とくべつ‐かいけい〔‐クワイケイ〕【特別会計】
特別会計(とくべつかいけい)
通常の一般会計予算とは別建てで、特定の財政資金を管理するために計上されている。2001年度予算では、37の特別会計が設けられ、歳入総額は 390兆8000億円にのぼった。
特別会計には、道路整備、港湾整備などの公共事業に関するもののほかにも、財政融資資金、国立学校、国民年金などの特別会計がある。それぞれの特別会計で、別個に収入と支出を経理している。
財政法によると、特別会計は次の3つの場合に限り、法律で設置することができる。
この特別会計に、一般会計と政府関係機関予算を加えて、本予算と呼ばれている。政府は、これら予算案を作成して国会に提出し、国会の審議・議決を経たうえで、予算を成立させる。
小泉内閣では、「聖域なき構造改革」を断行するため、チェックが甘くなりがちな特別会計予算についても、歳出のあり方を見直すことになった。
(2001.08.27更新)
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