夜警国家とは? わかりやすく解説

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やけい‐こっか〔‐コクカ〕【夜警国家】

読み方:やけいこっか

国家機能を、外敵防御国内治安維持など最小限夜警的な役割限定した国家自由主義国家私有財産番人として批判したラッサールの用語。福祉国家行政国家対置される。


自由主義国家論

(夜警国家 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/07 08:43 UTC 版)

自由主義国家論(じゆうしゅぎこっかろん、: Minarchism)は、自由主義の下で国家の機能を安全保障治安維持など最小限にとどめた自由主義国家を目指すべきとする考え方。

夜警国家(やけいこっか、: Night-watchman state)とも言われる。

意味

日本では「夜警国家論」とも呼ばれるのが通例であるが、「夜警国家」の語はフェルディナント・ラッサールが「自由主義国家」を批判して用いた語 (Nachtwächterstaat) に由来するもので、本来の名称は「自由主義国家論」である。

19世紀末期から20世紀初頭までは広がりを見せたが、世界恐慌によって自由主義国家論的な「自由な資本主義」は抑制されていった。

自由主義国家の対義語としては、福祉国家警察国家などがある。

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