hepatitis Bとは? わかりやすく解説

B型肝炎

Hepatitis B

概略B型肝炎ウイルス(HBV)によって引き起こされる肝臓病の総称。 

自然歴無症候性キャリア多く母子感染よるもので、肝炎発病せずに過ごすものもある。一方で慢性活動性肝炎肝硬変肝臓癌に進むことがあるウイルス持ち続ける人の頻度日本では人口1%前後老人になるまでに一度でも感染したことがある人は20%に及ぶ。 

感染予防妊婦検診キャリア判定されたら、赤ちゃんにワクチンHBs抗体(HBIG)を注射してキャリアになるのを防ぐことができる。献血検査をするようになったため、輸血による感染激減した残り性行為感染医療者事故があるが、ワクチン利用することができる。 

【URL】http://www.vhfj.or.jp

《参照》 HBV母子感染輸血性感染症ワクチン


B型肝炎の治療

Hepatitis B, Treatment of

【概要】 B型肝炎ウイルス排除目的は、慢性肝炎からの進行を防ぐことである。まずB型肝炎自然経過特異性注目が必要。成人みられる急性肝炎多く自然治癒する。劇症肝炎の治療は治癒傾向なければ肝臓移植となる。キャリアからのセロコンバージョンによる急性憎悪沈静化見届ける必要があるキャリアからの慢性肝炎肝硬変肝臓癌への進行食い止めるために、インターフェロン逆転写酵素阻害剤使用されている。ただしB型肝炎場合肝硬変がなくても癌が発生することもある。 

【詳しく】 インターフェロンの有効率10%前後抗HIV薬であるラミブジン(商品名ゼフィックス)、アデホビル(商品名ヘプセラ)が著効保険適応がある。エンテカビル(商品名バラクルード)は認可待ちである。ゼフィックス場合途中で治療を中止すると、HBV急激な増加起こり肝炎劇症化することがある半年から2年治療を続けていると、HBV-DNAポリメラーゼ活性中心である「YMDD motif」のメチオニンがイソロイシンかバリンに変異すると3TC耐性となる。テノヒビルとエムトリシタビンHBVに効果があるが、保険適応申請していない。 

【URL】http://www.vhfj.or.jp

《参照》 インターフェロンラミブジンワクチンエムトリシタビンテノホビルアデホビル


「Hepatitis B」の例文・使い方・用例・文例

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