自然歴とは? わかりやすく解説

自然歴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 06:16 UTC 版)

う蝕」の記事における「自然歴」の解説

う蝕エナメル質限局している間、一般にう蝕無痛であり、象牙質達することにより、象牙細管露出をみて初め歯痛覚えることが多い。このときの痛み象牙細管内の痛覚神経終末対す直接刺激や、象牙細管内の組織液圧力変化による歯髄痛覚神経終末対す刺激が起こることによるものと考えられている。 う蝕歯髄まで到達するまでの過程においては歯髄炎併発することによる激し自発痛が発生する場合がある。歯冠崩壊によりう蝕歯髄まで到達する髄腔内圧が下がるため、自発痛は一時的に消退する。 歯髄腔感染した状態を放置し続けると、歯質崩壊著しくなり、根尖まで細菌感染が至る結果となり、歯根膜炎引き起こすことによる拍動感を伴った鈍痛生じことがあるこの後根尖周囲歯根嚢胞歯根肉芽腫生じることがあり、感染程度によっては歯瘻が出来ることもある。 やがて歯質崩壊進み、残根状態になると、人体異物排除機転により自然脱落に至る。

※この「自然歴」の解説は、「う蝕」の解説の一部です。
「自然歴」を含む「う蝕」の記事については、「う蝕」の概要を参照ください。

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