Eine Tanzsuiteとは? わかりやすく解説

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シュナーベル:ダンス組曲

英語表記/番号出版情報
シュナーベルダンス組曲Eine Tanzsuite作曲年: 1920/21年  出版年: o.D.年  初版出版地/出版社Association for the Promotion of New Music; New Jersey  献呈先: Walter Kauffmann und Wera Schapira

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
フォックス=トロット FoxtrotNo Data No Image
第一休止 Erste RastNo Data No Image
ワルツ WalzerNo Data No Image
第二休止 Zweite RastNo Data No Image
朝に Auf MorgenNo Data No Image

作品解説

2010年9月 執筆者: 畑野 小百合

 シュナーベルピアノ作品の中では比較的はっきりとした調性備えており、気楽で軽妙洒脱な雰囲気をもった作品である。ヴェラ・シャピーロとヴァルター・カウフマンの婚礼に際して作曲され、エドゥアルド・エルトマンによって初演された。組曲構成する5曲にはそれぞれ副題付けられ初対面男女組曲進行に従って次第親密さ増していく過程示唆されている。
 〈フォックストロット出会い)〉と名づけられた第1曲は、陽気なシンコペーション・リズムを主体とし、一見堅実であるかに思われる音楽進行が、半音階的転調によって翻る。第2曲は〈第一次休止誘い)〉のタイトルをもち、色艶豊かで緩やかなワルツ自由な伸縮伴って発展する第3曲は、明朗なワルツとピアニスティックな装飾ちりばめた緩徐部から複合的に構成されており、そのユーモア色彩富んだドラマラヴェルの《ラ・ヴァルス》すら想起させる小節線なしで記譜されている第4曲は、単声による低声部と三和音ないし6度基本とする上声部が音域的にもリズム的にも乖離し、2つの声が個別夢の中移ろうかのようである。それを受けた第5曲決然とした性格をもち、多様な技巧駆使することによって冒頭示されテーマ複雑に展開されながら、華やかなクライマックス形作られる




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