武具
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武具(ぶぐ)とは、戦いに使われる道具のうち、主に得物、飛び道具(古来日本にある物)、鎧、兜、甲冑、小手、手甲、具足などをいう。いわゆる武器に含まれるもので、兵器に対して武具であり、その中でも白兵戦や格闘戦などの戦闘の際に用いられる武器や防具ほか、シンボル的存在の軍旗(幟旗等)、軍艦旗や纏、指揮用具である軍配団扇、采配の他に火薬フラスコ(en)、馬具等、戦の身の回り品等を含め、特に日本語としての武具は歴史的軍装品のことをいう場合が多い。当記事では、歴史的軍装品について扱う。
武具
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蒐集者が装備し、傀牙を倒すことができる武器。イチイの手で、傀牙の種を栄養に育った謎の巨大樹を原料として造られていた。蒐集者に使われる度に蒐集者の体を浸食し、蒐集者を傀牙に変えていく。また、「黒棘」の使う武具は通常の武具を侵食し破壊する特性を持つ。
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武具
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「長崎県指定文化財一覧」の記事における「武具」の解説
国指定重文の武具は3件ある。大友宗麟から松浦鎮信に贈られた紺糸縅肩白赤胴丸と兜・大袖、鎌倉時代の刀鍛冶・国安の太刀、平戸亀岡神社に伝わる大和時代の鐶頭太刀(環頭大刀)とその附属資料である。 名称位置指定日解説刀 折返銘神氣 附 本阿弥光温折紙 一通 島原市城内 島原城 2007年8月31日 島原藩主深溝松平家の家宝で、昭和39年(1964年)に寄贈された。鎌倉中期に作成されたと推測され、折返に刀匠神気の銘が刻まれているが、彼の作品はこの一点しかない。折紙は明暦2年(1656年)に本阿弥光温が作成した鑑定書である。 刀・対州住長幸 長崎市立山町 長崎県立美術博物館 1967年9月8日 寛永7年(1630年)対馬の刀工長幸が打った太刀。表銘によると、対馬府中藩主宗義成が神殿に献納するため、藩のお抱え鍛冶の長幸に作らせたという。長さ90.5センチ・反り3センチ。小杢目肌で錵強く、丁子が刃紋に浮き出ている。 刀・肥前国忠吉 長崎市立山町 長崎県立美術博物館 1969年4月21日 佐賀藩のお抱え刀工・橋本新左衛門(初代忠吉)が打った太刀。「肥前国忠吉」五字銘のみを刻んだ初期の作品群の一つであることから、慶長年間の作品と推測される。長さ75.9センチ。小糠目肌で刃紋は中直刃。倶利迦羅龍・不動明王と梵字の彫物がある。 明珍作うこん威甲冑一領 諫早市城見町 慶巌寺 1964年3月16日 諫早氏の家宝として慶巌寺に伝承される甲冑。室町末期の甲冑師・明珍家の作品といわれる。兜は三十二間筋兜で、前立に水晶木彫入の宝珠をあしらう。胴の正面に波切り不動明王、背面に梵字を打ち出す。菊唐草の金物を鬱金色の糸で威すことから命名された。 大哉具足 一領 平戸市鏡川町 松浦史料博物館 1968年4月23日 平戸藩主松浦重信が作成させた当世具足。胴に山鹿素行筆と伝えられる「大哉」2字が記される。この2字は易経本義・上彖伝の「『大哉』乾元万物資始乃統天」にちなむ。兜の前立に銀の蜻蛉、鍬型の台に梶の葉紋、頂に白熊の毛と装飾に富む。 資始具足 一領 平戸市鏡川町 松浦史料博物館 1968年4月23日 大哉具足とセットと考えられ、天祥鎮信が作成させた当世具足。やはり伝素行筆の「資始」2字が記され、出典も同じく易経本義・上彖伝「大哉乾元万物『資始』乃統天」に因む。犀頭兜で鉄黒塗茶縅の錣、後立には白熊をつける。鎧は黒塗茶糸縅で佛胴・壷袖・四間草摺。 伝八幡船の旗 一流 平戸市鏡川町 松浦史料博物館 1968年4月23日 平戸の楽歳堂に伝わる旗。中央に「八幡大菩薩」、右に「春日大明神」、左に「志自岐大菩薩」と墨書される。伝承どおり倭寇の軍船である八幡船の旗であったかは判然としない。松浦氏が守護神とした志自岐神社の号から、松浦党の旗であろうと推測されている。 松浦家伝来船幟 一流 平戸市鏡川町 松浦史料博物館 1968年4月23日 平戸の楽歳堂に伝わる旗。ほぼ正方形の麻布に松浦氏の紋である三ッ星を大きく墨書し、頂点の星の両側に徳利を墨書している。伝承では松浦隆信の時代に用いられたとされ、南蛮・朱印船貿易や文禄・慶長の役の折に旗印とされたと推測される。 松浦家伝来紋入古旗 二流 平戸市鏡川町 松浦史料博物館 1968年4月23日 平戸の楽歳堂に伝わる旗。大小2流の組で、上から三ッ星・二引紋・梶の葉を染め出す。小旗の左下に松浦鎮信が改名前の「宗信」銘で花押を墨書している。4流とも文化14年(1817年)に松浦煕が厳重保管を書き置いた箱に保管されている。
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武具
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詳細は「杖術」および「杖道」を参照 棒は武術において重要なものであり、杖を用いた護身術・武術も編み出されている。杖そのものに寸鉄を帯びることがなくとも、打撃と突きが可能であることから、有効な攻撃手段としてなりうることが立証されている。
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武具
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「サーガ・オブ・ドラゴン」の記事における「武具」の解説
この項では本作に登場する、特徴的な武具について解説する。実在の伝説にて語られる武具もあるが、ここでは作中での由来のみ説明する。 神剣グラム グラムはオーディンゆかりの神剣である。英雄シグルズが巨竜ファーブニルを倒す際に用いられた。英雄の死後、本作の舞台となる時代から400年前に、オーディンの手によって、りんごの木の元に持ち込まれ、次に必要とされる時代まで木の根元にて保管されることとなった。純粋な心にしか応えることはなく、使い手の心が恐れや怒りで濁っていると力を発揮できない。魔術をはじき返すことができる。刀身にはアルファベット変換では「GRAMR SIGRDNOKEN」と読めるルーン文字と、戦神テュールを表すルーン文字テイワズ(↑)を3つ縦にずらし重ねた文字(敵の血がこのマークに注ぎ込まれると力を発揮するという、戦の加護を願うルーン。3つ重ねているのはより大きな効果を期待するため)が輝いている。 作中では非常に長大な剣として描かれ、小柄とはいえフューンの身長と大差ないサイズ。 妖剣チュルヴィング チュルヴィングは呪われた妖剣である。本作の時代より何百年も前に滅んだ国フレイズゴートの王であるアンガンチュルの所有物であり、王が戦場に在る際には幾多もの敵を打ち倒す助けとなった。しかし、その実体は、怒れるドワーフが呪いを込めて鍛え上げた剣であり、暗闇に輝くその刃は、一度鞘から抜かれれば、人の血を吸わずには収まらない。さらには魔力をはじき返すという力を持っている。アンガンチュル王が死した後も、犠牲の血を求め、白骨と成り果てた持ち主を戦に駆り立て続ける。 呪歌の杖(ガルドルガンド) 魔法使い(セイズコナ)グロアが弟子のリュセルの旅立ちにあたって授けた、魔術の杖。魔力を増幅し、効果を高めるが、それですら、化け物中の化け物であるドラゴンを相手取るには力が足りないくらいだと、グロアは語る。リュセルが魔術を行使する際は、杖の先端の宝玉が魔力を支えるようである。リュセルが魔術・轟炎焼破(フォルブランニル)を行使した際、負荷に耐えきれずに破壊されてしまった。
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武具
「武具」の例文・使い方・用例・文例
- 鐙摺りという武具の部分
- 戦場において,大将のそばに立てその所在を示す目標とした武具
- 重ね短冊という,武具の指し物
- 金兜という武具
- 鉄撮棒という武具
- 頭にかぶって頭部を防護した武具
- 儀礼用の武具としての太刀
- よろいという,身体を保護する武具
- 采頭という,武具としての指物
- 酒林という武具
- 立傘という,昔の武具
- 武士の用いた7種の武具
- 根緒という,矢を入れて背に負う箙という武具の紐をつける腰革の部分
- 山野に潜伏し,落ち武者の武具などをはぎ取って武装した武士や土民の集団
- 箙という武具の底の部分
- 頬当てという武具
- 母衣という武具をつけている武者
- 4つの武具
- 鎧を構成する三種の武具
- 猿頬という,顔を護るために身につける武具
武具と同じ種類の言葉
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