tusk
「tusk」の意味・「tusk」とは
「tusk」とは、象牙とも呼ばれる、象やイノシシ、ワルラスなどの動物が持つ長大で鋭い歯のことを指す。これらの歯は主に防御や攻撃、食物の探索などに使われる。例えば、象は「tusk」を使って木の皮を剥ぎ取り、食物を得る。「tusk」の発音・読み方
「tusk」の発音は、IPA表記では /tʌsk/ となる。IPAのカタカナ読みでは「タスク」、日本人が発音するカタカナ英語では「タスク」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「tusk」の定義を英語で解説
「tusk」は、"A long pointed tooth, usually one of a pair, projecting outside the mouth of certain animals such as elephants, walruses, or wild boars."と定義される。これは、「通常一対で、象やワルラス、イノシシなどの動物の口から突き出た長く尖った歯」という意味である。「tusk」の類語
「tusk」の類語としては、「ivory」がある。ただし、「ivory」は象牙そのものを指し、特に加工された状態を指すことが多い。例えば、ピアノの鍵盤や美術品などに使われる。「tusk」に関連する用語・表現
「tusk」に関連する表現として、「ivory trade」(象牙取引)がある。これは、象牙を商業的に取引する行為を指す。また、「tuskless」は、象牙を持たない状態を指す。「tusk」の例文
以下に「tusk」を用いた例文を10個提示する。 1. The elephant used its tusk to strip the bark off the tree.(象はその牙を使って木の皮を剥がした。)2. The walrus has long tusks.(ワルラスは長い牙を持っている。)
3. The poacher was arrested for selling elephant tusks.(密猟者は象の牙を売っていたため逮捕された。)
4. The museum displayed a pair of tusks from an extinct mammoth.(博物館は絶滅したマンモスの牙の一対を展示していた。)
5. The ivory carving was made from a single tusk.(象牙彫刻は一本の牙から作られた。)
6. The wild boar charged with its tusks.(野生のイノシシはその牙で突進した。)
7. The tuskless elephant was a rare sight.(牙のない象は珍しい光景だった。)
8. The tusk of a narwhal is actually a long, twisted tooth.(ユニコーン鯨の牙は実際には長くてねじれた歯だ。)
9. The hunter was gored by the boar's tusk.(猟師はイノシシの牙に突かれた。)
10. The tusk was sawed off for the ivory trade.(象牙取引のために牙が切り落とされた。)
Tusk
牙
(tusk から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/12 14:26 UTC 版)



牙(きば)は、動物が口に持つ、骨格と同一または近い組織でできた、大型で細長い錐形の器官。口器の一種である。
哺乳類の牙
哺乳類の牙は、普段は口の中に隠れる場合(イヌやサル、カバなど)、普段から口からはみ出て見える場合(ゾウ、イノシシなど)があり、具体的な例は以下のとおり。
- 陸生食肉目(イヌ科、ネコ科など) - 両顎犬歯。より発達しているのは上顎犬歯。
- イノシシ - 両顎犬歯。外部から目立つのは上顎犬歯だが、咬耗により下顎犬歯の方が鋭い。
- バビルサ - 両顎犬歯。雄の上顎犬歯は顔面の組織を貫き体外に出る。
- カバ - 両顎犬歯・切歯。最も発達しているのは下顎犬歯。
- ゾウ(インドゾウの雄、アフリカゾウの雌雄) - 上顎切歯。象牙と呼ばれる。
- セイウチ - 上顎犬歯。
- イッカクの雄 - 左上顎切歯。前方にまっすぐ突き出す。
- デイノテリウム(絶滅) - 下顎切歯。反り返って下向きに伸びる。
- ヒト-犬歯としてその痕跡を留めている。犬歯は牙が退化したもので、特徴として他の歯に比べ性差が明らかで、平均的に男性のほうが女性よりも6%程度犬歯が大きく鋭くなっている。
肉食動物は長くて発達した犬歯、または切歯(門歯)で獲物を捕らえ、食いちぎり食べる器具として使われる。特に最初にかみついた際に獲物に突き刺さり、有効な傷を与えると共にその体を固定する役割を果たす。そのため、口からはみ出るような牙を発達させた捕食動物の例が過去にあり、スミロドンなどのサーベルタイガー類はその代表的な例である。
草食動物では土を掘って根やイモを探し、あるいは樹皮を剥いで食べるのに使われる。両者で天敵に対しての攻撃または威嚇器官として、また、メスを巡る雄同士の戦いに使われる例も多い。そのため、雌雄共に牙がある場合でも、雄で特に良く発達する例が多い。
ヘビの毒牙
ヘビ類の歯は発達して牙状の構造をとっている。これは哺乳動物における牙と同じように突き刺さる効果はあるが、食いちぎったり噛み切ったりと言うことはできない。細すぎる上に歯根がないため、往々にして折れたり抜けたりするためである。
なかには毒腺と連携して毒牙と呼ばれる器官になっている種類もある。一般に毒ヘビと呼ばれる類のものである。牙に毒を通すための溝が縦に入っている毒牙を溝牙(英語:grooved fang)といい、コブラ科(ウミヘビ科として分割する説もあり)が持つ。トンネルが縦に入っている毒牙を管牙(英語:perforated fang)といい、クサリヘビ科などが持つ。溝牙では、牙であけた穴に牙の根元につながった毒腺から液体毒を溝に伝わせて流し入れる。管牙では根元からトンネルに液体毒を注入し、牙の先にあるスリット状の穴から毒を注入する。管牙は弱く繊細な構造であるため、管牙を持つ毒蛇はスペアのような役割を果たす副牙を持つ。
節足動物の口器
節足動物では、クモ類で大鰓などの口器の一部が著しく発達したものを特別に牙という場合がある。クモでは毒の注入に使われる。
他言語での牙
英語では、牙を意味する語が2つあり、肉食動物の捕食用の犬歯をfang(ファング)、イノシシやセイウチの犬歯やイッカクやゾウの切歯をtusk(タスク)という。哺乳類以外では、ヘビやクモなどの牙はfangである。
中国語では、「牙(ヤー)」は歯全般を意味する。たとえば、歯科のことを牙科という。日本語での牙の意味では「獠牙(リャオヤー)」という。なお、日本語での意味のほうが古い用法である。
Tusk
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 03:18 UTC 版)
「キラーインスティンクト」の記事における「Tusk」の解説
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