ダダ
だだ
ダダ【(フランス)dada】
だだ【駄駄】
ダダ
【英】:DADA
第一次大戦中、ヨーロッパおよびアメリカに起った運動。1916年、チューリヒのキャバレ・ヴォルテールで、トリスタン・ツァラ、ジャン・アルプらが、辞典の一頁から偶然に拾った言葉「ダダ」を用いた。大戦の不安のなかで、合理主義文明とその社会体制を否定し、破壊しようという運動で、おびただしいデモンストレーションとスキャンダルを通じて「なにも意味しない」虚無のダダを唱えた。この否定の精神は、ドイツではヒュルゼンベック、グロスらにより政治的色彩を濃くした。またニューヨークでマルセル・デュシャン、ピカビアらが写真のコラージュや、レティ・メイドのオブジェを使った時期をニューヨーク・ダダと呼ぶが、デュシャンの芸術そのものへの否定精神(反芸術)は、第二次大戦後の若い作家に受け継がれた。さらに1919年にケルンでエルンスト、アルプらが起したダダ運動は、偶然性や意識下の世界を通じて、のちにシュルレアリスムや抽象表現主義への道をひらいた。
ダダ
ダダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/09 14:37 UTC 版)
ダダ(Dada)
- 革新的な芸術運動の一つダダイスム、またはその信奉者の総称「ダダイスト」のこと。
- ダダ (ウルトラ怪獣)(三面怪人ダダ) - 『ウルトラマン』第28話「人間標本5・6」、及び『ウルトラマンパワード』第8話「侵略回路(The Dada Effect)」などに登場する怪人(ないし怪獣)の1人。命名は、上記の芸術運動に由来する。
- DA-DA - 松竹芸能所属のお笑いコンビ。
- 駄々(だだ) - 分別を欠いたわがままな言動・態度。「駄々をこねる」などの慣用句も作る。
- DADA - RADWIMPSの12枚目のシングル。
- DADA (ラッパー) - 日本のラッパー。
- ダダ (会社) - テレビ番組の大道具を製作する美術製作のプロダクション。
- DADA! - 吉田聡の漫画作品。
- ダダ星 - 特撮テレビドラマ「宇宙鉄人キョーダイン」に登場する架空の星で、この星から侵略者が来た。
関連項目
ダダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 22:14 UTC 版)
「ウルトラ怪獣擬人化計画」の記事における「ダダ」の解説
コレクションを集めるのが趣味で、ギャンブラー気質がある。ベムスターから「ダダちゃん」と呼ばれている。
※この「ダダ」の解説は、「ウルトラ怪獣擬人化計画」の解説の一部です。
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「ダダ」の例文・使い方・用例・文例
- 子どもがダダをこねる
- ダダイズムと超現代的な芸術
- 無意識の考えおよび夢を表わすために空想的なイメージおよび不合理な並置を使用した芸術家および作家(ダダイズムから発展して)の20世紀の動き
- チューリッヒのダダイズムの共同創設者であったアルザス人の芸術家で詩人
- 画家(ドイツ生まれ、フランスと米国に居住)で、ダダイズムの共同創設者
- フランスの詩人(ルーマニア生まれ)で、ダダ運動の共同創設者のうちの1人(1896年−1963年)
- ダダイズムを信奉する芸術家
- ネオダダという美術表現傾向
ダダと同じ種類の言葉
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