スクリーニング検査とは? わかりやすく解説

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スクリーニング‐けんさ【スクリーニング検査】

読み方:すくりーにんぐけんさ

スクリーニング2


スクリーニング検査 (すくりーにんぐけんさ)

大勢の人(赤ちゃん)の中から「その病気疑いのある人」を早く発見し早期適切な治療病気コントロールにつなげるための検査です。結果陽性場合、その病気が「疑わしい」というもので、さらにくわしい検査をする必要があります赤ちゃんでは、代表に先天性代謝異常先天性の内分泌病気スクリーニングあります生後すぐ、かかとからほんの少し血液をとって行う検査です)。これまでフェニルケトン尿症など4種類先天性代謝異常、さらに先天性甲状腺機能低下症クレチン症)、先天性副腎過形成症という計6種類病気対象でしたが、2012年4月から新しい方法タンデムマス法)による検査導入され発見できる病気種類19種類となり、2018年度からは全部20種類となりました

スクリーニング検査

Screening test

【概要】 いわゆる"ひっかけ検査"。疑わしいものを全部拾い上げ、その中から本当に陽性のものを絞り込む戦略で、第一段階検査をスクリーニング検査という。検査鋭敏でかつ誤りがないことが理想。ところが両方兼ね備えた検査法少ない。鋭敏さ追求する誤り(偽陽性)が入ってくるし、間違いないものだけみつける考えだと、見逃し(偽陰性)がでてくる。スクリーニング検査は、あくまでも見逃しできるだけないように、という所で納得するしかない陽性判定保留場合、必ず確認検査実施する必要がある。 

【詳しく】 スクリーニング検査にはHIV-1/2抗体ではELISA法PA法IC法と、ELISA法によるHIV-1抗原抗体同時検査がある。

《参照》 PA法ELISA法IC法偽陽性偽陰性HIV抗体検査陽性HIV抗体検査陰性確認検査供血者検査


スクリーニング

(スクリーニング検査 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/31 23:08 UTC 版)

スクリーニング (: screening) - 動詞としてのスクリーン (screen) から。




「スクリーニング」の続きの解説一覧

スクリーニング検査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 09:11 UTC 版)

非アルコール性脂肪性肝疾患」の記事における「スクリーニング検査」の解説

NAFLDは、結果的に心血管疾患引き起こすことがよくあり、NAFLD関連死亡大部分原因である無症候性アテローム性動脈硬化として現れる可能性があるため、EASL心血管系のスクリーニング検査を必須見なしている。AASLDによればNAFLD患者心血管系罹患率死亡率リスク高く、「NAFLDすべての患者心血管疾患危険因子積極的な変更が必要である」としている。 さらにAASLDは、肝硬変を伴うNASHを持つ人々に対しては、胃静脈瘤食道静脈瘤、および肝癌について体系的にスクリーニング検査することを推奨している。AASLDは肝硬変のないNASH患者対す定期的な肝生検および肝癌のスクリーニング検査は推奨していないが、そのようなスクリーニングケースバイケース行われることもある。 また、NAFLD患者に対しては、肝細胞癌肝癌)および食道胃静脈瘤のスクリーニング検査を検討する場合がある。NICEは、強化肝線維症ELF血液検査用いて成人3年ごと、小児2年ごとに進行性肝線維症NAFLD定期的にスクリーニング検査することを勧めている。肥満インスリン抵抗性のある人には、インスリン抵抗性のホメオスタシスモデル評価(HOMA-IR)を使用したフォローアップ推奨される線維症および高血圧を伴うNASH患者は、疾患進行リスクが高いため、綿密なモニタリングを行う価値がある

※この「スクリーニング検査」の解説は、「非アルコール性脂肪性肝疾患」の解説の一部です。
「スクリーニング検査」を含む「非アルコール性脂肪性肝疾患」の記事については、「非アルコール性脂肪性肝疾患」の概要を参照ください。


スクリーニング検査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 15:35 UTC 版)

遺伝性非ポリポーシス大腸癌」の記事における「スクリーニング検査」の解説

DNAミスマッチ修復遺伝子のスクリーニング検査をHNPCC家系では勧められる日本においては健康保険適応となっている。 癌を発症した場合には癌組織と正常組織でのマイクロサテライト不安定性調べることができるし、組織採取行わない場合には採血により白血球での検査を行う。家族内での素因保持有無調べることは医療経済的にも有用であるとの報告がある。 遺伝的に素因を持つ者の大腸癌スクリーニングには、大腸内視鏡検査CTコロノグラフィなどを毎年行う必要があるその他の癌についても、CTエコーカプセル内視鏡尿細胞診などを毎年施行される

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