VFR800F
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 08:01 UTC 版)
2014年4月14日発表、同月18日発売。型式名EBL-RC79。 日本国内での販売は約6年ぶりとなる新型モデルで、RC46型からフルモデルチェンジを実施し先行発売されていたヨーロッパ仕様とほぼ同一仕様である。RC46型からは以下の変更を実施。 カウルデザインを全面変更しLEDヘッドライトを搭載 テールランプならびにストップランプもLED化 フレームは従来からのアルミツインチューブを継承しながらもシートレールは軽量化の観点からアルミダイキャスト製に変更 スイングアームは片持ち式プロアーム形状を「やぐら型」に変更し、ねじれ方向の剛性バランスを最適化 シート高は車載工具使用で809mm・789mmの2段階調節が可能な機構を採用 オプションのアジャストプレートを追加することでグリップ位置を変更可能なセパレートハンドルを装着 過剰な後輪駆動力を抑えるTCS・ETC車載器・グリップヒーター・ウインカーオートキャンセラーを標準装備 メーターパネル内にシフトポジションインジケーターと燃費計を装備 オプションでクラッチ操作不要でシフトペダル操作のみでシフトアップが可能なクイックシフターを設定 マフラーをデュアルセンターアップから右側1本出しへ変更 エンジンは低中回転域の出力向上から吸排気系とバルブタイミングを見直したRC79E型に変更 日本国内の馬力規制撤廃によりエンジンスペックはヨーロッパ仕様とほぼ同一最高出力へ向上 カラーリングは当初ヴィクトリーレッドとダークネスブラックメタリックの2色が設定されたが、2015年02月6日発表、同月13日発売でパールグレアホワイトが追加された。 2016年には一旦受注終了となったが、2017年1月13日発表、同月16日発売で2017年モデルが公表された。2016年まで製造販売されたモデルからは以下の変更点がある。 ※この書体はVFR800F・X共通の変更点。 最高出力107ps/10,250rpm・最大トルク7.9kgf・m/8,500rpmへ向上 マフラー内部構造を従来の3室構造から2室構造に変更した異形テーパー形状としコンパクト化 左カウル部に定格12V/3A/36Wまでのアクセサリーソケットを標準装備化 前後ホイールのエアバルブをL字タイプに変更 平成28年自動車排出ガス規制に適応させ型式名を2BL-RC79へ変更 WMTCモード燃費値(クラス3-2)18.2km/L→19.2km/Lへ向上 メインフレーム・フロントブレーキディスクハブ・フロントアクスルホルダーを黒色で統一 車体色にデジタルシルバーメタリックを追加し、全4色設定 2018年11月30日発表で以下のマイナーチェンジを実施。 ETC車載器を2.0へバージョンアップ 車体色は2種類・消費税8%込希望小売価格とした上で以下のスケジュールで発売 .mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{} ヴィクトリーレッド:1,419,120円/2018年12月14日 パールグレアホワイト(ストライプ):1,494,720円/2019年3月8日
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