チップチューンとは? わかりやすく解説

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チップチューン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/09 14:29 UTC 版)

チップチューン (: Chiptune) は、コンピュータ音楽の黎明期において厳しい制約のある音源チップのみで作られた音楽のスタイルを志向した音楽ジャンルである。


注釈

  1. ^ PCM音源の前身で、PSG音源よりも多少波形が自由に設定できる程度の性能しか持たない。
  2. ^ 極めて低容量の波形しか使えないため、音質が悪く特有のデジタル感がある。発音用のメモリは、楽器の単音やキャラクターボイスの発音などができる程度の容量しか無い。ファミリーコンピュータに搭載された内蔵音源のDPCMやカートリッジに搭載された拡張音源のADPCMなどが存在した。16ビットゲーム機だが、1988年発売のメガドライブもソフトウェア制御でPCM再生を行えた。
  3. ^ 『オトッキー』内蔵シーケンサなどの簡易音楽ツールは存在する。

出典

  1. ^ 「チップチューンのすべて All About Chiptune: ゲーム機から生まれた新しい音楽」 - ISBN 441661621X
  2. ^ 株式会社ナムコNG編集室「ビデオゲームミュージック発表報告」『季刊NG』第6号、1984年7月25日、9頁。 
  3. ^ 『標準 PC ミュージック用語辞典』 藤井浩、市川信昭著 2006年 ドレミ楽譜出版社 p.44 ISBN 978-4285106701





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