールブックの時点から言及されており、複数あるとされる「アスガルドへ到達する手段」の中で、一番はじめにユーザーたちに提示されたものでもある。ルールブックやサプリメントの他、公式発表された数多くのシナリオやリプレイにも登場しているが、その機能は登場作により微妙に異なっているため、「ビフロストの橋」と呼ばれる存在は複数あるとも考えられる。アスガルドに直接つながる橋というよりも、任意の世界と任意の世界をつなぐ橋として登場することが多く、アスガルドがユグドラシル宇宙のどこにあるかを知っている者が使えばそこに辿り着くことも可能だという解釈である。 『トライデント』では「襲来! コスモマケドニア!!」に登場。複数のビフロストの橋によって構成される異空間「ビブロスト・ジャンクション」を中継することで様々な世界へ移動できるという解釈がなされている。 ギャラルホルンの笛 ラグナロクの開始と終焉を告げるといわれる角笛。一度吹けば神々を滅ぼす小ラグナロクが全ての世界で起こり「人世の時代」を開かせ、二度吹けば宇宙そのものを滅ぼす「大ラグナロク」が始まり、三度吹けばアスガルドが開き新しい宇宙が始まるとされる。神話時代に一度目の角笛が吹き鳴らされ、ユグドラシル宇宙の様々な世界で小ラグナロクが発生した。 ただし、三度目の角笛は大ラグナロクによる「宇宙のマナへの分解」が完了するまでは吹いてはならない決まりがある。それ以前に吹かれると全ての因果律が崩壊し、宇宙は再創世のチャンスを永遠に失い、結果的には奈落に沈むことになる。「襲来! コスモマケドニア!!」でアレクサンドロスに操られた西園寺恵によって二度目の角笛が吹かれたことで大ラグナロクは開始された。 『アルシャードff』基本ルールブックによると、ギャラルホルンはミッドガルドの神話時代に、ヘイムダル神から伝説の英雄シグルドへ託されたものとされている。シグルドは真帝国の祖とされるユグノス王の息子で、彼の冒険憚は「光輝伝説」と呼ばれミッドガルドでは国を問わず神話的に伝えられている。それによると、シグルドは角笛とともに予言を託されており、その内容は「ギャラルホルンを二度目に吹けば神世が終わりを告げ、三度目に吹けばアスガルドに繁るユグドラシルのうろに眠る真世主リーヴとリーヴスラシルが目ざめ、真の世界が訪れる」というものであり、リプレイとは内容が若干異なる。一度目の角笛がいつ吹かれたかは定かではないが、二度目を吹いて小ラグナロクを起こしたのはロキ神とされている。 ミーミル 過去・現在・未来のあらゆることを見通すとまで言われる究極の知識アーカイヴ。アルフ達はこのミーミルにアクセスすることで様々な情報を知り、未来を予測することができる。ただし、アルフの階級によりアクセス権限が定められているようであり、特にウートガルドを「追放」されたアルフはミーミルへのアクセス権限をほぼ剥奪されている。グローリアスのようなアルフのキャラクタークラスを取ったPCが低レベル状態で何でも知っているわけではないのはこのためでもある。 はるかな神代にこのミーミルがユグドラシル宇宙が奈落によって滅びるということを予測したため、アルフたちはこの宇宙を諦めた。ほとんどのアルフたちはウートガルドに引きこもり、眠り続けている。眠っているアルフたちはミーミルと常時接続しており、現実と寸分たがわぬリアリティで幸福な夢を見続けることができる。ただし、できる限りは長く夢を楽しもうという意味での生への執着は持っており、できる限り長期間奈落から守るために一部のアルフたちは眠りにつかずに諸世界に対して様々な干渉も行っている。一方、夢の中の幸福の享受を拒否したアルフたちは「追放者」となる。エクスカリバーはそのような追放者たちが作り出した組織であり、エクスカリバーの導師たちはウートガルドのアルフたちとは敵対関係にある。 ミーミルの情報はアルフ以外が利用することもあり、「魔女が望んだ未来消失」で語られているように、オラクルの神託はミーミルの情報から得られたものである。また、リターナーの所属組織である時間管理局もミーミルとなんらかの関連があるのではないかとも言われている。 ミーミルはただの機械ではなく、接続されているアルフの集合意思として自我を持っている。ウートガルドの最高意思決定機関として自立しており、その立場として誰かと会話するときは「老いたハイアルフの姿」として現れる。 アマルテイア ブルースフィアの南極大陸に隠されていた神殿で、ブルースフィアに充満するマナの流れを管理することができるという大レリクス。「美少女★女神と黄金の林檎」ではこれを利用し、ブルースフィアという世界自体が次元的な位置を変えて動き出すようにマナをコントロールした(いわば自動車のエンジンのような使い方)。アマルテイア神殿の奥にある台座に起動鍵たるクアドラを置き、クアドラの正規の所有者(「美少女★女神と黄金の林檎」では美衣)が指示することで起動する。 ウラヌスとの戦いの後、未だニーズヘグに呑まれた状態にあるブルースフィアを脱出させるために用いられたが、その代償としてブルースフィア=ガイアはユグドラシル宇宙からも離脱し、大ラグナロク下のユグドラシル宇宙に連なる世界をさらに危機に追い込む事態を招いてしまう。 レリクスの門 とある空間座標に存在する構造物。上は空とも天井とも言えない深い青に覆われ、磨き上げられた床には何本かの石柱が林立し、神殿らしきものを思わせる。 アルフたちの外部記憶メモリと言える空間で、自身の人格の破綻を防ぐため、古過ぎる記憶はここに保管されている。レリクスの門はユグドラシル宇宙に複数存在しているが、一回目のギャラルホルンが吹かれたときに発生した小ラグナロクによって多くのレリクスの門が破壊されてしまった。神話時代から生き残る最古のアルフでさえ神代の知識の多くを失っているのはこのためである。 アークが置かれていたレリクスの門の位置は、建設者のひとりであるグローリアスの記憶の中に膨大な文字列として残され、異世界連合の解析によって突き止められた。 アーク 異世界連合が突き止めたレリクスの門(正確にはその一つ)に安置されていた「方舟」。巨大なピラミッドの形をしている。 その目的は、大ラグナロクで終焉に向うユグドラシル宇宙にあらゆる存在が生きていた事実の記憶や証を納め、次の時代へ運ぶことにある。 シェルリィはアークに数々のイデアを持った英雄たちが集うことを予言した。茉莉はシェルリィの予言を受け、この英雄たちの集団を「イデアノーツ」と名付けた。 サプリメント『ラグナロク』によると、アスガルドの絶対座標を指し示す羅針盤を搭載したイデア格納船を指し、複数隻が存在しているという。アーク自体がひとつの小世界であり、アーク自身が持つイデアは「中にあるほかのイデアを守ること」である。 『ラグナロク』ではアイテムとしてデータ化されており、各ユーザーのPCが自分で所持することも可能となっている。これはイデアノーツの力を借りずに各ユーザーのPCがアスガルドに複数のイデアをもたらせることを許容していることをも意味する。なお、イデアノーツはアスガルドへ向かう手段の一つに過ぎず、これ以外にもアスガルドへ至るための道は存在する。
※この「レリクス」の解説は、「アルシャードトライデント」の解説の一部です。
「レリクス」を含む「アルシャードトライデント」の記事については、「アルシャードトライデント」の概要を参照ください。
レリクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 08:50 UTC 版)
「カードファイト!! ヴァンガードG」の記事における「レリクス」の解説
ガスティールが亜空間に作り出した世界。惑星クレイで生まれた悪しき思念が行き着く先であり、足を踏み入れた者は二度と出ることができないとされる「魂の牢獄」。ディフライドは本来イメージの強い絆で結ばれた人間とユニットの間でしかなしえないが、その絆を破壊するために作られたものであり、ガスティールがギーゼより授かった呪われし力が作用している。これにはダークフェイスにディフライドされた若水の技術が役立てられている。クレイと地球の技術の融合による特殊な存在であるため、出入りは使徒しかできない。忍竜 シラヌイはガスティールに利用されていた当時、この場所で邪眼の能力を与えられた。地球のファイター(ギーゼの器候補)が使徒とのファイトに敗北した場合、強制的にこの場所へ送り込まれ、器候補たちの右手の甲にはギーゼの紋章が刻まれる。この紋章はレリクスに長くとどまるほど輝きを増していき、この紋章が完全に輝いた時、器候補は分身であるユニットとの絆を完全に断ち切られギーゼを宿すことが可能になる。この亜空間はジェネレーターによって作り出され、ジェネレーターが発生させた時空のゆがみを重ね合わせることで保たれている。『G』第5期7話にて動力源となる世界各地に設置されたジェネレーターを破壊されたことにより崩壊した。
※この「レリクス」の解説は、「カードファイト!! ヴァンガードG」の解説の一部です。
「レリクス」を含む「カードファイト!! ヴァンガードG」の記事については、「カードファイト!! ヴァンガードG」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- レリクスのページへのリンク