東日本大震災復興特別会計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 16:34 UTC 版)
東日本大震災復興特別会計(ひがしにほんだいしんさいふっこうとくべつかいけい)は、東日本大震災からの復興に係る国の資金の流れの透明化を図るとともに復興債の償還を適切に管理するため、その歳入歳出を一般会計から区分して設けられた特別会計のことであり、区分経理特別会計の1つである。平成 24 年度から新たに設置された[1]。東日本大震災復興特別会計では、復興債発行収入、税収(復興特別所得税)及び一般会計からの受入れを主な財源として、復興事業に必要な経費について事業を行う各省庁等に予算を計上して復興事業を行うこと及び復興債の償還に必要な経費を国債整理基金特別会計に繰り入れることとしている[1]。この特別会計は、国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省[注 1]の共管となっている[2]。
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- 1 東日本大震災復興特別会計とは
- 2 東日本大震災復興特別会計の概要
- 3 関連項目
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