ステアリン酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 06:05 UTC 版)
ナトリウム塩
カルシウム塩
ステアリン酸のアルカリ土類金属塩は水に対して溶解性が低い。いわゆる金属石鹸の一種であり、「石鹸カス」の成分の一つである。製品としてのステアリン酸カルシウムは粉体の流動性向上や固結防止剤として使用される。同様に食品添加物として、滑剤、離型剤、増粘安定剤、固結防止剤あるいはフレーバー付与補助剤として使用される。また医薬品の錠剤を形成する際の滑剤として日本薬局方にも収載されている。
関連項目
- ミシェル=ウジェーヌ・シュヴルール - 脂肪酸の研究者で命名者。
C17: マルガリン酸 |
飽和脂肪酸 | C19: ノナデシル酸 |
- ^ Susan Budavari, ed (1989). Merck Index (11th ed.). Rahway, New Jersey: Merck & Co., Inc. p. 8761. ISBN 978-0-911910-28-5
- ^ I章 最新の脂質栄養を理解するための基礎 ― ω(オメガ)バランスとは? 『 脂質栄養学の新方向とトピックス』
- ^ Turner GA, Hoptroff M, Harding CR (August 2012). “Stratum corneum dysfunction in dandruff”. Int J Cosmet Sci (4): 298–306. doi:10.1111/j.1468-2494.2012.00723.x. PMC 3494381. PMID 22515370 .
- 1 ステアリン酸とは
- 2 ステアリン酸の概要
- 3 ナトリウム塩
ステアリン酸と同じ種類の言葉
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