ミダス・タッチ(Midas Touch)
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ヘリックス種(Helix) 最も豪華な金色の中葉でバターカップと並んで黄色斑のアイビーの王様である。 手に触れるものをすべて黄金に変えてしまう伝説のミダス王の指がこのアイビーに触れた、というのがこの名前の由来である。 デンマークが毎年海外に輸出するアイビー苗はおびただしい量にのぼる。その中の一つがこのミダス・タッチだった。 これがイギリスへ入ってきたときラベルにはヘデラとのみ書かれていた。これは一昔前の日本の状況に似ている。 入荷した大量の苗の中にこれを見つけた Burkey 氏はイギリスのアイビー協会を通して調べた。 デンマークではゴールデン・コリブリーの名で売られていることがわかった。 この呼び名は植物の命名の国際規格に合わないのでイギリスでは上記の名前で登録されたがヨーロッパでは現在もゴールデン・コリブリーの名前が使われている。しかし最初に世に出た頃の色合いは失われて全く別物になっている。 その理由はこのアイビーが先祖返りを旺盛に起こすためでコリブリーの特徴である濃いグリーンの枝がたくさん出る。 白斑のホワイト・ナイトと共にこのアイビーはイギリスで厳しく管理されたため現在の姿を残すことができた。 ミダス・タッチは非常にたくさんの先祖返りの枝が出る。(ミダス・グリーン参照) 放置すると1年後にはグリーンの中に金色が散在する状態になる。 グリーンの枝は常に優性遺伝するからすべて枝の付け根から切り捨てる。 切ってもまた別の所からグリーンが顔を出す。 それらを根気強く切り捨て続けると、ある段階でグリーンの出方がぐんと少なくなる。 そこで金色が全面に輝くようになる。 「チョッキン、チョッキン、チョッキンナー」がこれを栽培するコツである。 地植えではどうしてもグリーンの枝が多くなる。鉢植えがよい。 (ホワイト・ナイト参照) |
FOREVER MINE/MIDAS TOUCH
「FOREVER MINE ⁄ MIDAS TOUCH」 | |||||||
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山下達郎 の シングル | |||||||
初出アルバム『SONORITE』 | |||||||
B面 |
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リリース | |||||||
規格 | 12cmCDシングル | ||||||
録音 |
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ジャンル | |||||||
時間 | |||||||
レーベル | MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN | ||||||
作詞・作曲 | 山下達郎 | ||||||
プロデュース | 山下達郎 | ||||||
チャート最高順位 | |||||||
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山下達郎 シングル 年表 | |||||||
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EANコード | |||||||
JAN 4943674054169, ASIN B0006M1830 |
『FOREVER MINE ⁄ MIDAS TOUCH』(フォーエバー・マイン マイダス・タッチ)は、2005年1月19日山下達郎通算40作目のシングル。
に発売された解説
「FOREVER MINE」は映画『東京タワー Tokyo Tower』主題歌として、「MIDAS TOUCH」はフジテレビ系『金曜エンタテイメント』オープニングテーマとしてそれぞれ制作され、両曲とも後にアルバム『SONORITE』に収録された。「FOREVER MINE」は後にオールタイム・ベスト『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』にも収録された。
「FOREVER MINE」は、映画の結末を自分なりに解釈して書いたという。この曲は山下にとって、すべてのレコーディングをDigidesign Pro Toolsで行った最初の作品。山下によればPro Toolsは解像度が良過ぎて、マルチトラック・レコーダーとして使うと、音同士が混ざりにくいので立体感が作りづらいという。今までのアナログ・レコーダーやSONY PCM-3348だと、リバーブをかけたり卓でボリュームを下げたりすることで音がにじんでくれたが、Pro Toolsだとボリュームを下げても音がにじまないので結局、同定位にある音同士が喧嘩を始めてしまう。そのため、この曲の場合はベースが入ると歌を邪魔してうるさいとの理由で外され、リズム・マシンとピアノの弾き語りに、40人のストリングスが乗る構成となった。後に山下は『OPUS』のライナーノーツでこの曲を「不倫の男女が心の中に常に抱えている、死の暗喩についての歌」[2]と書いている。
「MIDAS TOUCH」はもともと、シャウトで歌うつもりの曲だったが、Pro Toolsだと全然思った感じになってくれないとの理由で、アレンジを全面的に変えてSONYのマイクC-800Gでクロースに録ってカーティス・メイフィールドみたいな歌い方でやり直したという。テナー・サックスはレコーディング初参加の山本拓夫。山本は土岐英史の弟子で昔から知ってはいたが、なかなかチャンスがなかったという。起用した理由を山下は「こういうメロウな曲だと彼のトーンが合うかなって」[book 1]と答えている。“MIDAS TOUCH”とはギリシャ神話に登場するミダース王の、触ったもの全てを黄金に変える能力のこと。
本作で久々のオリコンシングルトップ10入りを果たした。
収録曲
全作詞・作曲: 山下達郎。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「FOREVER MINE(フォーエバー・マイン)」(東宝映画『東京タワー Tokyo Tower』テーマソング) | |
2. | 「MIDAS TOUCH(マイダス・タッチ)」(フジテレビ系『金曜エンタテイメント』オープニングテーマ) | |
3. | 「FOREVER MINE (Original Karaoke)」 | |
4. | 「MIDAS TOUCH (Original Karaoke)」 |
クレジット
FOREVER MINE
Words & Music by 山下達郎 |
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Arranged by 山下達郎 |
Strings Arranged by 服部克久 |
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MIDAS TOUCH
Words & Music by 山下達郎 |
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Arranged by 山下達郎 |
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山本拓夫 : Tenor Sax |
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リリース日一覧
地域 | タイトル | リリース日 | レーベル | 規格 | 品番 | 備考 |
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日本 | FOREVER MINE(フォーエバー・マイン) / MIDAS TOUCH(マイダス・タッチ) | 2005年1月19日 | MOON / WARNER MUSIC JAPAN | 12cmCDシングル | WPCL-10152 | カラオケ収録 |
収録アルバム
# | タイトル | リリース日 | レーベル | 規格 | 品番 | 備考 |
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1 | SONORITE | 2005年9月14日 | MOON / WARNER MUSIC JAPAN | CD |
WPCL-10228 | 「FOREVER MINE」「MIDAS TOUCH」を収録 |
2 | OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜 | 2012年9月26日 | MOON / WARNER MUSIC JAPAN |
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カバー
FOREVER MINE
MIDAS TOUCH
脚注
注釈
出典
書籍
その他
- ^ a b c d e “山下達郎/白いアンブレラ / ラッキーガールに花束を” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2019年7月7日閲覧。
- ^ 『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』(【通常盤】3×12cmCD)山下達郎、MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN、2012年。WPCL-11205/7。
外部リンク
- Warner Music Japan
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- 山下達郎「FOREVER MINE/MIDAS TOUCH」 – DISCOGRAPHY
- 山下達郎 OFFICIAL SITE
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- FOREVER MINE [2005] – Discography SINGLE
- その他
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- “映画「東京タワー」公式サイト”. 「東京タワー」製作委員会 (2004年11月17日). 2008年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月1日閲覧。
- Tatsuro-Yamashita-Forever-Mine-Midas-Touch - Discogs (発売一覧)
- Midas Touchのページへのリンク