カール・メンガーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > カール・メンガーの意味・解説 

カール・メンガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 17:00 UTC 版)

カール・メンガーCarl Menger, 1840年2月23日 - 1921年2月26日)は、オーストリア経済学者。経済学におけるオーストリア学派(限界効用学派)の祖。ウィリアム・スタンレー・ジェヴォンズレオン・ワルラスらと共に限界効用理論の創始者として、近代経済学の創始者の一人に挙げられる。


  1. ^ a b c Mathematics Genealogy Projectを参照。
  2. ^ 『経済的財価値の基礎理論』岩波書店、39頁-頁。 
  3. ^ メンガーにとって「第一次元の財」は消費財であり、それは人間の欲求を直截的主観的に満たす。それは〜行為者が求める窮極的な目的である。 デ ソト,ヘスース ウエルタ、オーストリア学派、市場の秩序と起業家の創造精神、蔵研也訳、春秋社、p.78
  4. ^ 特定の高次財の補完財があるとすると、まずそれを一段低次の財へと変換する必要がある。それは段階を経て段々と低次の財へと置き換わり、最終的に〜〜一次財に至るまで続く。(Menger)1981,p.67 オーストリア学派、市場の秩序と起業家の創造精神 蔵研也訳、p.79
  5. ^ (仮令ば) 植民地ヴァージニアの刻みタバコ、西インド諸島の砂糖、アビシニア(エチオピア)の塩、古代ギリシアの牛、 スコットランドの釘、古代エジプトの銅そして穀物、ビーズ、茶、子安貝及び釣り針等。 (マレー・N・ロスバード「政府はわれわれの貨幣に何をしてきたか」(岩倉竜也 訳、デザインエッグ社、2017年)、p.13)。[1][2]


「カール・メンガー」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カール・メンガー」の関連用語

カール・メンガーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カール・メンガーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカール・メンガー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS