correspondent
「correspondent」とは・「correspondent」の意味
「correspondent」は、主に報道関係で使われる英単語で、特派員や通信員という意味である。動詞「correspond」から派生しており、ある特定の地域や分野に関する情報を報道機関に提供する役割を担っている。覚え方としては、「correspond」が「対応する」という意味であることから、「情報を対応する人」と覚えると良いだろう。「correspondent」の発音・読み方
「correspondent」の発音は、/kɔ̀ːrəspɑ́ndənt/である。アクセントは「spond」の部分に置かれる。「correspondent」の語源・由来
「correspondent」は、ラテン語の「correspondere」が語源であり、これは「一致する」や「対応する」という意味である。英語では、17世紀に「correspond」が登場し、その後「correspondent」が特派員や通信員という意味で使われるようになった。「correspondent」を含む英熟語・英語表現
「correspondent」を含む英熟語や英語表現には、以下のようなものがある。 1. foreign correspondent:外国特派員 2. news correspondent:ニュース通信員 3. sports correspondent:スポーツ通信員 4. financial correspondent:財務通信員 5. science correspondent:科学通信員「correspondent」に関連する用語の解説
「correspondence」とは
「correspondence」は、「correspondent」の名詞形であり、文通や連絡、一致といった意味がある。また、書簡や通信という意味も含まれる。「correspondent bank」とは
「correspondent bank」は、日本語で「相互銀行」と訳されることが多く、異なる国や地域にある銀行同士が、取引や業務を行うために協力し合う関係を指す。「war correspondent」とは
「war correspondent」は、戦争特派員のことであり、戦場や紛争地域での出来事を報道機関に提供する役割を担っている。「correspondent」の使い方・例文
1. The foreign correspondent reported on the political situation in the country.(外国特派員はその国の政治状況について報道した。) 2. She aspires to become a news correspondent for a major network.(彼女は大手ネットワークのニュース通信員になることを目指している。) 3. The sports correspondent provided updates on the latest football matches.(スポーツ通信員は最新のサッカー試合の情報を提供した。) 4. The financial correspondent analyzed the recent stock market trends.(財務通信員は最近の株式市場の動向を分析した。) 5. The science correspondent wrote an article about the latest discoveries in space exploration.(科学通信員は宇宙探査の最新の発見についての記事を書いた。) 6. The war correspondent risked his life to report on the conflict.(戦争特派員は紛争を報道するために命を危険にさらした。) 7. The correspondent interviewed local residents about the impact of the natural disaster.(通信員は自然災害の影響について地元住民にインタビューを行った。) 8. The correspondent provided exclusive information about the ongoing investigation.(通信員は進行中の捜査に関する独占情報を提供した。) 9. The correspondent covered the presidential election in detail.(通信員は大統領選挙を詳細に取材した。) 10. The correspondent shared his insights on the cultural differences between the two countries.(通信員は二つの国の文化的な違いに関する洞察を共有した。)特派員
特派員(とくはいん)とは、国・地域など、その地に特別に派遣された報道局員。とりわけ、新聞・雑誌・放送局などの報道機関から自国外に派遣されて、取材に当たる記者のことを指す[1]。ただし、メディアによっては「特派員」と表記されることがなくなっている。
種別
外国特派員
一般に外国に派遣される特派員。派遣先に応じてニューヨーク特派員、パリ特派員などと表記される。
国外に記者を派遣して遠隔地の情報も報道するようになったのは1850年代より前であるが、キャサリン・ウォーターズは1850年代にチャールズ・ディケンズが編集を務めた雑誌『家庭の言葉』の特派員がディケンズ流の文章を書く方法を学んだことがで新しい報道が生まれたとしている[2]。
ジョン・ドルーも1850年代の特派員、特にディケンズの下で活動した特派員の記事が事実主義から個人的な体験談を伝えるようになったと指摘しており、19世紀半ばの特派員とそれ以前の特派員には違いがあり変化があったとされる[2]。
戦争特派員
特に戦地に派遣される特派員。ベトナム戦争では各国の戦争特派員が戦地を取材した[3]。
災害特派員
特に大規模災害の被災地に派遣される特派員[4]。
脚注
- ^ 大辞泉
- ^ a b 原田 昂「A Tale of Two Citiesにおいて物語化される体験と群衆形成―19世紀の報道特派員の手法をめぐって」『英米文化』第51巻、英米文化学会、2021年、41-79頁。
- ^ 宝利尚一「米欧メディアの戦争報道(上)」『北海学園大学人文論集』第29巻、北海学園大学、2004年11月30日、41-79頁。
- ^ “「災害特派員」は何を伝えてきたか~これまでの10年、これからの10年~”. 東京都人権啓発センター. 2023年8月8日閲覧。
関連項目
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