G・M・ナイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 10:20 UTC 版)
G・M・ナイル
ゴパーレン・マダワン・ナイル |
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生誕 | 1944年8月6日(79歳)![]() |
職業 | 実業家 タレント 東京農業大学非常勤講師 |
配偶者 | あり |
公式サイト | G.M.ナイル |
G・M・ナイルことゴパーレン・マダワン・ナイル(1944年8月6日 - )は、インド国籍を持つ日本生まれのインド人実業家、タレント。東京農業大学非常勤講師。
人物・来歴
生い立ち
第二次世界大戦中の1944年、インド独立運動家のA.M.ナイルの次男として、母 由久子の実家の茨城県で生まれた[1]。第二次世界大戦終結後の1947年8月にイギリス領インド帝国が独立しインド共和国の国籍となるが、その後も日本にとどまる[2]。
ナイルレストラン
1968年に東京農業大学畜産学科を卒業したのち、1970年の大阪万国博覧会のインド館で働いた後、父ナイルが東京都中央区銀座に開いたインド料理専門店「ナイルレストラン」の経営を引き継ぎ、またナイル商会の役員として引き継ぎ日本にインド料理を紹介する。
タレント
またその独特のキャラクターが買われて、1970年代以降テレビタレントとしても活躍する。浅井企画に所属し、テレビやラジオ、雑誌等に出演し「日本語がペラペラのインド人、ナイルさん」と親しまれている。「インド人、嘘つかない」というフレーズはG.M.ナイルが始めたネタであり、よく知られている。
「ナイルレストラン」経営の傍、上記のようにテレビタレントや母校の東京農業大学の非常勤講師、講演活動などを行った。また、江戸浄瑠璃の清元節と河東節の公演にも参加している[3]。
現在
タレントとしてテレビやラジオで活躍しつつ、「ナイルレストラン」は2018年に長男のナイル善己[4]が三代目として引き継いだが、下記の事件までは週数回は銀座の店舗に顔を出していた。
2020年10月頃に知り合いの女性に性加害を行ったとして、同年12月より強制わいせつ容疑で捜査が行われ書類送検されたことが、2022年4月14日発売の『週刊新潮』の報道で明らかとなった[5]。2022年4月18日には所属する浅井企画が公式サイトで同日付で「マネジメント契約を解消する」と発表した[6]。
趣味
著書及び共著
- ナイルさんのカレー天国!!(2001年5月、マガジンハウス)ISBN 978-4838713134
- 水野仁輔『銀座ナイルレストラン物語 日本で最も古く、最も成功したインド料理店(P-Vine Books)』(2011年9月23日、スペースシャワーネットワーク)ISBN 978-4860204358
関連書籍
- 伊東家の食卓 使える!裏ワザ大全集〈2005年版〉(2005年3月、日本テレビ放送網)ISBN 978-4820399360
出典
- ^ 『知られざるインド独立闘争—A.M.ナイル回想録(新版)』 河合伸訳、風涛社、2008年 ISBN 978-4-89219-306-4
- ^ 産経新聞 2002年5月21日
- ^ 『銀座ナイルレストラン物語 日本で最も古く、最も成功したインド料理店』P-Vine Books: 水野仁輔、G・M・ナイル
- ^ ナイル 善己 | 所属タレント | 浅井企画|タレント・芸人・文化人 芸能プロダクション
- ^ 態度が豹変し、無理やり… 「ナイルレストラン」名物オーナーの“性加害”を被害女性が告発,デイリー新潮,2022年4月13日
- ^ “所属タレントについてのご報告”. 浅井企画 (2022年4月18日). 2022年4月18日閲覧。
- ^ G.M.ナイル | 所属タレント | 浅井企画|タレント・芸人・文化人 芸能プロダクション
関連項目
- 関根勤 - タレント。1970年代から「ナイルレストラン」に足繁く通っており、浅井企画への橋渡し役となる
外部リンク
「G. M. ナイル」の例文・使い方・用例・文例
- 建国の父 《G. Washington のこと》.
- 彼は信仰の自由と寛容を毅然と支持した‐C.G.バワーズ
- 地面を血で染めた血生臭い復讐心でその協力者たちを追いかけた ? G.W.ジョンソン
- 無産のプロレタリアートの党−G.B.ショー
- 太平洋戦争の分岐点と記された、我々の海軍機動部隊の捨て身の勇敢さ−G.C.マーシャル
- やる気のない、元気がない若い遊び人−P.G.ウッドハウス
- 軽快そうに見える…自分のユーモアで楽しむような男性のように−G.パットン
- 時にはっきりと理解されるもので、時にその意味は不透明であった−H.G.ウェルズ
- 目前の、またはかけ離れた目的もなく‐G.B.ショー
- 伝統のある貴族的な高い教養を持った外交官はひそかにその試みをむしばみました。・・・西洋の民主主義とドイツを結ぶために。−C.G.バワーズ
- 自分のために得をしない限り何もしない人々というのは、時にきわめて効率の良い人である…−G.B.ショー
- ソビエト国家の総括的な研究−T.G.ウィナー
- 連合国は材料不足のために、あらゆる局面で絶望的な状況にあった−G.C.マーシャル
- 現存していないそのオリジナルは上質皮紙に書かれていた−G.B.ソール
- 私たちの記憶力におけるまだ開拓されていない貯蔵庫−G.R.ハリソン
- 教会は、理論上は誤りがなく、全権を有する−G.G.クールトン
- 神聖な王が彼の権力における深刻な失敗で殺されるという習慣−G.フレージャー
- 学ぶのは賢明だ;創造することは神々しい‐J.G.サックス
- 彼女の服は地味で目立たなかった−J.G.カズンズ
- 知覚における分子的因子に対する、ますます多くの詳細によって進め−G.A.ミラー
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