とくべつ‐かいけい〔‐クワイケイ〕【特別会計】
特別会計(とくべつかいけい)
通常の一般会計予算とは別建てで、特定の財政資金を管理するために計上されている。2001年度予算では、37の特別会計が設けられ、歳入総額は 390兆8000億円にのぼった。
特別会計には、道路整備、港湾整備などの公共事業に関するもののほかにも、財政融資資金、国立学校、国民年金などの特別会計がある。それぞれの特別会計で、別個に収入と支出を経理している。
財政法によると、特別会計は次の3つの場合に限り、法律で設置することができる。
この特別会計に、一般会計と政府関係機関予算を加えて、本予算と呼ばれている。政府は、これら予算案を作成して国会に提出し、国会の審議・議決を経たうえで、予算を成立させる。
小泉内閣では、「聖域なき構造改革」を断行するため、チェックが甘くなりがちな特別会計予算についても、歳出のあり方を見直すことになった。
(2001.08.27更新)
特別会計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/25 03:49 UTC 版)
特別会計(とくべつかいけい)とは、日本の国または地方公共団体の官庁会計において、一般会計とは別に設けられ、独立した経理管理が行なわれる会計のことをいう。
- ^ a b c d e 衆議院議員長妻昭君提出特別会計に関する質問に対する答弁書
- ^ 平成20年度特別会計決算概要
- ^ 平成21年度特別会計決算概要
- ^ 平成22年度特別会計決算概要
- ^ 平成23年度特別会計決算概要
- ^ 平成24年度特別会計決算概要
- ^ 平成25年度特別会計決算概要
- ^ 平成26年度特別会計決算概要
- ^ 平成27年度特別会計決算概要
- ^ 平成28年度特別会計決算概要
- ^ 平成29年度特別会計決算概要
- ^ 特別会計の歳出予算額
- ^ 国の予算を所管するすべての機関である。なお人事院は予算所管では内閣に属するのでここにはない。
特別会計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/28 23:05 UTC 版)
詳細は「特別会計」を参照 地方財政法や個別法で決められた事業を行う際に必置の場合と、任意に置ける場合がある。条例により設置される。
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