海神とは? わかりやすく解説

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かい‐じん【海神】

読み方:かいじん

《「かいしん」とも》海をつかさどる神。海の神わたつみ


わた‐がみ【海神】

読み方:わたがみ

わたつみ1」に同じ。


わた‐つ‐み【海神】

読み方:わたつみ

《「つ」は「の」の意の格助詞。「わだつみ」「わたづみ」とも》

海を支配する神。海神。わたがみわたのかみ

「—の持てる白玉見まく欲り千度そ告(の)りし潜(かづ)きする海人(あま)は」〈万・一三〇二〉

1がいる場所の意から》海。大海

「—の豊旗雲入日さし今夜(こよひ)の月夜さやけかりこそ」〈万・一五〉


海神

読み方:ワタツミ(watatsumi), カイジン(kaijin)

海の神


海神

作者中上健次

収載図書熊野集
出版社講談社
刊行年月1988.2
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書中上健次全集 5
出版社集英社
刊行年月1995.7

収載図書熊野集火まつり中上健次選集 9
出版社小学館
刊行年月2000.1
シリーズ名小学館文庫


海神(ネプチューン)

作者久根淑江

収載図書魔法の山
出版社沖積舎
刊行年月1990.11
シリーズ名新鋭女流文学叢書


海神

読み方:カイジン(kaijin)

所在 千葉県船橋市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

海神

読み方:カイジン(kaijin)

所在 千葉県(京成電鉄京成本線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

海神

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/02 15:11 UTC 版)

ポセイドーン

海神(わたつみ、わだつみ、うながみ、かいじん)は、を司る。また、海に住んでいるという神。世界各地の神話においても比較的高位の神とされている場合が多い。

各地の海神

ギリシア神話

ローマ神話

日本神話

  • ワタツミ(綿津見神)
  • スサノオ(建速須佐之男命)
  • オオワタツミ(大綿津見神)
  • スミノエ(住吉神)
  • スミノエノオオミカミ(住吉大神)
  • ユラヒメ(由良比女命)
  • アマツミカボシ(天津甕星) - 『大甕倭文神宮縁起』

ケルト神話

北欧神話

ハワイ神話

その他

  • 伝説として、三韓征伐前(4世紀末)に、住吉三神が、「(軍船上で)我が御魂を勧請して祀り、木のひさごに入れ、を多くともなって、大海に散らして多く浮かべるがよい」と神示したと記述される[1]
  • 土佐日記』(10世紀中頃成立)「ちぶりの神」の項では、船旅の際、海賊に追われていると聞き、番頭にを奉らせ、幣が散った方角に船を漕いだとあり、海神に手向けした幣に従って、航行する様が描かれている。
  • 伊勢物語』(11世紀成立)第87には、「海神がミル (海藻)髪飾りとした」と記述がある(具体的に、どの柱かは記されていない)。
  • 日本語の訓読みである「綿津見(わだつみ)」の「ツ」は助詞であり、「ミ」は神霊の意味(『広辞苑』)で、『万葉集』巻第16にも見られる。海を「ワタ(ダ)」と読むのは、朝鮮語の海(pata)と同源とされるが、一説に「ヲチ=遠」の転ともする(『広辞苑』)。
  • イヌイットの言い伝えでは、村に起こる不幸の原因を海の神々(セドナ)の怒りとし、努力を重ねたシャーマン瞑想によって海底に達し、海の神々の怒りを鎮めることができるとする[2]

脚注

  1. ^ 川口謙二『東京美術選書23続神々の系図』(東京美術、1980年)p.72.
  2. ^ 小林朋道『ヒトの脳にはクセがある 動物行動学的人間論』(新潮選書、2015年)p.152.

関連項目


海神(ワダツミ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:13 UTC 版)

青の祓魔師」の記事における「海神(ワダツミ)」の解説

長く生きたクジラ類ウミガメなどに憑依する上級悪魔。「トリトン」とも呼ばれる年を取ったものは神使同じく人の言葉話し個体ごとに所有する縄張り内の海洋生物悪魔統率する

※この「海神(ワダツミ)」の解説は、「青の祓魔師」の解説の一部です。
「海神(ワダツミ)」を含む「青の祓魔師」の記事については、「青の祓魔師」の概要を参照ください。

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海神

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 00:07 UTC 版)

名詞

(かいじんかいしんわたがみわたつみ)

  1. うみにおわすかみ

発音(?)

関連語


「海神」の例文・使い方・用例・文例

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