針刺し事故とは? わかりやすく解説

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針刺し事故

読み方:はりさしじこ
別表記:針刺し

注射針静脈留置針などを扱う医療施設職員が、患者血液などに触れた針を、自身の体に誤って刺してしまう事故意味する語。肝炎HIV梅毒などの患者血液付着した針が刺さった場合感染危険性がある。

針刺し事故

Needle stick accident

【概要】 患者使った針を誤って医療従事者刺してしまうこと。医療従事者感染者の治療を嫌う理由第一であり、日常的に医療現場では事故多発していることを示している。 

【詳しく】 CDCが行った調査によると、HIV針刺し事故で感染した例は、1)深い傷、2)目に見える血液付着、3)動脈静脈入っていた針、4)末期患者であれば感染発生しやすかった。そして、5)事故後にジドブジン服用によって感染率79%減らしていると計算された。これによって、現在はHIV曝露後の予防治療推奨されている。もっとも大切なことは受傷者への情報提供と、医療サービス保証である。感染危険性推測し受傷者が希望すれば検査実施し予防治療心理カウンセリング提供する。また秘密保守約束する

《参照》 アジドチミジン予防使用労災補償カウンセリング




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