日本の名随筆とは? わかりやすく解説

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日本の名随筆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 16:59 UTC 版)

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日本の名随筆』(にほんのめいずいひつ)は作品社から出版・刊行された、明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとに異なるテーマで編集した随筆集のシリーズ。

概要

各巻ごとにそのテーマ(個々のタイトルとなっている)にふさわしい編者が選定され、それぞれ30-40編程度の随筆・エッセーが収録されたアンソロジーとなっている。編者自身の作品も収録され、編者は「あとがき」も執筆。執筆者数延べ2,000余名、総作品数7,000余編に上る。

「本巻」100巻(一文字シリーズ:『花』『鳥』『猫』……『命』)および「別巻」100巻(二文字シリーズ:『囲碁』『相撲』『珈琲』……『聖書』) からなり、昭和57年10月より毎月欠かさず1巻ずつ、200か月(16年8か月)をかけて、平成11年6月に全200巻の刊行を完結させた。完結記念として『作家別収録作品総索引』『随筆名言集』も刊行されている。1999(平成11)年、第53回毎日出版文化賞(企画部門)を受賞した。

目次前の巻頭には、その巻に関連したイラストレーションや絵画作品あるいは写真などがカラー印刷で口絵として飾られ、またテーマに沿った詩の一篇が置かれる場合もある。巻末には収録された各随筆の作者プロフィール・出典が記録されている。なお、全巻の装丁菊地信義が担当している。B6変形版にて各巻おおよそ250頁。価格は本巻1200円、別巻1600円(税込み)であったが、現在は本体価格1800円となっている。

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