けんこう‐ほう〔ケンカウハフ〕【健康法】
健康法
作者井上智之
収載図書ショートショートの広場 6
出版社講談社
刊行年月1995.3
シリーズ名講談社文庫
健康法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 17:25 UTC 版)



健康法(けんこうほう)とは、健康を保つことを目的として日常的に行なわれる行為や方法のことである。健康法を実践することは養生ともいう。
体操の類、自分で行うマッサージの類、食事の管理や控えめな飲食の習慣、心身調和をもたらす方法の実践(呼吸法や瞑想の習慣)、心の持ち方(短気にならない、怒らない、「足るを知る」 等々)、そのほか生活習慣全般など、その範囲は多岐に及ぶ。
歴史
江戸時代中期、貝原益軒は『養生訓』にて「身をたもつ」という表現を利用し、日常の中で健康に生きるすべを説き、運動・栄養・休息に過不足なく(つまりそれらが適切な量の)生活をすること、控えめな飲食、口腔の衛生(口腔つまり口を清潔に保つこと)などを説いた。
明治期に「三大健康法」と呼ばれたのは「岡田式呼吸静坐法」「二木式腹式呼吸法」「藤田式息心調和法」であった[1]。
1974年には、カナダから、健康には(それまで欧米で想定されがちであった)生物医学的な要素よりも、むしろ環境的な要因や個人の行動そして生活様式が重要な要素である、という報告がもたらされ、健康づくりの重要性が認識される流れが生まれ、現在まで続いている。
1985年、厚生省は、「健康づくりのための食生活指針[2]」を策定した。
2004年5月には、非伝染性疾病のもたらす世界的な脅威への世界的対策として、食事と運動、健康についての世界戦略が提唱されている[3]。
2006年、厚生労働省は、国民の生活習慣病予防のために「健康づくりのための運動指針2006」を策定した。
参考画像
脚注
注釈
出典
- ^ 高橋英恵, 「014K10106 近代日本の健康法 : 三大健康法比較(01.体育史,一般研究発表)」『日本体育学会大会号』 2004年 55巻, 第55回(2004), セッションID:014K10106, p.140-, 日本体育学会,doi:10.20693/jspeconf.55.0_140。
- ^ 厚生省保健医療局健康増進栄養課『健康づくりのための食生活指針-解説と指導要領』第一出版、1986年5月、ISBN 978-4-8041-0327-3
- ^ 食事と運動、健康についての世界戦略(世界保健機関)、全文
関連文献
- 論文等
- 高橋英恵「近代日本の健康法の系譜--明治時代から昭和40年まで」桜門体育学研究 34, 40-47, 1999 [1]
- 高橋英恵「近代日本の健康法 -三大健康法比較-」日本体育学会大会号(55), 140, 2004-09-01
関連項目
健康法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 13:00 UTC 版)
朝は、前夜のうちに宿直の坊主衆に知らせておいた時刻にしたがって起床した。その前に目覚めても、時刻を知らされるまで床に就いているのが常であった。また逆に「七ツ」と指定しながら起きられないときには、「いま半刻過ぎてから起こすように」とか「明六ツまで寝かせよ」などと、そのつど起床の指示を改めて与えたとされる。当主としての家臣への思い遣りに加え、眠気に任せて起床時間を微調整するという心得は、無理な早起きを避けて疲労回復を優先したもので、政宗の几帳面さがいたずらに硬直したものでなく、柔軟に発揮されていたといえる。 喫煙者で、毎日起床後・昼・睡眠前と、規則正しく3回煙草を吸っていた。遺品に、愛用の煙管(キセル)がある。
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