GNOMEパネルとは? わかりやすく解説

GNOME パネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/14 13:52 UTC 版)

GNOME パネル
GNOME 2.30でのGNOME パネルの表示
開発元 GNOME
最新版
3.56.0 / 2025年4月26日 (3か月前) (2025-04-26)
リポジトリ
対応OS Cross-platform
プラットフォーム GNOME
サポート状況 サポート中です。
種別 グラフィカルシェル、オープンソース
ライセンス GNU Lesser General Public License
公式サイト wiki.gnome.org/Projects/GnomePanel (英語)
テンプレートを表示

GNOME パネル(グノーム・パネル)は、GNOMEデスクトップ環境の、ランチャーやタスクバーといった機能が提供されるグラフィカルシェルである。GNOME 2ではデフォルトのシェルだった。GNOME 3でも利用可能だが、3ではデフォルトのグラフィカルシェルはGNOME Shellに置き換えられた。

外観

デフォルトでは、GNOMEデスクトップには、2つのパネルが存在する(1つは画面上部であり、他方は反対側の下部にある)。

上部パネルには、通常「アプリケーション」や「場所」、「システム」といった項目が含まれている。これらの項目の中には、通常のアプリケーションやファイルの場所、システムの設定、管理者用の設定ツールへのリンクも用意されている。上部パネルには、ふつう時計やカレンダー、通知領域などもある。

下部パネルは、デフォルトの設定では空の状態である。これは、画面に現れた各々のウインドウを表示するためである。

カスタマイズ

パネルのメニューやボタンは、自由自在にカスタマイズできる。新規のメニューやアイコンを追加可能となっており、この機能はMicrosoft WindowsにおけるWindows Explorer(タスクバー)の場合と同じである。

もともと標準で用意されていないアプリケーションをパネルに追加することも可能である。すなわち、パネルの設定は自由度が大きく、ある項目を移動したり削除することもできる。例えば、Microsoft Windowsのユーザーであれば、Windowsのようにスタート・メニューを画面の下部に配置することもできる。通知領域も同様である。不要であれば、上部パネルを削除することも可能となっているため、Windowsの環境に合わせるようにして使用することができる。

参考文献

関連項目

外部リンク


GNOME パネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:35 UTC 版)

GNOME」の記事における「GNOME パネル」の解説

GNOME 3.0 より前のリリースではGNOME パネルが標準として使われていた。GNOME 3.0以降でも、GNOME パネルは使えるが、GTK2 / bonobo アプレット使えず、GTK3 / D-Bus パネルを使う必要があるMac風のインタフェースを持つGNOME パネルは、タスク管理をするためにデフォルトデスクトップの上下にバー表示するようになっている上のバーには、左端メニューランチャ右端時計表示される。下のバーには、アプリケーション毎のウィンドウ表示されるようになっているバーにはランチャのほかに、パネル・アプレットと呼ばれる常駐型のアプリケーション追加することができ、これはシステムの状態や天気予報など、さまざまな対象モニタする目的によく利用されるその他に利用可能機能としては、複数デスクトップ環境同時に利用可能仮想デスクトップ機能など備えている。

※この「GNOME パネル」の解説は、「GNOME」の解説の一部です。
「GNOME パネル」を含む「GNOME」の記事については、「GNOME」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「GNOMEパネル」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「GNOME パネル」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「GNOMEパネル」の関連用語

GNOMEパネルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



GNOMEパネルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのGNOME パネル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのGNOME (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS