BlackBerry Curve 9300 BlackBerry Curve 9300の概要

BlackBerry Curve 9300

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 10:22 UTC 版)

NTTドコモ BlackBerry Curve 9300
キャリア NTTドコモ
製造 リサーチ・イン・モーション
発売日 2010年12月1日
概要
OS BlackBerry OS (Ver.5.0)
音声通信方式 3G:W-CDMA 2100/1900/850/800MHz(FOMAプラスエリア対応)
2G:GSM 1900/1800/900/850MHz
データ通信方式 3G:HSDPA
2G:GPRS
形状 ストレート QWERTYキーボード トラックパット
サイズ 109 × 60 × 13.9 mm
質量 104 g
連続通話時間 3G:約230分、GSM:約250分
連続待受時間 3G:約260時間、GSM:約310時間
外部メモリ microSDHC(最大32GB)
赤外線通信機能 なし
Bluetooth あり (version2.1 + EDR1)
放送受信機能 非対応
メインディスプレイ
方式 透過型TFT液晶
解像度 320×240 QVGA
サイズ 約2.4インチ
表示色数 約65536色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約200万画素画素AF CMOSカメラ
機能 (静止画・動画)
フラッシュ等
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
Grafite Gray
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要

2010年7月に発売されたBlackBerry Bold 9700に引き続き発表された機種であるが、後継機種という扱いではない。

BlackBerry Boldシリーズは、革張りの背面や高精細液晶や、高機能なカメラを搭載したエグゼクティブなタイプであるのに対し、BlackBerry Curveシリーズは液晶の解像度やカメラの画素をBoldよりも落とし、価格を下げ、気軽に購入できるようにしたモデルである。そのため米国などでは最も人気が高いシリーズといわれている。

また端末の重さも103gと日本で発売されるスマートフォンの中では一番の軽量となる。

筐体はスタンダードなBlackBerryシリーズと同様にQWERTY配列のキーボードを配したストレートタイプであり、中心部にはBold9700と同様に光学式トラックパットが配され、直感的に画面操作を行うことができる。キーボードはBlackBerry Bold 9700やBoldとは若干異なり、キーがそれぞれ独立して配置されている。

端末上部にはいままでのBlackBerryシリーズになかった音楽再生用の[<<]戻る [ |> ]再生・停止 [>>]局送りといったメディア再生ボタンが配されていて、コンシューマー色を高めている。パソコンにBlackBerry Desktop Softwareという同期ソフトをインストールすることで、iTunesと同期をとり、音楽を本端末にプレイリストごと取り込むことが可能となる。
3G通信機能としては、BlackBerry Bold 9700とほぼ同等で、FOMAプラスエリアや、FOMAハイスピードGSMGPRSなどに対応している。更にNTTドコモの国際ローミングサービスである、WORLD WINGにも対応し、海外でも利用が可能となる。

WiFi機能としては、日本で発売されるBlackBerryシリーズとしては初のIEEE802.11nに対応し300MBpsの高速通信を利用することができる。

入力言語や表示言語が日本語のほか英語ドイツ語フランス語イタリア語ロシア語中国語韓国語に対応する。

BlackBerryサービス

本端末を利用するためには、これまでのBlackBerryシリーズと同様に、BlackBerry Enterprise ServiceBlackBerry Internet Serviceのどちらかを契約しないと、通話とSMSしか利用できないが、本端末の発売日である2010年12月1日より上記BlackBerryサービスの利用料が大幅に値下げされている。また同日にはNTTドコモのキャリアメールである、iモードメールと同じ@docomo.ne.jpドメインを使ったメールの送受信が利用可能となる。あわせて絵文字の送受信も可能となる。この@docomo.ne.jpのメールアドレスを利用するためにはBlackBerry Internet Serviceと同時に、spモードの契約が必要となるが、ISPセット割が適用されるため、実質spモードの利用料は発生しない。BlackBerry Enterprise Serviceの契約者はspモードを利用することはできない。

ただspモードの契約をしなくても、BlackBerry Internet Serviceを契約すれば、@docomo.blackberry.comドメインのメールアドレスが付与され、リアルタイムプッシュのメールの送受信を行うことが可能となる。またその他に通常のPOPIMAPに対応した、インターネットサービスプロバイダのメールアドレスや「Gmail」「Hotmail」「Yahoo!メール」「livedoor メール」「gooメール(有料版)」といったWebメールもプッシュメールで送受信が可能となる。

メッセンジャー機能も従来通り利用が可能であり、BlackBerryメッセンジャーがプリインストールされる。
その他に「Google Talk」「Windows Live メッセンジャー」プリインストールまたはインストール用ショートカットが用意されている。メッセージが着信すると、着信音やバイブレーター、LED通知で着信を知らせてくれる。

ブラウザはBlackBerry標準のブラウザが搭載されている。そのほかにOpera miniなどのサードパティーのブラウザをインストールし利用することが可能となる。

その他にGoogleとの結びつきが強く、Gmailなどがリアルタイムでプッシュ着信したり、Google Sync用アプリケーションを使って、BlackBerryのアドレス帳やカレンダーを、Googleカレンダーや連絡先と同期をとることができる。




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