アルシャード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/15 22:57 UTC 版)
『アルシャード』 (Alshard ) は、エンターブレインから出版されている日本のテーブルトークRPG (TRPG)のタイトル、および、そのシリーズ 。著者は井上純弌、F.E.A.R.。『アルシャードガイアRPG』など一部のタイトルには菊池たけしも著者としてクレジットされている。 この項目ではアルシャードシリーズの包括的な内容と、アルシャードファーストエディションとして規定されている『アルシャード』『アルシャードff』『アルシャード・ガイアRPG』の3タイトルについて記載する。
注釈
- ^ 「ともかく、TRPGファン向けに、スタンダードという価値をもったゲームを作ろうというスタンスは、最初からブレてはいないわけです」ゲーマーズ・フィールド編集部『ゲーマーズ・フィールド別冊 特集 スタンダードRPGシステム』ゲーム・フィールド、2007年、6頁「SRS座談会」井上純弌コメントより引用 ISBN 978-4-86224-021-7
- ^ 「今の時代に合った、『ソードワールド』に代わるものが必要なんです。『ソードワールド』に恩返ししなくちゃいけない」ゲーマーズ・フィールド編集部『ゲーマーズ・フィールド別冊 井上純弌の世界』ゲーム・フィールド、2001年、9頁「井上純弌インタビュー」井上純弌コメントより引用 ISBN 4-907792-19-0
- ^ のちに井上は『オーディンの槍』のあとがきで、金澤を「一番の功労者」と讃えている。
- ^ 「たまに誤解している人がいるらしいんですが、『アルシャード』(以後ALS)は「いわゆる今時のコンシューマーゲームが再現しているような、列車とかロボットとか銃が出てくるファンタジーを、新たなるスタンダードとして提唱するRPGだ」みたいなことを言う人がいる。それを、ウェブサイトで書いてあるのを見つけて、「違う!」って言ったことがあります」「俺はTRPGファンのためのスタンダードを作ったわけですよ。電源ゲームをやっている人たち向けに『ALS』を作ったわけじゃない」ゲーマーズ・フィールド編集部『ゲーマーズ・フィールド別冊 特集 スタンダードRPGシステム』ゲーム・フィールド、2007年、6頁「SRS座談会」井上純弌コメントより引用 ISBN 978-4-86224-021-7
- ^ リプレイ3シリーズのキャラクターレベルは、第1巻が17、第2巻が27、全体の最終巻に当たる『創世! 真ラグナロク!!』が100となっている。
- ^ ゲーム進行上は、クエストはGMから、シナリオの目的として与えられる。
- ^ ルール第一版ではキャラクターメイキングにしか取得できず、マルチクラスもできなかったが、『ff』ではサブクラスと同じ扱いとなっている。
- ^ 内容は『アルシャードff』にほぼ沿って修正されている。
- ^ 収録リプレイのうち表題作は『アルシャードガイアRPG』、「砂漠の異教神」は『アルシャードff』に準拠。
- ^ このうち「プレイヤーキャラクターを作成してからシナリオを作成する」手法は、『ガイア』リプレイでは後に「翼の折れた愛と青春」でも一部取り入れられている[2]。
出典
- 1 アルシャードとは
- 2 アルシャードの概要
- 3 スタンダードRPGシステム(SRS)
- 4 脚注
アルシャード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/11/03 10:37 UTC 版)
『トーキョーN◎VA』の系譜を継ぎ、キャラクター作成時に3つのクラスを取得する。異種族クラス(人間以外の種族であることを表すクラス)はこの時点で1種類しか取得できないが、それ以外の組み合わせの制限はない。つまみ食いへのペナルティはないため、ゲームマスターはクラスを最大何種類まで取得してよいかレギュレーションを定めることが求められる。他のスタンダードRPGシステムのゲームもおおむね同様である。
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アルシャード(ルール第一版)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:30 UTC 版)
「アルシャード」の記事における「アルシャード(ルール第一版)」の解説
『アルシャード』シリーズの第一弾。ゲームの背景世界である「ミッドガルド」は、北欧神話をベースにしたファンタジー世界であるが、テクノロジー信奉者の「真帝国」や負の存在たる「奈落」が悪役として配置され、伝統的なファンタジーの枠を超えたメカなどのSF風ガジェットも豊富である。この世界で、シャードと呼ばれる滅びた神々の欠片を手にしたプレイヤーキャラクター(「クエスター」とも呼ばれる)が、世界の敵である奈落や真帝国と戦い、理想の世界「アスガルド」を目指して冒険する。 井上には、従来のテーブルトークRPGの世界設定が、コンピュータRPGなどと比べて保守的であるとの問題意識があり、21世紀にふさわしいファンタジーとして、剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーの風景を世界観のベースにしながらも、そこにバイク、銃器、飛空艇、アンドロイド、ライトセーバー、戦車、ハンドヘルドコンピュータ、巨大ロボット、近代的軍隊といった近代・未来風ガジェットの導入を図った。『ファイナルファンタジー』などの日本製コンピュータRPGの多くとも共通項を持つこうした「新しいファンタジー」の世界設定を指して、『アルシャード』は「新世紀スタンダード」を標榜した。
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アルシャード (初代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:30 UTC 版)
「アルシャード」の記事における「アルシャード (初代)」の解説
アルシャード(基本ルールブック) ISBN 4-7577-0951-X アール・ヴァル・アルダ(上級ルールブック) ISBN 4-907792-40-9 クイーン・オブ・グレイス(帝国ソースブック) ISBN 4-907792-44-1 オン・ユア・マインド(プレイングガイダンス集。リプレイ二本とGM向けガイド) ISBN 4-907792-48-4 ブライト・ナイト(キャンペーンシナリオ集。剣と魔法と巨大ロボットの物語) ISBN 4-907792-57-3 アメージング・ワールド(ワールドデータブック。ユーザーからの投稿を元にしている) ISBN 4-907792-61-1 ティル・ナ・ノグ(ワールドデータブック。『アメージング・ワールド』の増補。異世界の設定も扱う) ISBN 4-907792-70-0 フライハイ 漂流学園(キャンペーンシナリオ集。地球からミッドガルドに転移してきた学生たちの冒険) ISBN 4-907792-83-2 アルシャードSSS vol.1〜17(短編シナリオ集)
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アルシャード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:37 UTC 版)
「オーク (架空の生物)」の記事における「アルシャード」の解説
『アルシャード』のオークはゴブリンが奈落によって汚染された種族であり、その体格はゴブリンよりも一回り大きく、非常に力が強いとされている。奈落の尖兵の代表格として人類の古い仇敵である。奈落の種族は一般的に、個体としての感情が希薄な代わりに集合意識により統制された行動を取るとされるが、神々の欠片シャードの力により自意識に目覚めた一部のオークは、誇り高き戦士となるため、プレイヤーキャラクターにすることもできる。
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