Platform as a Serviceとは? わかりやすく解説

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サービス‐としての‐プラットホーム

《platform as a service》⇒パースPaaS


パース【PaaS】


プラットホーム‐アズ‐ア‐サービス【platform as a service】

読み方:ぷらっとほーむあずあさーびす

パースPaaS


PaaS

フルスペル:Platform as a Service
読み方パースパーズ
別名:プラットフォーム・アズ・ア・サービスサービスとしてのプラットフォーム

PaaSとは、ネットワーク通じたサービスとして、アプリケーション利用するためのプラットフォーム顧客提供する形態のことである。

PaaSが登場する前にSaaSSoftware as a Service)と呼ばれるサービス形態登場した。これは業務用アプリケーションソフト機能を、インターネット通じたサービスとして提供するのもである。PaaSはSaaS考え方一段深めSaaSにおいてソフトウェア動作させるために必要なOSミドルウェアなどのプラットフォーム部分提供するのであるプラットフォームにはOSなどの他にアプリケーション開発フレームワーク開発環境などが含まれる場合もある。

PaaSを利用することで、企業は独自の業務アプリケーション稼動させるハードウェアOSなどのシステムインフラに不要なコストをかけず、必要な分だけ月額利用料金として払うといった運用可能になる

PaaSはSaaSと共にクラウドコンピューティング、あるいはクラウドサービスの一形態として扱われるまた、SaaSやPaaSよりも一段深くサーバーなどのシステムインフラ部分までサービスとして提供するIaaSInfrastructure as a Service)も登場している。


Platform as a Service

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 14:01 UTC 版)

Platform as a Service (PaaS) とは、インターネットを利用したコンピュータの新しい利用形態の1つである。

PaaSでは、ソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供する。開発者は、プラットフォーム上で構築したサービスを自分の顧客に提供することができる。 具体的には、インフラ、DBMSユーザインタフェースなどのシステム開発手段となるツールや、開発したシステムを運用するための環境をインターネットを通じて「サービス」として提供し、月額使用料などの形で収入を得る事業モデルである。

誕生

PaaSは2007年7月にセールスフォース・ドットコム(現・セールスフォース)が提唱した[要出典]。従来から同社が推進しているSoftware as a Service (SaaS) が、既成またはカスタマイズしたソフトウェアをインターネット経由でサービスとして利用できる形態であったのに対し、更にユーザーのシステムを稼働させる事もできるプラットフォーム自体を、インターネット経由でサービスとして利用できる形態である。

PaaSはSaaSの発展形であり、SaaSと並びクラウドコンピューティングの1種類(または1要素)ともされる。

特徴

実際には、プロバイダ側のデータセンターから提供される仮想化された開発・実行環境を利用する。ブラウザベースの管理ツールとともにインターネット経由でユーザーは利用できる。単なる仮想化技術を使用しただけのInfrastructure as a Service(IaaS、サービスとしてのインフラ)環境とは違い、スケーラビリティや生産性の面で開発者の負荷を大きく減らしている点が特徴である。

ユーザー側の利用形態としては、業務ピーク負荷対応や特定のテスト環境など、一時的にコンピュータ処理能力の拡張が必要な場合の追加リソースとして、あるいは更にユーザー環境にコンピュータを持たない形態などがある。

関連項目

外部リンク


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