ダブリュー‐エム‐ブイ【WMV】
読み方:だぶりゅーえむぶい
《Windows Media Video》米国マイクロソフト社が開発した映像データの符号化形式。ウインドウズメディアプレーヤーで再生できる。
WMV
読み方:ダブリューエムブイ
別名:ウィンドウズメディアビデオ
WMVとは、Microsoftが開発した映像圧縮符号化方式(コーデック)の名称である。WMVによって圧縮変換された音楽ファイルには「.wmv」の拡張子が付く。
WMVはWindowsをプラットフォームとするマルチメディア関連技術であるWMT(Windows Media Technologies)配信を構成する技術の一つとして発表された。Windows Media Playerが標準対応しているため、Microsoftの音声コーデックであるWMTと共に一般的に用いられており、また、インターネットを通じた映像のストリーミング再生にも適した形式とされている。
WMVのバージョン9(WMV9)では、それまでのバージョン(WMV8)に比べて画質が数割程度向上し、ファイルの圧縮率も高まったとされている。ファイルサイズはMPEG-4と比較するとおよそ半分程度になるという。
WMV9をベースとしたビデオコーデックの仕様は、米国映画テレビ技術者協会(SAMPTE)に提出され、VC-1の名称で規格化されている。VC-1はBlu-ray Discなどの規格においても採用されている。
参照リンク
Microsoft Windows Media:Windows Media ホーム - (Microsoft)
Windows Media Video
(WMV から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/16 07:11 UTC 版)
Windows Media Video(ウィンドウズ・メディア・ビデオ、略称WMV)は、マイクロソフトがWindows Media Formatの中核をなすものとして開発したビデオコーデック。オーディオコーデックとしてWindows Media Audio(WMA)があり、一般にはWMVとWMAの組み合わせが用いられる。
- 1 Windows Media Videoとは
- 2 Windows Media Videoの概要
- 3 脚注
- WMVのページへのリンク