OPM系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 02:09 UTC 版)
4オペレータ。特筆すべきは、基準音の整数倍の周波数から大幅に周波数をずらした正弦波で変調をかけられるようになっている事で、これを実現するパラメータを一般的に「デチューン2」もしくはDT2と呼ぶ。このためシンバル等の金属製打楽器にみられるような非整数倍音成分を含むものなどの音作りが容易になっている。なお、他に「デチューン2」に相当するパラメータを持つFM音源チップに、OPQ、OPU(いずれもポータトーン、ポータサウンドの一部モデルに搭載)がある。 YM2151(OPM) 4オペレータ、8chステレオ。1980年中盤~1990年中盤のアーケードゲーム基板、X1・X68000、一部のMSXなどで使用。特にアーケードゲームでは数多くのメーカーに広く用いられ、PCM音源との併用で使用されることが多かった。 YM2164(OPP) 4オペレータ、8chステレオ DX21、DX27、DX27S、DX100、FB-01、SFG-05、コルグDS-8、707等で使用。
※この「OPM系」の解説は、「FM音源」の解説の一部です。
「OPM系」を含む「FM音源」の記事については、「FM音源」の概要を参照ください。
- OPM系のページへのリンク