フォックス・トロットとは? わかりやすく解説

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フォックス‐トロット【fox trot】

読み方:ふぉっくすとろっと

1910年代米国流行した、4分の4拍子または2分の2拍子社交ダンスまた、その曲。


【フォックストロット】(ふぉっくすとろっと)

ソ連/ロシア海軍攻撃型ディーゼル潜水艦
NATOコードでの表記は「フォックストロット級(Foxtrot)」で、ソ連海軍計画名では641型潜水艦呼ばれる

第二次世界大戦後初め建造されズールー型(プロジェクト611型)潜水艦後継として建造され、前型の運用思想継承し遠距離通信能力機雷敷設能力対潜艦戦闘を想定した偵察能力などを重視した一方で欠陥であった振動問題船体形状改善、および可能潜航深度水中行動力居住性の向上などが図られている。

1957年から建造開始され58隻が建造されたほか、輸出用として20隻が竣工している。
ロシア海軍では、2000年まで退役しているが、一部の国では現在も運用されているところがある。
インド海軍ではカルヴァリ級として2010年まで運用していた。

スペックデータ

全長90m
全幅7.4m
吃水5.9m
排水量
水上/水中
1,952t/2,475t
主機ディーゼルエレクトリック方式
2D-42ディーゼル×3基(6,000馬力)/電動機×3基(5,400馬力)3軸推進
電池48-SM型×4群112
速力
水上/水中/シュノーケル航行時)
16kt/15kt/9kt
潜航深度230m
乗員76
航続距離2,000海里水上、8ノット
700海里シュノーケル航行時、2ノット
兵装533mm魚雷発射管×10門(艦首6門+艦尾4門)
魚雷22本、または魚雷6本+機雷32
レーダーブリヤNATOコード:スヌープ・プレートまたはスヌープ・トレイ)
ナカート警戒レーダーNATOコードストップ・ライト
ソナーMG-200「アルクティカアクティブソナー
「トゥルマ」パッシブソナー
スヴィートM(NATOコード:パイクジョウ、ハーキュリーズ逆探ソナー

運用国

同型艦


フォックストロット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 02:58 UTC 版)

フォックストロット: foxtrot)は、4分の4拍子または2分の2拍子の社交ダンス[1]。現在もアメリカンスタイル社交ダンスの1種目として踊られており、航空無線での通話表・フォネティックコードでは「F」を示す用語として有名である。「フォックス」と略されることもある。

呼称およびスタイルの種類

これの別スタイルバリエーションのダンスに、クイックリズムダンス(Quick Rhythm dance)、クイックステップ(Quickstep)ツーステップ(Two step)英語版がある。

  • フォックストロット
米国では、競技スタイルと社交スタイルの双方でこの呼称を使い続けている。
  • クイックステップ
それまでの競技種目だったワンステップに代わって採用され、1927年のスター選手権大会で、クイックフォックストロット&チャールストン(Quick Foxtrot and Charleston)と改名され、その後のICBCブリティッシュプロフェッショナル選手権でクイックステップに改名されている。
  • クイックリズムダンス
競技でないソーシャルスタイルのフォックストロットの呼称として、英国などで採用されている。
  • ツーステップ
アメリカンカントリーダンスの1種目として、チャールストンと組み合わさらなかったものが、今日でも踊られている。
  • スローフォックストロット
英国で1929年頃、フォックストロットのテンポを遅くして、スローなワルツのムーブメントも取り入れられて作られ、フォックストロットとは別物の新たな踊りが誕生した[2]

歴史

19世紀末、アメリカでジャズの前身であるラグタイムと呼ばれる音楽が生まれ、これに合わせて生まれたダンスの中の一つがフォックストロットである。

1913年にハリー・フォックス(Harry Fox) が、自らがマネージャーを務めていたダンスホールに於いて、自らの名を冠したダンスを発表する。これ以前にも、ターキートロット(Turkey trot)やバニーホッグ(Bunny Hug)などの動物の名を冠するダンスが流行っていたが、この踊りは狐(fox)の動きとは関係がない。当時のフォックストロットは、今日のクイックステップやジルバに近い、スピーディーでアクションの激しいダンスだった[3]

以前からあったワンステップ(One Step)は、ステップの拍の取り方が基本的に一定だったため、ジャズなどの新しい音楽のシンコペーションに対応することが出来ず、これに取って代わるように (slow, slow, quick, quick.) と早い拍と遅い拍の組み合わせを持ったフォックストロットが進化し、米国で流行した。さらに同時期の流行ダンスのチャールストン(Charleston)とも組み合わさることで、欧州でも流行する。

Vernon and Irene Castle, c. 1910-1918.

1912年、カッスル夫妻はそれまでの小走りのダンスに日常的な歩行の動きをプラスし、「カッスルウォーク」という歩行中心のスタイルを考案し注目を集めた。この踵と爪先を使うステップは、当時の多くのダンス(ワルツなど)にも影響をあたえたが、ワンステップとその発展系のフォックストロットが特に恩恵を受けている。フォックストロットが一時の流行の若者の激しいダンスで終わらなかったのは、この歩行ムーブメントのおかげであった。「カッスル夫妻」(原題:The Story of Vernon and Irene Castle)の物語は、フレッド・アステアジンジャー・ロジャースの共演で映画化されている。

脚注

  1. ^ フォックストロット - コトバンク
  2. ^ 現在では、アメリカンスタイルダンスの1種目としてフォックストロットが認知されてきているが、インターナショナルスタイルダンスの愛好家は、情報を英国の競技ダンス指導者からのみ取り入れてきた歴史から、仲間内の符丁としてスローフォックストロットの略称としてこの呼称を使い、近年までオリジナルのフォックストロットの存在を知る者がほとんどいなかった。
  3. ^ ハリー・フォックスの命名は、英米はじめ世界のダンス協会が公認している。狐説は、日本人などの当事国外が著者の一部の文献などでしか見かけることはない。

関連項目


フォックストロット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 18:12 UTC 版)

死がふたりを分かつまで」の記事における「フォックストロット」の解説

警察犬並と形容される程の嗅覚持っているコードネーム長いため、フォックスという略称で呼ばれている。

※この「フォックストロット」の解説は、「死がふたりを分かつまで」の解説の一部です。
「フォックストロット」を含む「死がふたりを分かつまで」の記事については、「死がふたりを分かつまで」の概要を参照ください。

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