Heathen

実用日本語表現辞典

heathen

別表記：ヒーゼン

「heathen」の意味・「heathen」とは

「heathen」とは、主に英語圏で用いられる単語である。この単語は、一般的に宗教的な観点から見て、特定の宗教を信仰していない人々、または異教徒を指す言葉として使われる。具体的には、キリスト教やユダヤ教、イスラム教などの一神教を信仰していない人々を指すことが多い。

「heathen」の発音・読み方

「heathen」の発音は、IPA表記では /ˈhiːðən/ となる。IPAのカタカナ読みでは「ヒーズン」、日本人が発音するカタカナ英語では「ヒーゼン」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「heathen」の定義を英語で解説

英語の辞書によると、「heathen」は"a person who does not belong to a widely held religion (especially one who is not a Christian, Jew, or Muslim) as regarded by those who do"と定義されている。これは、「広く信仰されている宗教（特にキリスト教、ユダヤ教、イスラム教）に属さない人々、特にそれらの宗教の信者から見た場合」という意味である。

「heathen」の類語

「heathen」の類語としては、「pagan」や「infidel」などがある。これらの単語も同様に、特定の宗教を信仰していない人々、または異教徒を指す言葉として使われる。

「heathen」に関連する用語・表現

「heathen」に関連する用語としては、「atheist」や「agnostic」がある。「atheist」は神を信じない人を指し、「agnostic」は神の存在について確定的な見解を持たない人を指す。

「heathen」の例文

1. He was considered a heathen by the villagers.（彼は村人たちから異教徒とみなされていた。）
2. The missionary went to spread Christianity among the heathens.（宣教師は異教徒の間でキリスト教を広めるために行った。）
3. The heathen practices were not understood by the Christians.（キリスト教徒たちは異教徒の習慣を理解できなかった。）
4. The heathens were converted to Christianity.（異教徒たちはキリスト教に改宗した。）
5. The heathen tribes lived in the remote areas.（異教徒の部族は遠隔地に住んでいた。）
6. The heathen gods were worshipped by the ancient people.（古代の人々は異教の神々を崇拝していた。）
7. The heathen rituals were fascinating to the anthropologists.（異教の儀式は人類学者たちにとって魅力的だった。）
8. The heathen beliefs were different from the mainstream religions.（異教の信仰は主流の宗教とは異なっていた。）
9. The heathen symbols were found in the archaeological site.（異教の象徴が考古学的な遺跡で見つかった。）
10. The heathen culture was preserved in the museum.（異教の文化は博物館で保存されていた。）

（2023年9月14日更新）

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heathen

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/26 02:00 UTC 版)

「ペイガニズム」の記事における「heathen」の解説

heathenは古英語hæðen（キリスト教徒ではない、またはユダヤ人。古ノルド語のheiðinnと比較されたい）から来ている。heathenを日本語に訳すと邪教（邪宗、邪宗門）となる。歴史的に、この単語はおそらくゴート語の haiþi（荒野に住むもの）の影響をうけている。haiþi はウルフィラの聖書（ギリシャ語からゴート語に翻訳された）の中に、haiþno（優しい女性、マルコ伝 7:26）として現れる。この翻訳はおそらくラテン語の paganus（田舎の住民）に影響されたか、ギリシャ語の ethne（民族、異教徒、異邦人）との類似性から選ばれたものだろう。ゴート語のhaiþiはheath（荒地）とは関係なく、アルメニア語のhethanos（これ自体はギリシャ語のethnosによる）によるのではないかとも長らく示唆されてきた。