YM2151
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 06:38 UTC 版)
YM2151(FM Operator type - M、OPM)は1983年にヤマハ(1983年当時は主に使用されていたヤマハという名称はブランド名で法人名は日本楽器製造)が同社のMSXパソコン向けとして開発した4オペレータ、同時発音数8音のFM音源IC。同社製MSX専用シンセサイザー拡張ユニット「SFG-01(1983年)」に搭載された。 その後80年代中盤~90年代前半にかけて多くのアーケードゲーム基板に採用され、家庭用ではX1/X1turboシリーズの拡張ボード、それを内包したX1turboZシリーズ、X68000などに搭載された。パッケージは24ピンDIP。既に生産は終了している。
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- 2 YM2151の概要
YM2151(OPM)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/27 01:35 UTC 版)
当時のアーケードゲームで最も一般的だった音源。出力先を左、右、中央に設定でき、OPNには無かったDT2のパラメータにより非整数倍音の音色も生成できるようになった。PCへはX1の拡張ボード(後に標準搭載される様になる。初期より標準搭載されていたPSG3音を併用することで、11音の同時出力が行えた。)やX68000に搭載された。また、X68000では様々な作曲環境や演奏ドライバーがフリーウェアとして発表され、ゲームミュージックのコピーを中心に、パソコン通信などで大きな盛り上がりを見せた。
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