カプースチン
1937年ウクライナのゴルロフカに生まれる。小さい頃からピアノ・作曲に興味を持ち始め、14才の時にモスクワに出て本格的なピアノの修業を開始する。音楽高等学校にてA.ルッバーフに、続いてモスクワ音楽院ピアノ科でA.ゴリデンヴェイゼルのクラスに5年間在籍。その間、ラジオ放送ヴォイス・オブ・アメリカを聴き、アメリカ音楽との衝撃的な出会いを経験する。さらにLPレコードを聴きながら次第にジャズに目覚め、やがてこの音楽が自分の創作活動に必要なものだと悟る。1961年モスクワ音楽院卒業と同時にオレグ・ルンドストレーム率いるオーケストラのメンバーとして、作曲をしながら1972年まで演奏活動。1972年~77年は軽音楽オーケストラ、1977年~84年までは映画音楽オーケストラとともに活動した後、公の演奏活動を退いて作曲に専念。オーケストラもしくはビッグバンドとピアノを中心とした初期の作品、ピアノ協奏曲6曲、あらゆる楽器編成の室内楽、ほかに多数のピアノ曲がある。
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