スクリーニング‐けんさ【スクリーニング検査】
読み方:すくりーにんぐけんさ
⇒スクリーニング2
スクリーニング検査 (すくりーにんぐけんさ)
スクリーニング検査
【概要】 いわゆる"ひっかけ検査"。疑わしいものを全部拾い上げ、その中から本当に陽性のものを絞り込む戦略で、第一段階の検査をスクリーニング検査という。検査は鋭敏でかつ誤りがないことが理想。ところが両方を兼ね備えた検査法は少ない。鋭敏さを追求すると誤り(偽陽性)が入ってくるし、間違いないものだけみつける考えだと、見逃し(偽陰性)がでてくる。スクリーニング検査は、あくまでも見逃しができるだけないように、という所で納得するしかない。陽性や判定保留の場合、必ず確認検査を実施する必要がある。
【詳しく】 スクリーニング検査にはHIV-1/2抗体ではELISA法、PA法、IC法と、ELISA法によるHIV-1抗原抗体同時検査がある。
《参照》 PA法、 ELISA法、 IC法、 偽陽性、 偽陰性、 HIV抗体検査陽性、 HIV抗体検査陰性、 確認検査、 供血者検査
スクリーニング
(スクリーニング検査 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/31 23:08 UTC 版)
スクリーニング (英: screening) - 動詞としてのスクリーン (screen) から。
- 1 スクリーニングとは
- 2 スクリーニングの概要
スクリーニング検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 09:11 UTC 版)
「非アルコール性脂肪性肝疾患」の記事における「スクリーニング検査」の解説
NAFLDは、結果的に心血管疾患を引き起こすことがよくあり、NAFLD関連の死亡の大部分の原因である無症候性アテローム性動脈硬化として現れる可能性があるため、EASLは心血管系のスクリーニング検査を必須と見なしている。AASLDによれば、NAFLDの患者は心血管系の罹患率と死亡率のリスクが高く、「NAFLDのすべての患者で心血管疾患の危険因子の積極的な変更が必要である」としている。 さらにAASLDは、肝硬変を伴うNASHを持つ人々に対しては、胃静脈瘤と食道静脈瘤、および肝癌について体系的にスクリーニング検査することを推奨している。AASLDは肝硬変のないNASH患者に対する定期的な肝生検および肝癌のスクリーニング検査は推奨していないが、そのようなスクリーニングはケースバイケースで行われることもある。 また、NAFLDの患者に対しては、肝細胞癌(肝癌)および食道・胃静脈瘤のスクリーニング検査を検討する場合がある。NICEは、強化肝線維症(ELF)血液検査を用いて、成人は3年ごと、小児は2年ごとに進行性肝線維症のNAFLDを定期的にスクリーニング検査することを勧めている。肥満とインスリン抵抗性のある人には、インスリン抵抗性のホメオスタシスモデル評価(HOMA-IR)を使用したフォローアップが推奨される。線維症および高血圧を伴うNASH患者は、疾患進行のリスクが高いため、綿密なモニタリングを行う価値がある。
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スクリーニング検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 15:35 UTC 版)
「遺伝性非ポリポーシス大腸癌」の記事における「スクリーニング検査」の解説
DNAミスマッチ修復遺伝子のスクリーニング検査をHNPCC家系では勧められる。日本においては健康保険適応となっている。 癌を発症した場合には癌組織と正常組織でのマイクロサテライト不安定性を調べることができるし、組織採取を行わない場合には採血により白血球での検査を行う。家族内での素因保持の有無を調べることは医療経済的にも有用であるとの報告がある。 遺伝的に素因を持つ者の大腸癌のスクリーニングには、大腸内視鏡検査やCTコロノグラフィなどを毎年行う必要がある。 その他の癌についても、CTやエコー、カプセル内視鏡、尿細胞診などを毎年施行される。
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