健康づくりのための運動指針2006とは? わかりやすく解説

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健康づくりのための運動指針2006

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 05:48 UTC 版)

健康づくりのための運動指針2006(けんこうづくりのためのうんどうししん2006)とは、厚生労働省2006年7月に国民の生活習慣病予防のために策定した、身体活動量・運動量および体力の基準値である。本指針は2013年に改定され、健康づくりのための身体活動基準2013がとって代わった。

概要

本指針では、独自に運動量に関する尺度が設けられている。主なものを以下に示す。

メッツ

メッツは運動の強さの単位。単位は「MET」("Metabolic Equivalent of Task"の略語)。安静時に対して何倍に相当するかを示すもの。

主な運動とメッツの関係は次の通り。

エクササイズ

運動量の単位。単位は「Ex」("Exercise"の略語)。メッツで表される強さの運動にその運動を行った時間(単位・時間:hour)を乗じたもの。したがって単位としては"MET・h"と同等となる。たとえば3 METで示された単位の運動を、2時間続けると6 Exとなる。厚生労働省では、健康維持と増進のため、23 Ex/週(そのうち活発な運動を4 Ex)を行うことを推奨している。ただしメタボリック・シンドローム該当者とその予備群に対しては10 Ex/週を積極的な運動で行うことを推奨している。

MET が世界的に使われている単位なのに対し、Ex は厚生労働省が定義し、日本でしか用いられていない。

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