筒井康隆 著書

筒井康隆

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著書

小説(中長編)

作品名 出版年月日 出版社 ISBN 備考
48億の妄想 1965.12.31 早川書房文春文庫 ISBN 978-4167181017
馬の首風雲録 1967 早川書房→ハヤカワ文庫
→文春文庫→扶桑社文庫
霊長類南へ 1969.10.15 講談社講談社文庫
角川文庫
ISBN 978-4041305195
筒井順慶 1969.04.15 講談社→新潮文庫
→角川文庫
ISBN 978-4041305065 「筒井順慶」「あらえっさっさ」「晋金太郎」「新宿祭」
緑魔の町 1970.07.20 毎日新聞社→角川文庫 ISBN 978-4041305119
脱走と追跡のサンバ 1971.10.31 早川書房→角川文庫 ISBN 978-4041305089
家族八景 1972.02.20 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171012 七瀬三部作 Part1
俗物図鑑 1972.12.05 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171029
おれの血は他人の血 1974.02.20 河出書房新社→新潮文庫 ISBN 978-4101171081
七瀬ふたたび 1975.05.10 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171074 七瀬三部作 Part2
エディプスの恋人 1977.10.20 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171135 七瀬三部作 Part3
完結編
富豪刑事 1978.05.15 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171166
大いなる助走 1979.03.15 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4101171166
美藝公 1981.02.20 文藝春秋→文春文庫
ミリオン出版復刻版
ISBN 978-4886722720
虚人たち 1981.04.15 中央公論社→中公文庫 ISBN 978-4122030596
虚航船団 1984.05.15 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171272 純文学書き下ろし
特別作品
イリヤ・ムウロメツ 1985.12.20 講談社→講談社文庫 ISBN 978-4061843622
旅のラゴス 1986.09.30 徳間書店徳間文庫
→新潮文庫
ISBN 978-4101171319
夢の木坂分岐点 1987.01.25 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171241
歌と饒舌の戦記 1987.04.25 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171258
驚愕の曠野 1988.02.25 河出書房新社→河出文庫 ISBN 978-4309405155
新日本探偵社報告書控 1988.04.25 集英社集英社文庫 ISBN 978-4087497021
残像に口紅を 1989.04.20 中央公論社中公文庫 ISBN 978-4122022874
フェミニズム殺人事件 1989.10.20 集英社→集英社文庫
文学部唯野教授 1990.01.26 岩波書店→同時代ライブラリー
岩波現代文庫
ISBN 978-4006020019
ロートレック荘事件 1990.09.25 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171333
朝のガスパール 1992.08.01 朝日新聞社→新潮文庫 ISBN 978-4101171340 朝日新聞連載
パプリカ 1993.09.20 中央公論社→中公文庫
→新潮文庫
ISBN 978-4101171401
1998.01.01 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171395
わたしのグランパ 1999.08.30 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181116
恐怖 2001.01.10 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181130
愛のひだりがわ 2002.02.21 岩波書店→新潮文庫 ISBN 978-4101171494
ヘル 2003.11.13 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181154
銀齢の果て 2006.01.20 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171517
巨船ベラス・レトラス 2007.03.16 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4163256900
ダンシング・ヴァニティ 2008.01.31 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171524
ビアンカ・オーバースタディ 2012.08.17 星海社→角川文庫 ISBN 978-4061388376
聖痕 2013.05.31 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4103145301 朝日新聞連載
モナドの領域 2015.12.03 新潮社 ISBN 978-4103145325

小説(短編集)

作品名 発行年月日 作品 出版社 ISBN
東海道戦争 1965.10.15 東海道戦争/いじめないで/しゃっくり/トーチカ/ブルドッグ/群猫/チューリップ・チューリップ/うるさがた/お紺昇天/やぶれかぶれのオロ氏/座敷ぼっこ/廃墟/堕地獄仏法

《初出》「トーチカ」「群猫」「廃墟」「座敷ぼっこ」1960年「宝石」、「ブルドッグ」1964年「SFマガジン」8月増刊号、「しゃっくり」「お紺昇天」1964年「SFマガジン」、「東海道戦争」「うるさがた」「堕地獄仏法」1965年「SFマガジン」

早川書房→ハヤカワ文庫→中公文庫 ISBN 978-4122022065
時をかける少女 1967.03.20 時をかける少女/悪夢の真相/果てしなき多元宇宙 盛光社→角川文庫
角川つばさ文庫ハルキ文庫
ISBN 978-4041305218ISBN 978-4894563063
ベトナム観光公社 1967.06.15 火星のツァラトゥストラ/ベムたちの消えた夜/トラブル/最高級有機質肥料/マグロマル/くたばれPTA/末世法華経/時越半四郎/ハリウッド・ハリウッド/カメロイド文部省/血と肉の愛情/タック健在なりや/お玉熱演/猫と真珠湾/産気/会いたい/赤いライオン/ベトナム観光公社 早川書房→ハヤカワ文庫→中公文庫 ISBN 978-4122030107
アフリカの爆弾 1968.03.01 台所にいたスパイ/脱出/露出症文明/メンズ・マガジ ン一九七七/月へ飛ぶ思い/活性アポロイド/東京諜報地図/ヒストレス ヴィラからの脱出/環状線/窓の外の戦争/寒い星から帰ってこないスパイ/アフリカの爆弾 文藝春秋→角川文庫 ISBN 978-4041305027
アルファルファ作戦 1968.05.31 アルファルファ作戦/近所迷惑/慶安大変記/人口九千九百億/公共伏魔殿/旅/一万二千粒の錠剤/最後のクリスマス/ほほにかかる涙/かゆみの限界/ある罪悪感/セクション/懲戒の 部屋/色眼鏡の狂詩曲(ラプソディ) 早川書房→中公文庫 ISBN 978-4122025165
にぎやかな未来 1968.08.01 《Part1 どたばた・ファンタジィ》 (解説 人間すべて), 超能力/帰郷/星は生きている/怪物たちの夜/逃げろ/事業/悪魔の契約/わかれ/最終兵器の漂流/腸はどこへいった/亭主調理法, (どたばた・ファンタジィ/あとがき)

《Part2 風俗・ファンタジイ》 (解説 現代と寝て),我輩の執念/幸福 ですか?/人形のいる街/007入社す/踊る星/地下鉄の笑い/なが い話/スペードの女王/欲望/パチンコ必勝原理,(風俗・ファンタジイ /あとがき)

《Part3 ファンタジイ・ファンタジイ》 (解説 ある女性がぼくに),マリ コちゃん/ユリコちゃん/サチコちゃん/ユミコちゃん/姉弟/ラッパ を吹く弟/きつね/たぬき/コドモのカミサマ/ウイスキーの神様/神様と仏さま/池猫/飛び猫/衛星一号/ミスター・サンドマン/時の女 神,(ファンタジイ・ファンタジイ/あとがき)

《Part4 SF・ファンタジイ》 (解説 どうせファンタジイだ),模倣空間/お助け/疑似人間/白き異邦人/ベルト・ウェーの女/火星に来た男/差別/到着/遊民の街/無人警察/にぎやかな未来

≪初出≫「お助け」1960年「宝石」8月号、「帰郷」「超能力」1960年「宝石」、「きつね」1960年「ヒッチコック・マガジン」

三一書房→角川文庫 ISBN 978-4041305034
幻想の未来・アフリカの血 1968.08.30 幻想の未来/ふたりの印度人/アフリカの血 南北社→角川文庫 ISBN 978-4041305010
ホンキイ・トンク 1969.07.20 君発ちて後/ワイド仇討/断末魔酔狂地獄/オナンの末裔/雨乞い小町/小説「私小説」/ぐれ健が戻った/ホンキイ・トンク 講談社→角川文庫 ISBN 978-4041305058
わが良き狼(ウルフ) 1969.07.31 地獄図日本海因果(だんまつまさいけのくろしほ)/夜の政 治と経済/わが家の戦士/わが愛の税務署/若衆胸算用/団欒の危機/走る男/わが良き狼(ウルフ) 1969年、三一書房→角川文庫 ISBN 978-4041305041
心狸学 社怪学 1969.12.20 《心狸学篇》 条件反射/ナルシシズム/フラストレーシ ョン/優越感/サディズム/エディプス・コンプレックス/催眠暗示

《社怪学篇》 ゲゼルシャフト/ゲマインシャフト/原始共産制/議会制民主主義/マス・コミュニケーション/近代都市/未来都市

講談社→講談社文庫→角川文庫 ISBN 978-4041305188
欠陥大百科 1970.05.10 (はじめに)(凡例),悪魔/悪口雑言罵詈讒謗/アングラ/安保/悪戯/一問一答/犬/イラストレーター/インタビュー/宇宙/午・馬/運動会/映倫/S・F/越後つついし親不知/大袈裟/おこらないおこらない/お喋り/音楽/女/90年安保の全学連(漫画)/紙・髪・神/カラーテレビ/癌/観光/歓待/機械/貴様/ギター/ギャグ・マンガ/恐竜/銀座/クイズ/経口避妊薬/軽薄/欠陥/国会/CM(コマーシャル)/作家経営学/サラリーマン/産院/自己変革/ジャズ/週刊誌/就職/乗車拒否/蒸発/食道楽/深夜族/スキャンダル/ストーリイ・マンガ/性器/生殖器/精神病院/西部劇/セックス/接着剤/セミ・ドキュメント/前衛/浅学非才/全集/騒音/創作/竹取物語/タテカン/駝鳥/狸/父親/蝶/筒井順慶(漫画)/月/筒井順慶/D・J/デパート/テレ ビ/同人誌/読書遍歴/とっておきの話/突拍子/ナンセンス/日記/日本列島/発言力/2001年のテレビ(漫画)/パラダイス/ハント・ バー/美女/ヒッピー/船酔い/編集者/ペンパル/法螺話/麻雀/マイ・ホーム/末世/モータリゼーション/モデル/UHF/よろ めき/落語/流行/レジャー/肋骨/論争/猥語/ん,(オビ= この大百科の欠陥) 河出書房 ISBN 978-4309000923
『母子像』→『革命のふたつの夜』[注釈 12] 1970.07.12 母子像/くさり/となり組文芸/巷談アポロ芸者/コレラ/泣き語り性教育/深夜の万国博/革命のふたつの夜 講談社→角川文庫 ISBN 978-4041305072
馬は土曜に蒼ざめる 1970.07.15 横車の大八/息子は神様/空想の 起源と進化/混同夢/逃げろや逃げろ/人類の大不調和/肥満考/馬は土曜に蒼ざめる 早川書房→ハヤカワ文庫→集英社文庫[注釈 13]
発作的作品群 1971.07.10 《発作的ショート・ショート》 客/自動ピアノ/正義/ブロークン・ハート/訓練/夫婦/帰宅/タバコ/見学/特効薬/墜落/涙の対面

《発作的エッセイ》 公的タブー・私的タブー/凶暴星エクスタ市に発生した ニュー・リズム、ワートホッグに関する報告及び調理法及び見通しについて/仕 事と遊びの”皆既日食“/肺ガンなんて知らないよ/まったく不合理、年賀状/大地震の前に逃げ出そう/都会人のために夜を守れ/いたかつただらうな/恰好よければ/わが宣伝マン時代の犯罪/可愛い女の可愛らしさ/犯・ 侵・冒/人間を無気力にするコンピューター/アナロジイ/情報化時代の言 語と小説

《発作的伝記》 モーツァルト伝/ナポレオン対チャイコフスキー世紀の決戦

《発作的講談》 岩見重太郎/児雷也

《発作的雑文》 当たらぬこそ八掛──易断(昭和○○年各界気運/昭和○ ○年十二支の気運/黒子疵の吉凶/人相・手相の運勢判断/一月の吉凶暦 )/悩みの躁談室(第一日/第二日/第三日/最終日)/ レジャー狂室(パラダービー(障害ダービー)の馬券作戦/レジャー用語の 解説/インディアン麻雀の打ち方)」

《発作的短篇》 悪魔を呼ぶ連中/最初の混線/最後のCM/蜜のような 宇宙/2001年公害の旅/遠泳/傷ついたのは誰の心/差別/猛烈社 員無頼控/女権国家の繁栄と崩壊/レモンのような二人/20000トンの 精液

《発作的戯曲》 荒唐無稽文化財奇ッ怪陋劣ドタバタ劇-冠婚葬祭葬儀編

《発作的座談会》 山下洋輔トリオ・プラス・筒井康隆

(発作的あとがき)筒井康隆作品集一覧

徳間書店
日本列島七曲り 1971.11.15 誘拐横丁/融合家族/陰悩録/奇ッ怪陋劣潜望鏡/郵性省/日本列島七曲り/桃太郎輪廻/わが名はイサミ/公害浦島覗機関(たいむすりっぷのぞきのからくり)/ふたりの秘書/テレビ譫妄症 徳間書店→角川文庫 ISBN 978-4041305096
将軍が目醒めた時 1972.09.30 万延元年のラグビー/ヤマザキ/乗越駅の刑罰/騒春/新宿コンフィデンシャル/カンチョレ族の繁栄/註釈の多い年譜/家/ 空飛ぶ表具屋/将軍が目醒めた時 河出書房新社→新潮文庫 ISBN 978-4101171043
農協月へ行く 1973.11.03 農協月へ行く/日本以外全部沈没/経理課長の放送/信仰性遅感症/自殺悲願/ホルモン/村井長庵 角川書店→角川文庫 ISBN 978-4041305140
暗黒世界のオデッセイ
筒井康隆一人十人集
1974.02.20 レオナルド・ダ・ヴィンチの半狂乱の生涯/神戸の文化/ 神戸に帰る/東京→神戸引越し騒動/新しい部屋で/とろを食べる/神戸港24時間/新しいことはええことや 田辺聖子との対談/神戸『井戸のある家 』/中山手・山本通り/フラワー・ロード/垂水・舞子海岸通り/トア・ ロード/須磨離宮道/三宮高架商店街/傷ついたのは誰の心(漫画)/冠婚葬祭葬儀編(漫画)/カンニバリズム・ フェスティバル(漫画)/サイボーグ入門(漫画)/乱調人間大研究/食事 論断片/ソ連東欧への旅その一/急流(漫画)/客(漫画)/色眼鏡の狂詩曲(漫画)/ワイド仇討(漫画)/アフリカの爆弾(漫画)/アフリカの 血(漫画)/わが名はイサミ(漫画)/近所迷惑(漫画)/たぬきの方程式 (漫画)/超能力(漫画)/星新一論/二○○一年暗黒世界のオデッセイ/モケケ・バラリバラ戦記/『直木賞落選の弁』を書くについての弁/突然の空白/ああ青春、走り抜けた 三年/記憶の断片/人間滅亡への道 筒井嘉隆との対談/映画館が私を作っ た! 淀川長治との対談/<われら>狂気に生きる 山下洋輔との対談/ソ連 東欧への旅その二 晶文社→新潮文庫 ISBN 978-4101171142
おれに関する噂 1974.06.15 蝶/おれに関する噂/養豚の実際/熊の木本線/怪奇たたみ男/だばだば杉/幸福の限界/YAH!/講演旅行/通いの軍隊/心臓に悪い 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171050
男たちのかいた絵 1974.06.30 夜も昼も/恋とは何でしょう/星屑/嘘は罪/アイス・クリーム/あなたと夜と音楽と/二人でお茶を/素敵なあなた 徳間書店→新潮文庫 ISBN 978-4101171067
ウィークエンド・シャッフル 1974.09.24 佇むひと/如菩薩団/「蝶」の硫黄島/ジャップ鳥/旗色不鮮明/弁天さま/モダン・シュニッツラー/その情報は暗号/生きている脳/碧い底/犬の町/さなぎ/ウィークエンド・シャッフル 講談社→講談社文庫→角川文庫 ISBN 978-4041305164
ミラーマンの時間 SFジュブナイル 1975.02.15 暗いピンクの未来/デラックス狂詩曲(ラプソディ)/超能力・ア・ゴーゴー/白いペン・赤いボタン/ミラーマンの時間 いんなあとりっぷ社→角川文庫 ISBN 978-4041305133
メタモルフォセス群島 1976.02.20 毟りあい/五郎八航空/走る取的/喪失の日/定年食/平行世界/母親さがし/老境のターザン/こちら一の谷/特別室/メタモルフォセス群島 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171128
あるいは酒でいっぱいの海 1977.11.25 あるいは酒でいっぱいの海/消失/鏡よ鏡/いいえ/法外な税金/女の年齢/ケンタウルスの殺人/トンネル現象/九十年安保の全学連/代用女房始末/スパイ/妄想因子/怪段/陸族館/給水塔の幽霊/フォーク・シンガー/アル中の嘆き/電話魔/みすていく・ざ・あどれす/タイム・カメラ/体臭/善猫メダル/逆流/前世/タイム・マシン/脱ぐ/二元論の家/無限効果/底流/睡魔のいる夏/「ケンタウルスの殺人」解決編 集英社→集英社文庫→河出文庫
バブリング創世記 1978.02.10 バブリング創世記/死にかた/発明後のパターン/案内人/裏小倉/鍵/上下左右/廃塾令/ヒノマル酒場/三人娘 徳間書店→徳間文庫 ISBN 978-4195773925
宇宙衞生博覧会 1979.10.15 蟹甲癬/こぶ天才/急流/顔面崩壊/問題外科/関節話法/最悪の接触(ワースト・コンタクト)ポルノ惑星のサルモネラ人間」 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171159
エロチック街道 1981.10.15 中隊長/昔はよかったなあ/日本地球ことば教える学部/インタヴューイ/寝る方法/かくれんぼをした/遍在/早口ことば/冷水シャワーを浴びる方法/遠い座敷/また何かそして別の聴くもの/一について/歩くとき/傾斜/われらの地図/時代小説/ジャズ大名/エロチック街道 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171173
串刺し教授 1985.12.10 旦那さま留守/日本古代SF考/通過儀礼/句点と読点/東京幻視/言葉と「ずれ」/きつねのお浜/点景論/追い討ちされた日/シナリオ・時をかける少女/退場させられた男/春/妻四態/風/座右の駅/遥かなるサテライト群/串刺し教授 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171227
原始人 1987.09.20 原始人/アノミー都市/家具/おもての行列なんじゃいな/怒るな/他者と饒舌/抑止力としての12使徒/読者罵倒/不良世界の神話/おれは裸だ/諸家寸話/筒井康隆のつくり方/屋根 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181079
薬菜飯店 1988.06.15 薬菜飯店/法子と雲界/イチゴの日/秒読み/ヨッパ谷への降下/偽魔王/カラダ記念日 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171289
夜のコント・冬のコント 1990.04.20 夢の検閲官/カチカチ山事件/魚/レトリック騒動/借金の清算/上へ行きたい/箪笥/巨人たち/鳶八丈の権/火星探検/のたくり大臣/「聖(セント)ジェームス病院」を歌う猫/冬のコント/夜のコント/最後の喫煙者/CINEMAレベル9/傾いた世界/都市盗掘団 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171326
最後の伝令 1993.01.25 人喰人種/北極王/樹木法廷に立つ/タマゴアゲハのいる里/近づいてくる時計/九死虫/公衆排尿協会/あのふたり様子が変/禽獣/最後の伝令/ムロジェクに感謝/二度死んだ少年の記録/十五歳までの名詞による自叙伝/瀕死の舞台 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171357
家族場面 1995.02.25 九月の渇き/天の一角/猿のことゆえご勘弁/大官公庁時代/十二市場オデッセイ/妻の惑星/家族場面/天狗の落し文 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171371
ジャズ小説 1996.06.10 ニューオーリンズの賑わい/葬送曲/はかない望み/ソニー・ロリンズのように/ラウンド・ミッドナイト/懐かしの歌声/恐怖の代役/陰謀のかたち/チュニジアの上空にて/ムーチョ・ムーチョ/ボーナスを押えろ/ライオン 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181109
邪眼鳥 1997.04.25 邪眼鳥/RPG試案-夫婦遍歴 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171388
満腹亭へようこそ 1998.05.30 あるいは酒でいっぱいの海/最高級有機質肥料/薬菜飯店/蟹甲癬/アル中の嘆き/顔面崩壊/肥満考/定年食 北宋社 ISBN 978-4894630185
エンガッツィオ司令塔 2000.03. エンガッツィオ司令塔/乖離/猫が来るものか/魔境山水/夢/越天楽/東天紅/ご存知七福神/俄・納涼御摂勧進帳/首長ティンブクの尊厳/附・断筆解禁宣言 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181123
魚籃観音記 2000.09.30 魚籃観音記/市街戦/馬/作中の死/ラトラス/分裂病による建築の諸相/建物の横の路地には/虚に棲むひと/ジャズ犬たち/谷間の豪族 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171456
細菌人間 ジュブナイル傑作集[注釈 14] 2000.09. 細菌人間/10万光年の追跡者/四枚のジャック/W世界の少年/闇につげる声 出版芸術社 ISBN 978-4882931942
天狗の落し文 2001.07.30 全356編+∞ 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171463
壊れかた指南 2006.04.27 漫画の行方/余部さん/稲荷の紋三郎/御厨木工作業所/TANUKI/迷走録/建設博工法展示館/大人になれない/可奈志耶那/遠蘇魯志耶/優待券をもった少年/犬の沈黙/出世の首/二階送り/空中喫煙者/鬼仏交替/ショートショート集(虎の肩凝り/春の小川は/長恨/恐怖合体/おれは悪魔だ/秘密/便秘の夢/土兎/取りに来い/便意を催す顔)/狼三番叟/耽読者の家/店じまい/逃げ道 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181161
繁栄の昭和 2014.09.29 迷宮入りした殺人事件と謎の小人……………「繁栄の昭和」

女装の美少年が魔都・東京をさまよう………「大盗庶幾」

人工臓器を体内に入れた名探偵………………「科学探偵帆村」

新劇の老役者がミュージカルに挑戦?………「リア王」

古い屋敷にうごめく人間たち…………………「一族散らし語り」

華やかなパーティが終わると彼女は…………「役割演技」

筒井康隆、映画で大活躍!……………………「メタノワール」

愛妻の入院中、男は……………………………「つばくろ会からまいりました」

所詮この世は欲と色、男の野望渦巻く………「横領」

これぞショート・ショート!…………………「コント二題」

戦前の女優に魅了されて………………………「高清子とその時代」||文藝春秋

文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4163901268
世界はゴ冗談 2015.04.28 ペニスに命中/不在/教授の戦利品/アニメ的リアリズム/小説に関する夢十一夜/三字熟語の奇/世界はゴ冗談/奔馬菌/メタパラの七・五人/附・ウクライナ幻想 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4103145318
ジャックポット 2021.02.17 漸然山脈/コロキタイマイ/白笑疑/ダークナイト・ミッドナイト/蒙霧升降/ニューシネマ「バブルの塔」/レダ/南蛮狭隘族/縁側の人/一九五五年二十歳/花魁櫛/ジャックポット/ダンシングオールナイト/川のほとり 新潮社 ISBN 978-4-10-314534-9

小説(作品集・自選集)

  • 『新宿祭 初期作品集』(1972年、立風書房)
  • 『デマ 実験小説集』(1974年、番町書房)
  • 『村井長庵 歴史・時代小説集』(1975年、番町書房)
  • 『笑うな ショート・ショート集』(1975年、徳間書店→新潮文庫 ISBN 978-4101171111
  • 『くたばれPTA』(1986年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171197
  • 『鍵―自選短編集』(1994年、角川ホラー文庫 ISBN 978-4041305201
  • 『懲戒の部屋 自選ホラー傑作集1』(2002年、新潮文庫 ISBN 978-4101171418
  • 『驚愕の曠野 自選ホラー傑作集2』(2002年、新潮文庫 ISBN 978-4101171425
  • 最後の喫煙者 自選ドタバタ傑作集1』(2002年、新潮文庫 ISBN 978-4-10-117143-2
  • 『傾いた世界 自選ドタバタ傑作集2』(2002年、新潮文庫 ISBN 978-4101171449
  • 『近所迷惑 自選短篇集1 ドタバタ篇』(2002年、徳間文庫 ISBN 978-4198917050
  • 『怪物たちの夜 自選短篇集2 ショート・ショート篇』(2002年、徳間文庫 ISBN 978-4198917401
  • 『日本以外全部沈没 自選短篇集3 パロディ篇』(2002年、徳間文庫 ISBN 978-4198917654
  • 『睡魔のいる夏 自選短篇集4 ロマンチック篇』(2002年、徳間文庫 ISBN 978-4198917944
  • 『カメロイド文部省 自選短篇集5 ブラック・ユーモア未来篇』(2003年、徳間文庫 ISBN 978-4198918248
  • 『わが愛の税務署 自選短篇集6 ブラック・ユーモア現代篇』(2003年、徳間文庫 ISBN 978-4198918590
  • 『ポルノ惑星のサルモネラ人間 自選グロテスク傑作集』(2005年、新潮文庫 ISBN 978-4101171470
  • 『ヨッパ谷への降下 自選ファンタジー傑作集』(2005年、新潮文庫 ISBN 978-4101171487
  • 『日本以外全部沈没 パニック短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305225
  • 『陰悩録 リビドー短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305256
  • 『如菩薩団 ピカレスク短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305232
  • 『夜を走る トラブル短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305249
  • 『佇むひと リリカル短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305263
  • 『くさり ホラー短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305270
  • 『出世の首 ヴァーチャル短篇集』(2007年、角川文庫 ISBN 978-4041305287

戯曲

童話・絵本・漫画など

  • 『創作S・Fどうわ かいじゅうゴミイ』(1967年、盛光社)
  • 『創作SFえほん 地球はおおさわぎ』(1969年、盛光社)イラスト:横山隆一
  • 『三丁目が戦争です』(1971年、講談社)イラスト:永井豪
    1969年発表『心狸学・社怪学』所収「優越感」の、視点を入れ替えた作品。
  • 『筒井康隆全童話』(1976年、角川文庫 ISBN 978-4041305126
  • 『ジャングルめがね』(1977年、小学館)イラスト:長尾みのる
  • 『イチ、ニのサン!』(1986年、河出書房新社 ISBN 978-4309723556)イラスト:ミハエル・リューバ
  • 『筒井康隆漫画全集』(2004年、実業之日本社)ISBN 978-4408612393

随筆・評論など

イラストの山藤は、筒井の顔を「あまりに男前なので表現出来ない」の注釈と共にのっぺらぼうに描き、以降定着する。
噂の眞相」連載時の『狂犬樓の逆襲』を改題[注釈 15]

共著・対談など

編集

  • 『夢からの脱走』(1969年、新風出版)
  • 『異形の白昼 現代恐怖小説集』(1969年、立風書房→集英社文庫→ちくま文庫)
  • 『12のアップルパイ』(1970年、立風書房→集英社文庫)
  • 『'71日本SFベスト集成』(1975年、徳間書店→徳間文庫→ちくま文庫)
  • 『'74日本SFベスト集成』(1975年、徳間書店→徳間文庫→ちくま文庫)
  • 『'73日本SFベスト集成』(1975年、徳間書店→徳間文庫→ちくま文庫)
  • 『'72日本SFベスト集成』(1976年、徳間書店→徳間文庫→ちくま文庫)
  • 『'60年代日本SFベスト集成』(1976年、徳間書店→徳間文庫→ちくま文庫)
  • 『'75日本SFベスト集成』(1976年、徳間書店→徳間文庫)
  • 『実験小説名作選』(1980年、集英社文庫)
  • 『いかにして眠るか』(1980年、光文社→光文社文庫)
  • 『ネオ・ヌルの時代』PART1-3(1985年、中公文庫)
  • 日本の名随筆41 嘘』(1986年、作品社)
  • 『夢探偵「光る話」の花束』(1989年、光文社)
  • 『人間みな病気』(1991年、福武文庫)
  • 『パスカルへの道』(1994年、中公文庫)
  • 『21世紀文学の創造1 現代世界への問い』(2001年、岩波書店)
  • 『21世紀文学の創造3 方法の冒険』(2001年、岩波書店)

監修

  • 写真小説 男たちのかいた絵(1996年、徳間書店)原作・監修。文章:花田秀次郎(※花田秀次郎は本作執筆の際、筒井康隆が名乗った筆名。徳間書店よりノベライズの依頼を受けたが、断筆中であったため筆名を用い、映画を見て筒井本人が書き上げた。本人曰く「おれ自分のゴーストライターしたことあるねん」とのこと。)[44]
  • 科学の終焉(おわり)(1997年、徳間書店)監修。著:ジョン・ホーガン 訳:竹内薫
  • 続・科学の終焉(おわり) 未知なる心(2000年、徳間書店)監修。著:ジョン・ホーガン 訳:竹内薫
  • 筒井版 悪魔の辞典〈完全補注〉(2002年、講談社→講談社+α文庫)アンブローズ・ビアス著。意訳。
  • 眠気をあやつる本(2003年、PHP研究所)監修。編著:造事務所、横田美奈子
  • 哲学の冒険(2004年、集英社インターナショナル)監修。著:マーク・ローランズ 訳:石塚あおい

著作集

  • 『筒井康隆全集』(全24巻、1983年 - 1985年、新潮社)
  • 『筒井康隆コレクション』(全7巻、日下三蔵・編、出版芸術社)
    • コレクションI 48億の妄想(2014年)
    • コレクションII 霊長類 南へ(2015年)
    • コレクションIII 欠陥大百科(2015年)
    • コレクションIⅤ おれの血は他人の血(2016年)
    • コレクションⅤ フェミニズム殺人事件(2016年)
    • コレクションⅤI 美藝公(2017年)
    • コレクションⅤII 朝のガスパール(2017年)
  • 『筒井康隆全戯曲』(日下三蔵・編、全4巻、復刊ドットコム、2016‐2017年)

外国語訳

英訳

  • The Girl Who Leapt Through Time(時をかける少女) David Karashima
  • The Maid (家族八景)アダム・カバット訳 1989(What the Maid Saw)
  • Salmonera Men on Planet Porno(ポルノ惑星のサルモネラ人間)Andrew Driver 2008
  • Paprika(パプリカ)Andrew Driver 2009
  • Hell(ヘル) Evan Emswiler 2010

フランス語訳

  • La traversée du temps(時をかける少女)Jean-Christian Bouvier 1991
  • Les Cours particuliers du professeur Tadano(文学部唯野教授)Jeanne Cotinet 1996
  • Le censeur des rêves (夢の検閲官)Jean-Christian Bouvier

ドイツ語訳

  • Mein Blut ist das Blut eines anderen(俺の血は他人の血) Otto Putz 2006
  • Professor Tadano an der philosophischen Fakultaet(文学部唯野教授) Stefan Wundt

中国語訳

  • 『穿越时空的少女』丁丁虫 上海译文出版社 2007
  • 『文学部唯野教授』何晓毅 人民文学出版社 2007
  • 『梦侦探』(パプリカ)丁丁虫 上海译文出版社 2010
  • 『爱的左边』(愛のひだりがわ) 伏怡琳 人民文学出版社 2009

韓国語

  • 인간동물원(心狸学・社会学) 양억관 2004
  • 웃지마(笑うな) 김영주, 이관용 2006
  • 시간을달리는소녀(時をかける少女) 김영주 2007
  • 파프리카(パプリカ) 김영주2007
  • 최후의끽연자 : 츠츠이야스타카자전뒤죽박죽걸작단편집(最後の喫煙者) 이규원 2008
  • 인구조절구역(銀齢の果て) 장점숙 2010
  • 부호 형사(富豪刑事) 최 고은 2011
  • 모나드 의 영역(モナドの領域) 이 규원 2017

ロシア語

  • Paprika(パプリカ) Андрей Замилов 2012
  • Преисподняя(ヘル) С. Логачёв 2016

チェコ語

  • Peklo(ヘル) Anna Křivánková 2009
  • Konec stříbrného věku(銀齢の果て) Anna Křivánková 2011
  • Paprika(パプリカ) Anna Křivánková 2013

ベトナム語

  • Cô gái vượt thời gian(時をかける少女) Vũ Anh 2017
  • Kẻ trộm giấc mơ(夢の検閲官) Hà Thương Trần 2018

その他の外国語訳

  • Otto scene di famiglia(家族八景、伊語) M. C. Migliore
  • Hombres salmonera en el planeta porno(ポルノ惑星のサルモネラ人間、西語)Jesús Carlos Álvarez Crespo
  • Estoy desnudo 西語 Jesús Carlos Álvarez Crespo
  • Paprika(パプリカ、西語) Jesús Carlos Álvarez Crespo

その他

レコード

  • デマ(1973年)
  • 家(1976年)
  • 筒井康隆文明(1978年)
  • THE INNER SPACE OF YASUTAKA TSUTSUI(1985年)
    • A面:活動写真、I Surrender Dear、Everyone Says I Love You、ジャズ大名
    • B面:昔はよかったなあ(朗読:筒井康隆)、Smoke Rings
      • 1983 - 1985年発売 新潮社「筒井康隆全集」全巻購入者特典のLPレコード 非売品(「筒井康隆全集」の全巻購入者が応募券を全巻分揃えて応募すると送られる)。後に、CD化され市販。

作曲

カセットブック

  • 筒井康隆大一座 ジーザス・クライスト・トリックスター(1984年 中央公論社)ISBN 4-12-001272-7
    • ジーザス・クライスト・トリックスター ――山にのぼりて笑え――
      • 昭和58(1983)年8月11日、12日 東京・日本都市センターホール公演より。
  • 昔はよかったなあ,おもての行列,なんじゃいな,狸,顔面崩壊―筒井康隆大一座朗読会ライブ(1987年1月 新潮社「新潮カセットブック」T-1-1)ISBN 978-4108201057
    • A面:昔はよかったなあ(朗読:筒井康隆)、おもての行列なんじゃいな(朗読:筒井康隆)
    • B面:狸(朗読:納谷六郎)、顔面崩壊(朗読:納谷六郎)
      • 1986年11月13日 東京・新宿安田生命ホールでのライブ収録
  • カラス エロチック街道(1987年2月 新潮社「新潮カセットブック」T-1-2)ISBN 978-4108201071
    • A面:カラス(朗読:納谷六郎)、エロチック街道(1)(朗読:筒井康隆)
    • B面:エロチック街道(2)(朗読:筒井康隆)
  • 急流 関節話法(1987年3月 新潮社「新潮カセットブック」T-1-3)ISBN 978-4108201125
    • A面:急流(朗読:角野卓造)、関節話法(1)(朗読:角野卓造)
    • B面:関節話法(2)(朗読:角野卓造)
  • 泣き語り性教育 一について(1987年4月 中央公論社「カセット劇場」)
  • ショートショート・フェスティバル(1987年6月 新潮社「新潮カセットブック」Y-4-1)ISBN 978-4108201217
    • A面:また何かそして別の聴くもの(リレー朗読:筒井康隆 納谷六郎 伊沢弘 上山克彦)、きつね(朗読:納谷六郎)、客(朗読:伊沢弘)、鏡よ鏡(朗読:上山克彦)、池猫(朗読:納谷六郎)、到着(朗読:伊沢弘)、猛烈社員無頼控(朗読:納谷六郎)
    • B面:自動ピアノ(朗読:伊沢弘)、逆流(朗読:上山克彦)、傾斜(朗読:伊沢弘)、見学(朗読:上山克彦)、早口言葉(リレー朗読:筒井康隆 納谷六郎 伊沢弘 上山克彦)、原始人(朗読:筒井康隆)
      • 1987年4月28日 兵庫県尼崎市つかしんホールでの「筒井康隆大一座」朗読会のライブ収録。(カセット収録の作品の一部分、又は、作品の全部は、何らかの理由によってライブ収録された音声は使われず、後でスタジオで録音された音声が編集により挿入されているものもある。)
  • 横車の大八 最初の混戦 (1987年12月 新潮社「新潮カセットブック」T-1-5)ISBN 978-4108201361
    • A面:歓待(朗読:納谷六郎)、最初の混線(納谷六郎 奥村公延)、横車の大八(1)(筒井康隆 奥村公延)
    • B面:横車の大八(2)(筒井康隆 奥村公延)、超能力(朗読:納谷六郎)
  • 機械(1988年)横光利一作品の朗読
  • 筒井康隆ショートミステリー(1988年4月 TBSブリタニカ (阪急コミュニケーションズ)「TBSブリタニカSOUNDミステリー」)ISBN 978-4484886220
    • A面:
    • B面:
      • ミステリーゾーン(1986年、TBSラジオ)よりのカセットブック化。*収録作品は「佇むひと」「ジャップ鳥」「その情報は暗号」「さなぎ」「生きている脳」
  • 誰にもわかるハイデガー(1990年10月 新潮社「新潮カセット講演」)ISBN 978-4108029019

ビデオ

  • 筒井康隆の21600秒(1990年代末に販売 JICビデオ)
    • 1997年4月6日 12:00 - 18:00放送 PerfecTV! 278ch ドキュメンタリーチャンネル“地球の声”で放送された、長時間のドキュメント番組のビデオ化。(筒井康隆のインタビューや、筒井康隆との対談(鼎談)などや、イベントで披露された、筒井康隆による朗読での「乖離」、「エンガッツィオ司令塔」を収録。劇団BIG FACEによる「筒井ワールド4」の公演より、「最高級有機質肥料」の舞台放送、など)
  • エンガッツィオ司令塔 LIVE!!!(1997年11月27日発売 EMIミュージック・ジャパン 収録時間:90分)
    • 1997年3月2日 東京・渋谷ビデオスタジオ第3スタジオから、「筒井康隆・衛星インターネットライブ」として、インターネット生中継放送された、筒井康隆などが「エンガッツィオ司令塔」を朗読した模様などを収録。(テレビ番組「筒井康隆の21600秒」よりからのビデオ化)
  • 乖離 LIVE!!!(1997年12月27日発売 EMIミュージック・ジャパン 収録時間:47分)
    • 1997年1月24日 兵庫県・新神戸オリエンタル劇場で行われた「The Hurly-Burly Show 〜星降る夜の神戸〜」で、筒井康隆が自作の「乖離」の朗読などを収録。(テレビ番組「筒井康隆の21600秒」よりからのビデオ化)

デジタルブック

  • 筒井康隆四千字劇場(1994年) PC-9800専用

単行本装丁

iTunes Store オーディオブック


注釈

  1. ^ 2010年11月23日の!『筒井康隆作家生活五十周年記念〜現代語裏辞典ライブ』でWikipediaの内容を修正するコーナーでは「166.5cm」だと発言している。
  2. ^ 八橋一郎・堀晃らにより、詳細が確認されている[5]
  3. ^ 両親が「船場の近く」と言わずに「船場」と言っていたことと、出生地が川の近くだったことから船場生まれだと完全に思い込んでいた。1976年頃に香村菊雄の「船場ものがたり」を読んでいて間違いに気づいた[6]
  4. ^ この時期については筒井『不良少年の映画史』に詳しい。また、出演している朝日放送『ビーバップ!ハイヒール』2014年9月25日放送分でもこのエピソードが取り上げられた。
  5. ^ 遠藤瓔子『青山「ロブロイ」物語』p.114(世界文化社、1987年)によると、筒井は「ぼくは心理学にいましたよ。途中で美学に移ったけど」と発言したことになっている。同志社大学心理学専攻の教授だった遠藤の父も「筒井は確かに最初心理にいた」と確認したという。
  6. ^ 筒井康隆コレクションII 編者解説 日下三蔵 「霊長類 南へ」の登場人物名に使用。
  7. ^ 当時の『S-Fマガジン』の編集長の福島正実は筒井の作風をあまり評価しておらず、そのため『S-Fマガジン』への登場は他の作家たちと比べて遅れることとなった[12]
  8. ^ のちに刊行されたベスト集『ネオ・ヌルの時代』2巻の解説で、堀晃は、「新NULL最大の作品は、量質ともに(筒井の)『応募作寸評』だった」と書いている。
  9. ^ この時の様子を、筒井と共演した漫画家・小林よしのりが「ゴーマニズム宣言」に描いている(小林『ゴーマニズム宣言(扶桑社のち幻冬舎文庫)』第4巻78章『マスコミと筒井康隆に告ぐ!』)。
  10. ^ 筒井は1995年4月25日付読売新聞夕刊掲載のインタビューで『今回の震災で五千五百もの人が死に、自分がその一人ではないという不思議さを感じる時、もう小説なんてどうでもよくなった。』と答えている。
  11. ^ それ以前は『新神戸オリエンタル劇場』にマネジメントを任せていた[35]
  12. ^ 改題は久生十蘭に同名の作品があったため。
  13. ^ 文庫版は『馬は土曜に蒼ざめる』(ISBN 978-4087501599)と『国境線は遠かった』(ISBN 978-4087501773)に分冊。
  14. ^ 1960年代に発表された5つの短編「細菌人間」「10万光年の追跡者」「四枚のジャック」「W世界の少年」「闇につげる声」が収録されている。「闇につげる声」が新潮社からの全集4に収録されている以外は初収録。
  15. ^ 『笑犬樓の逆襲』収録「昔『噂の真相』という雑誌があった」によれば、書名に『狂』の字を使うと各新聞から広告の掲載を拒否される可能性があったため、筒井はやむなく改題することにしたという(初出:『噂の眞相休刊記念別冊 追悼!噂の眞相』2004年4月)。
  16. ^ 2022年12月時点で有料動画配信サービスのParaviで視聴が可能(カラダ記念日”. Paravi. 2022年12月29日閲覧。
  17. ^ 役作りのため、髪を短く切った。
  18. ^ 自身の原作で、役も作家役である。
  19. ^ 出演時に口ひげを剃り落とした。
  20. ^ 画面上での筒井は、2頭身にデフォルメされたアニメーション、本に載っている写真、コースターに描かれた似顔絵で描写されていた。(筒井『笑犬樓の逆襲』より『サントリー・モルツのCF一年契約これほど難しい(初出・『噂の眞相』1999年3月号)』)
  21. ^ 但し、のっぺらぼうの顔にサングラスをかけている『最後の伝令』の表紙絵や、顔に『筒』の文字が書かれている『筒井康隆かく語りき』の表紙のような例外もある。
  22. ^ この題もエイヴラム・デイヴィッドスン『あるいは牡蠣でいっぱいの海』のパロディ。

出典

  1. ^ 宮崎哲弥『いまこそ「小松左京」を読み直す』 NHK出版新書、2020、p.7
  2. ^ 筒井康隆『ヘル』新潮文庫
  3. ^ https://web.kawade.co.jp/bunko/35707/
  4. ^ https://chuokoron.jp/chuokoron/backnumber/116089.html
  5. ^ マッドサイエンティスト日記 2015年10月8日
  6. ^ 国文学 解釈と鑑賞1981年8月号
  7. ^ 『筒井康隆作家生活五十周年記念~現代語裏辞典ライブ』2010.11.23 18:00~20:20 東京カルチャーカルチャー
  8. ^ 筒井『笑犬樓よりの眺望』より『女が逆セク・ハラに走るとき』(初出:『噂の眞相』1990年2月号)
  9. ^ 筒井『漂流 本から本へ』P74〜76
  10. ^ 日本近代演劇史研究会編『20世紀の戯曲Ⅱ』(社会評論社)P.456
  11. ^ 八橋『評伝 筒井康隆』89頁-90頁
  12. ^ 『60年代日本SFベスト集成』(徳間書店)の解説より
  13. ^ 『THE 筒井康隆』(有楽出版社)P.60
  14. ^ 『柴野拓美SF評論集』(東京創元社)巻末の牧眞司の解説P.572
  15. ^ 「SHINCON」開催前座談会
  16. ^ ツツイ流小説作法とITの関係
  17. ^ 差別用語の基礎知識〈'99〉―何が差別語・差別表現か? [単行本]高木 正幸 (著) 土曜美術社出版販売; 全面改訂版 (1999/07) ISBN 4812011876
  18. ^ 『筒井康隆スピーキング』p.365(出帆新社、1996年)
  19. ^ a b 『筒井康隆スピーキング』p.364-365(出帆新社、1996年)
  20. ^ a b 『筒井康隆スピーキング』p.346(出帆新社、1996年)
  21. ^ 『筒井康隆スピーキング』p.338-339(出帆新社、1996年)
  22. ^ 『新潮』1994年1月号掲載の池澤夏樹との対談「救いとしての文学」における大江の発言。
  23. ^ 『筒井康隆スピーキング』p.408(出帆新社、1996年)
  24. ^ a b c d e 『筒井康隆「断筆」めぐる大論争』220ページ
  25. ^ 『諸君!』1994年7月号「筒井康隆氏はやはり間違っている」
  26. ^ a b c d e f g h 筒井康隆『エンガッツィオ司令塔』(文春文庫)261-262頁
  27. ^ 『筒井康隆スピーキング』p.412(出帆新社、1996年)
  28. ^ a b 『筒井康隆スピーキング』p.416(出帆新社、1996年)
  29. ^ 『週刊文春』1985年5月9日号、p.141。
  30. ^ 江上茂『差別用語を見直す』p.92
  31. ^ a b 小林健治『部落解放同盟「糾弾」史』p.161
  32. ^ a b c d e 江上茂『差別用語を見直す』p.232-236
  33. ^ 筒井ブログ『笑犬楼大通り』より『偽文士日碌』2009年3月1日
  34. ^ 『日本SF短篇50(1)』早川書房
  35. ^ 筒井『笑犬樓の逆襲』より『家を買う話は沙汰やみとなってしまった』
  36. ^ 超貴重!筒井康隆生朗読ライブに超満ツツイスト全員が酔いしれた!ここだけ本人本音トーク続出にハラハラドキドキ!『筒井康隆作家生活五十周年記念~現代語裏辞典ライブ』ライブレポート(10.11/23開催)
  37. ^ ブログ偽文士日碌 1037ページ
  38. ^ ブログ偽文士日碌 1039ページ
  39. ^ 筒井康隆氏、慰安婦像めぐる衝撃ツイートの波紋 「あの少女は可愛いから...」” (日本語). J-CAST ニュース (2017年4月7日). 2022年6月19日閲覧。
  40. ^ 筒井康隆氏の発言?に国内からも批判の声「差別を『タブーを破る過激な人』と称してほめそやしてきた」” (日本語). ハフポスト (2017年4月6日). 2022年6月19日閲覧。
  41. ^ a b 筒井康隆氏、慰安婦像への侮辱促す? 「炎上狙った」 朝日新聞 2017年4月7日
  42. ^ 第18回センス・オブ・ジェンダー賞大賞に田中兆子『徴産制』——彩こん で各賞発表
  43. ^ 日本放送協会. “日本芸術院賞に小説家の筒井康隆さんら5人 | NHK”. NHKニュース. 2022年3月25日閲覧。
  44. ^ 「ビーバップ!ハイヒール:ゴーストライター 〜それ、実は私が書きました〜」(朝日放送、2015年8月27日放送回)
  45. ^ 番組エピソード CG技術&特撮で映像化【SFドラマ特集】-NHKアーカイブス
  46. ^ http://www.media-forum-japan.com/abo03.html#1996
  47. ^ a b c d e 別冊・話の特集色川武大阿佐田哲也の特集』(1989年)P.83「弟分からの弔辞」
  48. ^ 筒井『笑犬樓よりの眺望』より『文芸書が冷遇されている』(初出:『噂の眞相』1987年5月号)
  49. ^ 筒井『笑犬樓の逆襲』より『家を買う話は沙汰やみとなってしまった』(初出:『噂の眞相』1998年9月号)






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