労働価値説と効用価値説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 10:03 UTC 版)
詳細は「労働価値説」、「限界革命」、および「効用価値説」を参照 古典派経済学およびマルクス経済学は財の価格が供給側(企業)の労働投入量のみによって決定されるという「労働価値説」(客観価値説)を採用していた。これに対して、限界革命を経て誕生した新古典派経済学は財の需要側(家計)の限界効用と供給側(企業)の限界費用の相互関係によって商品の価格が決定されるというアプローチを取った。とりわけカール・メンガーを祖とするオーストリア学派の主張は、「労働価値説」と対比的に「効用価値説」(主観価値説)とも呼ばれる。
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