免疫クロマトグラフィー法
【概要】 略号は「IC法」。俗称ラピッドテスト。ダイナボット社の「ダイナスクリーン・HIV-1/2」がHIV抗体のスクリーニング検査法として採用された。血清、血漿、全血を50μL滴下し、15分後に赤いバンドがでることにより陽性と判定できる。感度は従来のスクリーニング検査法と同等なので見逃しは少ない。いずれにせよ陽性の場合は確認検査が必要。偽陽性が多いのでびっくりしないこと。
【詳しく】 採血後数時間あるいは数日待つ必要がない。つまり結果を聞くため再受診をする必要がない。針刺し事故後などの緊急検査に威力を発揮しそうだ。一方、検査前カウンセリング→検査→陽性の告知が連動するので、患者も医者も心理的にはあわただしい。

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