Trumpetとは? わかりやすく解説

trumpet

別表記:トランペット

「trumpet」の意味・「trumpet」とは

「trumpet」は、音楽の世界頻繁に登場する単語である。基本的な意味としては、金管楽器一つである「トランペット」を指す。形状細長く先端広がった形をしており、音を出すためには口で息を吹き込むまた、象などの動物が鼻を高く上げて鳴き声を出す様子を表す際にも「trumpet」という単語用いられる

「trumpet」の発音・読み方

「trumpet」の発音は、IPA表記では /ˈtrʌmpɪt/ となる。これをカタカナ置き換えると「トラムピット」となる。日本人発音する際のカタカナ英語では「トランペット」と読むのが一般的である。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「trumpet」の定義を英語で解説

「trumpet」は、英語で定義すると"a brass musical instrument with a flared bell and three buttons pressed to make different notes"となる。これは、「フレア状のベルと、異なる音を出すために押す3つのボタンを持つ金管楽器」という意味である。

「trumpet」の類語

「trumpet」の類語としては、「cornet」、「bugle」、「horn」などがある。これらは全て金管楽器を指す単語であり、「trumpet」同様、音楽文脈頻繁に用いられる

「trumpet」に関連する用語・表現

「trumpet」に関連する用語としては、「brass」、「wind instrument」、「orchestra」などがある。「brass」は金管楽器全般を指す言葉で、「wind instrument」は息を吹き込むことで音を出す楽器全般を指す。「orchestra」はオーケストラ意味しトランペット演奏される場所としてしばしば登場する

「trumpet」の例文

1. He plays the trumpet in the school band.(彼は学校バンドトランペット演奏する
2. The elephant trumpeted loudly.(象が大きな声で鳴いた
3. The trumpet is a popular brass instrument.(トランペット人気のある金管楽器である)
4. The sound of the trumpet echoed through the hall.(ホールトランペットの音が響き渡った
5. He polished his trumpet before the concert.(彼はコンサート前にトランペット磨いた
6. The trumpet player stood up for his solo.(トランペット奏者ソロのために立ち上がった
7. The trumpet is often used in jazz music.(トランペットジャズ音楽でよく使われる
8. The trumpet section of the orchestra is very important.(オーケストラトランペットセクションは非常に重要である)
9. He practiced the trumpet every day to improve.(彼は上達するために毎日トランペット練習した
10. The trumpet has a unique and powerful sound.(トランペットは独特で力強い音色持っている

トランペット【trumpet】

読み方:とらんぺっと

金管楽器の一。管を長円形に巻き吹き口カップ状で先端朝顔形に開く。三つバルブ音高変える

トランペットの画像

トランペット[trumpet / tpt]

トランペットはオーケストラはじめとして吹奏楽ジャズ軽音楽に至る幅広いジャンル用いられる非常にポピュラー楽器である。現在ではBb管とC管が最も一般的だが、高音用のより小型楽器設計されている。自然倍音しか出せない無弁の時代トランペット奏者クラリーノ奏法呼ばれる唇の調節のみで高音域を駆使する名人芸誇っていた(例:バッハの「ブランデンブルク協奏曲第2番」)。古典派の時代には、トランペットはオーケストラ定席占めようになったが、同時にこのような名人芸衰退し使用音域下げられて、ティンパニとともに合奏音力リズムを補うのみの役目となった。しかし19世紀バルブ導入されてからは、音階が奏出できないという難点解消されオーケストラ金管セクション拡充とも相まって、トランペットはオーケストラにおける最も輝かし楽器へと変貌した。その音色硬く透徹力に富み、全オーケストラの強奏と互角に渡り合うことも可能である。

トランペット

(Trumpet から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 06:40 UTC 版)

トランペット(英:trumpet)は、オーケストラ吹奏楽ジャズポップスなどで広く用いられている金管楽器の一種である。略称は「Tp」など。西洋の金管楽器族の最高音域を受け持つ。同音域を演奏する同属楽器にコルネットフリューゲルホルンがあり、多くの場合トランペット奏者が持ち替えて担当する。


出典

  1. ^ a b 下中直也(編)『音楽大事典』全6巻、平凡社、1981年
  2. ^ YAMAHA楽器解体全書
  3. ^ フランソワ・デュボワ、『楽器の科学』、講談社ブルーバックス、2022年
  4. ^ エドワード・タール、『トランペットの歴史』、ショット・ミュージック、2012年
  5. ^ Trumpet”. www.etymonline.com. Online Etymology Dictionary. 2017年5月20日閲覧。
  6. ^ ヤマハトランペット”. 2023年8月5日閲覧。
  7. ^ 佐伯茂樹 (2010). カラー図解 楽器から見るオーケストラの世界. 河出書房新社. p. 55. ISBN 9784309272184 
  8. ^ a b c Tarr, Edward H. (1993). “The Romantic Trumpet”. Historic Brass Journal 5. https://www.historicbrass.org/publications/hbs-journal?view=article&id=117&catid=36. 
  9. ^ 音楽の友 編「有田正広インタビュー」『ピリオド楽器から迫るオーケストラ読本』佐伯茂樹監修、音楽之友社〈ONTOMO MOOK〉、2017年、10頁。ISBN 9784276962637 
  10. ^ 『新音楽辞典 楽語』より「トランペット」、音楽之友社、1977年

注釈

  1. ^ これを英語でbrass(ブラス)という。
  2. ^ バルブ開放で最も低い音を演奏するとBが出るトランペット。なお、楽譜に記されている音高と演奏される音高が異なる楽器を移調楽器という。
  3. ^ 金管楽器の調性は、バルブがある楽器では開放状態(スライドは出さない状態、キーは全部塞いだ状態)で出る最も低い音で表す。
  4. ^ アルトトランペットとしてカタログに記載されることがある。
  5. ^ 使用例は少ないが、A, B♮, D, F, G調の楽譜も存在する。
  6. ^ これを「長管トランペット」という場合もある。
  7. ^ 「-」でなく「+」のこともある。


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