Part1『ファントムブラッド』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:53 UTC 版)
「ロバート・E・O・スピードワゴン」の記事における「Part1『ファントムブラッド』」の解説
東洋の毒薬をディオ・ブランドーに売った人物を探しに来たジョナサン・ジョースターに仲間とともに襲いかかるも敗北し、「親を悲しませたくない」と自分たちにあえて手加減して戦ったジョナサンの「甘ちゃん」ながらも紳士的な姿に惚れて親友となる。悪人と善人は「ニオイ」で区別できると、改心した素振りを見せるディオの芝居に対してジョナサンへ注意を呼びかけた。石仮面を被って変貌したディオをはじめとする吸血鬼との戦いではジョナサンやウィル・A・ツェペリの役に立ちたがり、波紋法を使えないことを悔やむところもあったが、旅の経験や元来の精神力の強さを活かして大金槌を武器に屍生人を倒したり、自らの凍傷も厭わず身体を張ってツェペリの凍った腕の治療をするなどの活躍を見せ、「危険が迫れば逃げ出すのではないか」とスピードワゴンを疑っていたツェペリも、後にその姿を認めて謝罪している。ツェペリがタルカスとの戦闘で死亡した後、ツェペリのシルクハットを引き継いで被るようになる。ジョナサンがディオを一旦倒した翌朝、スピードワゴンが石仮面を破壊する。その後日、ジョナサンと彼の妻であるエリナ・ジョースターが客船で新婚旅行に出発するのを他の仲間たちと共に見送ったが、それがジョナサンとの今生の別れとなった。 武器としてはつばの部分が刃になったシルクハットや大金槌を使用していたが、シルクハットはジョナサンとの戦い以降、使用していない。
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Part1『ファントムブラッド』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 08:06 UTC 版)
「ジョナサン・ジョースター」の記事における「Part1『ファントムブラッド』」の解説
身寄りをなくし、ジョースター家の養子となった同い年の少年ディオ・ブランドーとの出会いにより、彼の運命は大きく揺れ動く。ジョースター家の財産乗っ取りを密かに企てるディオは、ジョースター家の正当な跡取り息子であるジョナサンを精神的に追い詰め堕落させるため、ジョナサンの愛犬ダニーを蹴って気絶させたのを手始めにして執拗な嫌がらせを繰り返す。ディオの策略によりジョナサンは次第に周囲から孤立していき、その仕上げとしてジョナサンの恋人・エリナを襲うが、ついに怒りを爆発させたジョナサンはディオに反逆。このとき、はじめてジョナサンはディオに勝利する。 ディオとの出会いから7年後、ジョナサンは身長195cm、体重105kgの巨漢に成長。心身共に立派な紳士として成長を遂げていた。大学ラグビーで活躍する傍ら、考古学を学ぶようになり、少年時代にディオとの喧嘩の際に偶然作動した「石仮面」に興味を持ち、研究していた。この頃にはディオとは友人となっているが、彼自身は幼い頃の体験から、本心からはディオに対して友情を抱けずにいた。 大学卒業間近となって父・ジョージ・ジョースターが突然病に倒れるが、ディオの父親が死の直前に書いた手紙を発見したことで、ディオが実の父親を病に見せかけて毒殺し、そして今回ジョースター卿をも手にかけようとしていることに気づく。ジョナサンは単身ロンドンの貧民街・食屍鬼街(オウガーストリート)に赴き、そこで出会ったゴロツキたちのボス・スピードワゴンの協力のもと、ディオの悪事の証人と解毒剤を携え屋敷に戻るが、追い詰められたディオは(ジョナサンをかばった)ジョースター卿を刺殺し、石仮面の力によって吸血鬼へと変貌してしまう。不死身の怪物と化したディオを倒すべくジョナサンは自ら屋敷に火を放ち、自身も深手を負いながら辛くもこれを倒した。その後偶然にもエリナの働く病院に搬送され、彼女の献身的な看病により意識を回復。実に7年ぶりの再会を果たした。 ディオとの闘いで負った傷がある程度回復し、エリナに付き添われて退院。その直後に、「仙道(波紋)」の達人であるウィル・A・ツェペリと出会う。彼はディオがまだ生きていることをジョナサンに告げ、石仮面に対抗するためには波紋の力が必要であると宣告する。ジョナサンはツェペリに弟子入りして波紋を修業し、これを体得。ディオを追う過程で師であるツェペリを失うが、彼が死ぬ間際ジョナサンに託した力で更なる成長をとげ、ディオとゾンビたちを倒す。 1889年2月2日、エリナ・ペンドルトンと結婚。新婚旅行中の2月7日、密かに生き延びていたディオに客船を襲撃される。致命傷を負い、死の淵に立ちながらもディオの配下を撃破し、船を爆発させることでゾンビたちの掃討を図る。エリナと生き残りの赤ん坊(エリザベス)を逃がすためディオの首を抱いたまま絶命し、客船の爆発に消える。20歳没。
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