筒井康隆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/06 13:45 UTC 版)
受賞・叙勲歴
- 1970年 - 『霊長類南へ』で第1回星雲賞(日本長編部門)、『フル・ネルソン』で同賞(日本短編部門)受賞。
- 1971年 - 『ビタミン』で第2回星雲賞(日本短編部門)受賞。
- 1974年 - 『日本以外全部沈没』で第5回星雲賞(日本短編部門)受賞。
- 1975年 - 『おれの血は他人の血』で第6回星雲賞(日本長編部門)受賞。
- 1976年 - 『七瀬ふたたび』で第7回星雲賞(日本長編部門)、『スタア』で同賞(映画演劇部門)受賞。
- 1977年 - 『メタモルフォセス群島』で第8回星雲賞(日本短編部門)受賞。
- 1981年 - 『虚人たち』で第9回泉鏡花文学賞受賞。
- 1987年 - 『夢の木坂分岐点』で第23回谷崎潤一郎賞受賞。
- 1989年 - 『ヨッパ谷への降下』で第16回川端康成文学賞受賞。
- 1990年 - ダイヤモンド・パーソナリティー賞受賞。
- 1991年 - 日本文化デザイン賞受賞。
- 1992年 - 『朝のガスパール』で第12回日本SF大賞受賞。
- 1997年 - フランス・芸術文化勲章シュバリエ受章。フランス・パゾリーニ賞受賞。
- 1999年 - 『わたしのグランパ』で第51回読売文学賞受賞。
- 2002年 - 紫綬褒章受章。
- 2010年 - 第58回菊池寛賞受賞。
- 2017年 - 毎日芸術賞受賞。
- 2019年 - 『東海道戦争』で1965年度レトロ星雲賞(日本短編部門)受賞[42]。
- 2019年 - 『筒井康隆、自作を語る』(編集:日下三蔵)で第50回星雲賞(ノンフィクション部門)受賞。
- 2022年 - 日本芸術院賞・恩賜賞受賞[43]。
注釈
- ^ 2010年11月23日の!『筒井康隆作家生活五十周年記念〜現代語裏辞典ライブ』でWikipediaの内容を修正するコーナーでは「166.5cm」だと発言している。
- ^ 八橋一郎・堀晃らにより、詳細が確認されている[5]。
- ^ 両親が「船場の近く」と言わずに「船場」と言っていたことと、出生地が川の近くだったことから船場生まれだと完全に思い込んでいた。1976年頃に香村菊雄の「船場ものがたり」を読んでいて間違いに気づいた[6]。
- ^ この時期については筒井『不良少年の映画史』に詳しい。また、出演している朝日放送『ビーバップ!ハイヒール』2014年9月25日放送分でもこのエピソードが取り上げられた。
- ^ 遠藤瓔子『青山「ロブロイ」物語』p.114(世界文化社、1987年)によると、筒井は「ぼくは心理学にいましたよ。途中で美学に移ったけど」と発言したことになっている。同志社大学心理学専攻の教授だった遠藤の父も「筒井は確かに最初心理にいた」と確認したという。
- ^ 筒井康隆コレクションII 編者解説 日下三蔵 「霊長類 南へ」の登場人物名に使用。
- ^ 当時の『S-Fマガジン』の編集長の福島正実は筒井の作風をあまり評価しておらず、そのため『S-Fマガジン』への登場は他の作家たちと比べて遅れることとなった[12]。
- ^ のちに刊行されたベスト集『ネオ・ヌルの時代』2巻の解説で、堀晃は、「新NULL最大の作品は、量質ともに(筒井の)『応募作寸評』だった」と書いている。
- ^ この時の様子を、筒井と共演した漫画家・小林よしのりが「ゴーマニズム宣言」に描いている(小林『ゴーマニズム宣言(扶桑社のち幻冬舎文庫)』第4巻78章『マスコミと筒井康隆に告ぐ!』)。
- ^ 筒井は1995年4月25日付読売新聞夕刊掲載のインタビューで『今回の震災で五千五百もの人が死に、自分がその一人ではないという不思議さを感じる時、もう小説なんてどうでもよくなった。』と答えている。
- ^ それ以前は『新神戸オリエンタル劇場』にマネジメントを任せていた[35]。
- ^ 改題は久生十蘭に同名の作品があったため。
- ^ 文庫版は『馬は土曜に蒼ざめる』(ISBN 978-4087501599)と『国境線は遠かった』(ISBN 978-4087501773)に分冊。
- ^ 1960年代に発表された5つの短編「細菌人間」「10万光年の追跡者」「四枚のジャック」「W世界の少年」「闇につげる声」が収録されている。「闇につげる声」が新潮社からの全集4に収録されている以外は初収録。
- ^ 『笑犬樓の逆襲』収録「昔『噂の真相』という雑誌があった」によれば、書名に『狂』の字を使うと各新聞から広告の掲載を拒否される可能性があったため、筒井はやむなく改題することにしたという(初出:『噂の眞相休刊記念別冊 追悼!噂の眞相』2004年4月)。
- ^ 2022年12月時点で有料動画配信サービスのParaviで視聴が可能(“カラダ記念日”. Paravi. 2022年12月29日閲覧。)
- ^ 役作りのため、髪を短く切った。
- ^ 自身の原作で、役も作家役である。
- ^ 出演時に口ひげを剃り落とした。
- ^ 画面上での筒井は、2頭身にデフォルメされたアニメーション、本に載っている写真、コースターに描かれた似顔絵で描写されていた。(筒井『笑犬樓の逆襲』より『サントリー・モルツのCF一年契約これほど難しい(初出・『噂の眞相』1999年3月号)』)
- ^ 但し、のっぺらぼうの顔にサングラスをかけている『最後の伝令』の表紙絵や、顔に『筒』の文字が書かれている『筒井康隆かく語りき』の表紙のような例外もある。
- ^ この題もエイヴラム・デイヴィッドスン『あるいは牡蠣でいっぱいの海』のパロディ。
出典
- ^ 宮崎哲弥『いまこそ「小松左京」を読み直す』 NHK出版新書、2020、p.7
- ^ 筒井康隆『ヘル』新潮文庫
- ^ https://web.kawade.co.jp/bunko/35707/
- ^ https://chuokoron.jp/chuokoron/backnumber/116089.html
- ^ マッドサイエンティスト日記 2015年10月8日
- ^ 国文学 解釈と鑑賞1981年8月号
- ^ 『筒井康隆作家生活五十周年記念~現代語裏辞典ライブ』2010.11.23 18:00~20:20 東京カルチャーカルチャー
- ^ 筒井『笑犬樓よりの眺望』より『女が逆セク・ハラに走るとき』(初出:『噂の眞相』1990年2月号)
- ^ 筒井『漂流 本から本へ』P74〜76
- ^ 日本近代演劇史研究会編『20世紀の戯曲Ⅱ』(社会評論社)P.456
- ^ 八橋『評伝 筒井康隆』89頁-90頁
- ^ 『60年代日本SFベスト集成』(徳間書店)の解説より
- ^ 『THE 筒井康隆』(有楽出版社)P.60
- ^ 『柴野拓美SF評論集』(東京創元社)巻末の牧眞司の解説P.572
- ^ 「SHINCON」開催前座談会
- ^ ツツイ流小説作法とITの関係
- ^ 差別用語の基礎知識〈'99〉―何が差別語・差別表現か? [単行本]高木 正幸 (著) 土曜美術社出版販売; 全面改訂版 (1999/07) ISBN 4812011876
- ^ 『筒井康隆スピーキング』p.365(出帆新社、1996年)
- ^ a b 『筒井康隆スピーキング』p.364-365(出帆新社、1996年)
- ^ a b 『筒井康隆スピーキング』p.346(出帆新社、1996年)
- ^ 『筒井康隆スピーキング』p.338-339(出帆新社、1996年)
- ^ 『新潮』1994年1月号掲載の池澤夏樹との対談「救いとしての文学」における大江の発言。
- ^ 『筒井康隆スピーキング』p.408(出帆新社、1996年)
- ^ a b c d e 『筒井康隆「断筆」めぐる大論争』220ページ
- ^ 『諸君!』1994年7月号「筒井康隆氏はやはり間違っている」
- ^ a b c d e f g h 筒井康隆『エンガッツィオ司令塔』(文春文庫)261-262頁
- ^ 『筒井康隆スピーキング』p.412(出帆新社、1996年)
- ^ a b 『筒井康隆スピーキング』p.416(出帆新社、1996年)
- ^ 『週刊文春』1985年5月9日号、p.141。
- ^ 江上茂『差別用語を見直す』p.92
- ^ a b 小林健治『部落解放同盟「糾弾」史』p.161
- ^ a b c d e 江上茂『差別用語を見直す』p.232-236
- ^ 筒井ブログ『笑犬楼大通り』より『偽文士日碌』2009年3月1日
- ^ 『日本SF短篇50(1)』早川書房
- ^ 筒井『笑犬樓の逆襲』より『家を買う話は沙汰やみとなってしまった』
- ^ 超貴重!筒井康隆生朗読ライブに超満ツツイスト全員が酔いしれた!ここだけ本人本音トーク続出にハラハラドキドキ!『筒井康隆作家生活五十周年記念~現代語裏辞典ライブ』ライブレポート(10.11/23開催)
- ^ ブログ偽文士日碌 1037ページ
- ^ ブログ偽文士日碌 1039ページ
- ^ “筒井康隆氏、慰安婦像めぐる衝撃ツイートの波紋 「あの少女は可愛いから...」” (日本語). J-CAST ニュース (2017年4月7日). 2022年6月19日閲覧。
- ^ “筒井康隆氏の発言?に国内からも批判の声「差別を『タブーを破る過激な人』と称してほめそやしてきた」” (日本語). ハフポスト (2017年4月6日). 2022年6月19日閲覧。
- ^ a b 筒井康隆氏、慰安婦像への侮辱促す? 「炎上狙った」 朝日新聞 2017年4月7日
- ^ 第18回センス・オブ・ジェンダー賞大賞に田中兆子『徴産制』——彩こん で各賞発表
- ^ 日本放送協会. “日本芸術院賞に小説家の筒井康隆さんら5人 | NHK”. NHKニュース. 2022年3月25日閲覧。
- ^ 「ビーバップ!ハイヒール:ゴーストライター 〜それ、実は私が書きました〜」(朝日放送、2015年8月27日放送回)
- ^ 番組エピソード CG技術&特撮で映像化【SFドラマ特集】-NHKアーカイブス
- ^ http://www.media-forum-japan.com/abo03.html#1996
- ^ a b c d e 別冊・話の特集『色川武大・阿佐田哲也の特集』(1989年)P.83「弟分からの弔辞」
- ^ 筒井『笑犬樓よりの眺望』より『文芸書が冷遇されている』(初出:『噂の眞相』1987年5月号)
- ^ 筒井『笑犬樓の逆襲』より『家を買う話は沙汰やみとなってしまった』(初出:『噂の眞相』1998年9月号)
固有名詞の分類
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日本の推理作家 |
松本清張 城戸禮 筒井康隆 緒川怜 拓未司 |
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うえお久光 野梨原花南 筒井康隆 神坂一 秋田禎信 |
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